アーツ・アンド・クラフツ

実用日本語表現辞典

arts and crafts

別表記：アーツ アンド クラフツ

「arts and crafts」の意味・「arts and crafts」とは

「arts and crafts」とは、美術と工芸を指す表現である。美術は、絵画や彫刻など視覚的な芸術を指し、工芸は、陶芸や織物など手作業による芸術を指す。これらは、美的価値を持つとともに、日常生活に役立つ機能性も兼ね備えている。

「arts and crafts」の発音・読み方

「arts and crafts」の発音は、IPA表記では /ɑːrts ænd kræfts/ となる。カタカナ表記では「アーツ アンド クラフツ」と読む。日本人が発音する際のカタカナ英語では「アーツ アンド クラフツ」となる。

「arts and crafts」の定義を英語で解説

"Arts and crafts" refers to the decorative and functional works of art that are created by hand or by using simple tools. These works of art include a wide range of activities, such as painting, sculpture, ceramics, weaving, and many others. They are not only aesthetically pleasing but also serve practical purposes in daily life.

「arts and crafts」の類語

「arts and crafts」の類語としては、「handicrafts」や「artisanal works」などが挙げられる。「handicrafts」は手作業による工芸品を指し、「artisanal works」は職人の手仕事を指す。

「arts and crafts」に関連する用語・表現

「arts and crafts」に関連する用語としては、「fine arts」や「applied arts」、「folk arts」などがある。「fine arts」は純粋な芸術を指し、「applied arts」は実用的な芸術を指す。「folk arts」は民間伝承の芸術を指す。

「arts and crafts」の例文

1. "She has a great interest in arts and crafts."（彼女は美術と工芸に大いに興味を持っている）
2. "The arts and crafts fair attracted many visitors."（美術と工芸のフェアは多くの訪問者を引きつけた）
3. "He teaches arts and crafts at a local community center."（彼は地元のコミュニティセンターで美術と工芸を教えている）
4. "The museum has a large collection of arts and crafts."（その博物館は美術と工芸の大規模なコレクションを持っている）
5. "Arts and crafts are an important part of our cultural heritage."（美術と工芸は我々の文化遺産の重要な部分である）
6. "She runs a small arts and crafts shop in the city."（彼女は市内に小さな美術と工芸の店を経営している）
7. "The arts and crafts movement had a significant impact on design."（美術と工芸の運動はデザインに大きな影響を与えた）
8. "Arts and crafts activities can stimulate creativity in children."（美術と工芸の活動は子供たちの創造性を刺激することができる）
9. "She is skilled in various arts and crafts."（彼女は様々な美術と工芸に熟練している）
10. "The arts and crafts exhibition showcased the work of local artisans."（美術と工芸の展示会は地元の職人の作品を展示した）

（2023年11月28日更新）

美術用語辞典

アーツ･アンド・クラフツ

イギリスで19世紀後半におきた運動。W.モリスが中心人物。 大量生産で画一化したインテリア､金工品､陶磁器などを手作りで生産し、日常の美的環境を改善しようとした。近代デザインの発祥のきっかけになった。

ウィキペディア

アーツ・アンド・クラフツ運動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/06/28 06:03 UTC 版)

アーツ・アンド・クラフツ運動（Arts and Crafts Movement）は、イギリスの詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリス（1834年-1896年）が主導したデザイン運動で、美術工芸運動とも称される。

ウィキペディア小見出し辞書

アーツ・アンド・クラフツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/12/10 15:56 UTC 版)

「チッピング・カムデン」の記事における「アーツ・アンド・クラフツ」の解説

20世紀初頭、チャールズ・ロバート・アシュビー（en:Charles Robert Ashbee）が1902年ロンドンのイーストエンドから、彼のハンドクラフトの学校とそのギルドの仲間たちと一緒に移ってきて以来、この町は、コッツウォールド・アーツ・アンド・クラフツ運動の中心地となった。ハンドクラフツのギルドは、金属加工を得意とするものの、宝飾品やエナメル、銅、鉄の加工から家具調度品までを扱った。何人かの芸術家や作家たちは、アーツ・アンド・クラフツの人たちが建てた中でも重要なドーバー邸（今では新ドーバー邸と呼ばれているもの）を建てたエッチング職人のF・L・グリッグスと共にこの地に居を定め、ノーマン・ジョーソンと共にカムデン・トラストをたちあげて、ドーバーの丘を開発から守ってきた。イギリスの田舎の暮らしの良さを賛美してきた地方作家のH・J・マシンガムは、この町の近郊に居住している。アシュビーの同僚だったアーナンダ・クマーラスワーミーというスリランカの哲学者で芸術家もブロード・カムデンに住んでいたことがある。ここは、アシュビーが、ノルマン時代の礼拝堂を自分が住むために改修したところである。