さんどう

デジタル大辞泉

さん‐どう〔‐ダウ〕【三道】

読み方：さんどう

１ 「三行(さんこう)」に同じ。

２ 律令制で大学寮に設置された3学科。明経(みょうぎょう)道・明法(みょうぼう)道・算道。

３ 兵家で、兵を用いる三つの方法。正兵・奇兵・伏兵。

４ 仏語。

㋐「三悪道」に同じ。

㋑惑・業・苦のこと。輪廻(りんね)を、煩悩とそれによる行為と、その結果としての苦との三つでとらえたもの。

㋒仏道修行の三段階。聖者の位の見道、修練を積む位の修道(しゅどう)、学ぶべきもののなくなった位の無学道。

㋓意業(いごう)の三悪。貪・瞋(しん)・邪見。

５ 世阿弥が説いた、能を作る場合の3要素。種（素材）・作（構成）・書（作詞・作曲）。

世阿弥の「能作書」の別名。

さん‐どう〔‐ダウ〕【参堂】

読み方：さんどう

［名］(スル)

１ 神仏の堂に参拝すること。

２ 他人を敬って、その家を訪問することをいう語。参殿。「明日—するつもりです」

さん‐どう〔‐ダウ〕【参道】

読み方：さんどう

神社や寺に参拝するために設けられた道。

さん‐どう〔‐ダウ〕【山道】

読み方：さんどう

山中の道。やまみち。

さん‐どう【散瞳】

読み方：さんどう

瞳孔が散大した状態。生理的には暗い所で起こり、病的には脳内出血・緑内障などで起こる。⇔縮瞳。

さん‐どう〔‐ダウ〕【桟道】

読み方：さんどう

山のがけの中腹に棚のように張り出してつくった道。

さん‐どう〔‐ダウ〕【産道】

読み方：さんどう

分娩(ぶんべん)のときに胎児が通過する母胎内の経路。

さん‐どう〔‐ダウ〕【算道】

読み方：さんどう

１ 律令制の大学寮の四道の一。算法を学ぶ学科。

２ 数を計算する方法。算術。

さん‐どう【賛同】

読み方：さんどう

［名］(スル)他人の意見・提案などに、賛成・同意すること。「—を得る」「趣旨に—する」

神社用語集

参道

読み方：さんどう

社寺に参詣するための道のことです。初めの鳥居をくぐって社殿までの道を指しています。参道の中央は正中と呼ばれる神の通り道であり、参拝のときには真中を避けて端を歩くことが礼儀とされています。

妊娠・子育て用語辞典

産道 (さんどう)

分娩のときの赤ちゃんの通り道。骨盤の内側を「骨産道」、子宮下部・子宮頸部・腟・外陰部の一部は「軟産道」です。赤ちゃんが上手に外に出てくるためには、この２つが適切な状態であることが大切。骨産道が赤ちゃんの頭に対して狭い場合は児頭骨盤不均衡）じとうこつばんふきんこう）と呼ばれます。軟産道がかたかったり開きにくいと軟産道強靭（なんさんどうきょうじん）と呼ばれます。

PDQ®がん用語辞書

産道

【仮名】さんどう
【原文】birth canal

子宮から体外へ伸びる筋肉の管。「vagina（膣）」とも呼ばれる。

JMnedict

山同

姓	読み方
山同	さんどう

山道

姓	読み方
山道	さんどう

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さんどう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 09:37 UTC 版)

同音異義語

さんどう

• 【賛同】：他人の意見に同意すること。
• 【散瞳】：瞳孔が開くこと。
• 【産道】：分娩の時に胎児が通過する経路。

Weblio日本語例文用例辞書

「さんどう」の例文・使い方・用例・文例

• みなさんどうですか？
• 皆さんどうぞこちらへおいでください。
• 皆さんどうぞお楽に。
• 金をこんなにたくさんどうする