がんぐ

デジタル大辞泉

がん‐ぐ〔グワン‐〕【玩具／^×翫具】

読み方：がんぐ

遊び道具。おもちゃ。「郷土—」

[補説] 書名別項。→玩具

がんぐ〔グワング〕【玩具】

読み方：がんぐ

津村節子の短編小説。昭和40年（1965）発表。同年、第53回芥川賞受賞。

がん‐ぐ〔グワン‐〕【頑愚】

読み方：がんぐ

［名・形動］おろかで強情なこと。また、そのさま。

「田舎の百姓は正直なれども—なり」〈福沢・文明論之概略〉

世界宗教用語大事典

がんぐ 【玩具】

柳田国男は『こども風土記』で「悉く子どもの遊びは神様の祭りから出ている」といっているが、これは世界共通の事象であり、玩具は宗教の産物であった。古代エジプト時代の墳墓から出土する人形や動物のミニチュアなど、多くは大人の宗教的な目的によって作られたものである。ボールはヨーロッパでは神の形でもあった。一八世紀中頃からクリスマス-ツリーの飾り物に玩具がつるされ、玩具遊びが盛んになった。日本でも、おかめ・ひょっとこ・天狗・狐などの面は神祭に関係するものであり、鈴・笛・太鼓・犬張子などもそうだ。「たこ」は中国からの渡来と考えられるが、昔はこれをあげて農作の吉凶を占った。人形の発生も信仰に起因している。日本では昔は「手遊び」「持ちゃ遊び」といったが（玩具は日露戦争後の称）、漢語には玩器・玩戯の語があり、英語toyにも遊び・戯れの意がある。→ 人形

隠語大辞典

頑愚

読み方：がんぐ

1. 人ヲ識ルノ明ナク、監督不行届ナル官吏。〔第二類　人物風俗〕
2. 人を識る明なく監督不行届なる官吏を云ふ。「がんくや、がんぐれ」の略か。
3. ロボツトの様な役人。前橋。
4. ロボットでしかない役人。〔掏摸〕
5. 愚かな官吏のこと。

分類 掏摸

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

がんぐ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:39 UTC 版)

同音異義語

がんぐ

• 【玩具】【翫具】おもちゃ。
• 【頑愚】頑固で愚かなこと。