その他のねずみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 23:28 UTC 版)
「猫mix幻奇譚とらじ」の記事における「その他のねずみ」の解説
歌のねずみ 吟遊詩人風のねずみで、歌を歌いながら旅を続けている。 パイ・ヤンの自宅のあるポルカ村を気まぐれに襲い、たまたま目についたリオを食べようとしたが、リオの側にいた黒猫の正体が魔法のねずみだったため横取りされてしまう。 時のねずみ 時の流れを行ったり来たりしているねずみ。幼い子供の姿をしているが、昔から姿が変わらないため年齢は不詳。 たまに遊んで欲しくなるらしく、面識のあるプーチェンの元に度々訪れる。本人たちは覚えていなかったが幼少時代のパイ・ヤンや子猫時代のとらじにも姿を見せたことがあった。プーチェン曰く人間に害をなすことは無いそうで、時折とらじたちの前に現れては助言を与えてくれる。 力のねずみ 戦のねずみや雑魚ねずみの頭にあたる、戦のねずみよりも更に大きなねずみたちの総称。 戦のねずみ 雑魚ねずみより大きな体を持つねずみたちの総称。 雑魚ねずみ 戦で兵として戦うねずみたちの総称。倒しても倒してもはじめのねずみに作られるため、一向に数が減らない。 知恵のねずみ 軍隊でいうと参謀のにあたるねずみたちの総称。他のねずみよりは賢く、より手の込んだ罠を張る。 影のねずみ 名前どおり、真っ黒で影のようなねずみ。実体がないまま、敵を唆す。影のねずみがいる付近には、影のねずみの本体がいる。 ハーケンに取引を持ちかけパイ・ヤンたちの部隊を砦からおびき出すよう指示したが、ハーケンが取引に応じなかったため追い込まれ、最後はハーケンに食べられる。 炎のねずみ 体が炎に包まれているねずみ。熱すぎて、敵はもちろん味方さえも近づけない。 水をかけてもすぐに蒸発してしまうため意味をなさず、パイ・ヤンの策で地面に掘った穴に誘い込まれ、上から無数の岩を落とされて倒される。 夢のねずみ 旅人に夢を見させ、誘い込んで食らってしまうとされるねずみ。パイ・ヤンたちの前に現れた際は風呂屋の主人に化けていた。 ねずみに滅ぼされた村を普通の村に見せかけてパイ・ヤンたちを騙したが、とらじに正体を見破られ、噂を聞いてやってきたハッチの助けもあって逆に追いつめられる。最後はとらじに食べられてしまう。 パーツねずみ 体がブロックで出来たねずみたちの総称。集まると建造物の材料になる。完成後も自在に分離することができ、いざという時は仲間のねずみたちと共に戦う。 灯台ねずみ 灯台の旦那ねずみと灯台守の奥さんねずみ、2匹セットで灯台ねずみと呼ばれる。旦那はねずみの形をした頭をもつ巨大な灯台で、目の部分が光っており、霧の中を飛ぶ船の目印となる。奥さんは小さなねずみで、旦那である灯台の中で暮らしている。2匹を引き離すと一緒に死んでしまう特性を持ち、奥さんがとらじに噛みつかれて外に連れ出されたことで倒される。 霧のねずみ 濃い霧を起こす力を持ったねずみ。ハッチからはご主人である少女をさらったとして恨まれている。 ねずみたちが子供をさらう時の目くらましをしており、灯台ねずみが倒された際にパイ・ヤンたちの前に姿を現す。さらった子供たちについてはいちいち覚えていないとの事で、計画が失敗したと見てあっけなく逃げてしまう。 おいはぎねずみ 峠でおいはぎをしていたねずみたちの総称。雨のねずみの子供を捕えて意図的に雨を降らせ、言う事を聞かなければ村を水没させると脅して人間から金品を巻き上げていた。 ファーム村には勇者であるパイ・ヤンの引き渡しを要求したが、事情を知ったパイ・ヤンたちの策により、一網打尽にされる。 雨のねずみの子供 泣くことで雨を降らせる力を持つねずみ。おいはぎねずみたちに捕まって利用されていたが、パイ・ヤンたちによって助けられる。雨のねずみが懸賞金を出して捜索をしていたため、それを見ていたシャルルによって母親のところへ送り届けられた。 鏡のねずみ パ・ミラーモの街にある大きな鏡に化けていたねずみ。本来は小さなねずみで、腹の部分が鏡になっている。 街の人間たちが「ミラーさま」と呼んで崇める守り神の正体で、過去にはパ・ミラーモの発展に貢献したが、その代償として年に1度人間を生贄に捧げるよう命じて鏡に姿を変えていた。自分を丹念に磨き上げてくれるシリカに感謝しており、とらじに正体を暴かれた後はシリカをこれ以上悲しませない為に手鏡になり、永遠の眠りについた。 氷のねずみ ポーラの湖付近で起きた戦の発端となったねずみ。 心優しく美しいねずみで、プーチェンの先祖である領主と愛し合ったが、人をたぶらかしたとして勇者パ・オラに退治される。実は領主との間に子供がいたとされ、その子孫がプーチェン侯爵家であるらしく、侯爵家の人間にのみその伝説が伝わっている。 ぜんまいねずみ パンパイア・パレスに潜んでいた、耳がぜんまいのようになっているねずみ。 猫の「箱を見たら入らずにはいられない」という習性を利用し、巧みにとらじやミラクル三銃士を罠へと誘い込み捕らえてしまう。しかし、ハッチとシャルルの嗅覚であっけなく罠は看破され、最後はパイ・ヤンに切り付けられて倒された。 魂呼びのねずみ 殺しのねずみと対。殺しのねずみの邪魔をし、殺された魂をこの世に呼び戻す役目を担っている。樹齢300年のサルの木を使って生き返らせる。パイ・ヤンの魂を呼び戻した。とらじと銀次、ピョートルから「たまさん」と呼ばれている。 いかずちねずみ/てつのねずみ 子供の姿をした2匹のねずみ。お互いにいっくん、てっちゃんと呼びあい一緒に遊んでいる。人間を悪く思っておらず、うまく距離を取りながら共存していた。2匹の力で強力なマグネッチを発生させており、人間が磁場を聖地としている。ジョゼをおばちゃんと呼び慕っており、とらじ、銀次と楽しく遊ぶ。 住民からは長いこと庭小僧と呼ばれている。
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