かわず

デジタル大辞泉

かわず〔かはづ〕【^×蛙】

読み方：かわず

１ カエルの別名。《季 春》「古池や—飛びこむ水の音／芭蕉」

２ カジカガエルの別名。

３ 能楽の面の一。「善知鳥(うとう)」「阿漕(あこぎ)」などに用いる。

[補説] 奈良・平安時代の用例は、1か2かの種別を特定しにくい場合が多い。また、「かわず」「かえる」両語の語源については諸説ある。

日本語活用形辞書

買わず、支わず、飼わず、交わず

読み方：かわず

ワ行五段活用の動詞「買う」「支う」「飼う」「交う」の未然形である「買わ」「支わ」「飼わ」「交わ」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

買う  » 「買う」の意味を調べる
支う  » 「支う」の意味を調べる
飼う  » 「飼う」の意味を調べる
交う  » 「交う」の意味を調べる

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

能面図鑑

蛙 Kawazu

痩男系の１種。水死人の相を写したと言われる所から名がつく。漁夫の霊など。
使用曲目：『阿漕』『藤戸』

短編小説作品名辞典

かわず

作者秋月達郎

収載図書恋やつれ―深川小町捕物控
出版社ベストセラーズ
刊行年月2005.7
シリーズ名ベスト時代文庫

隠語大辞典

蛙

読み方：かわず

1. 蟇口又は金時計のことをいふ。

分類 犯罪語

蛙

読み方：かわず

1. 鰐口。〔第七類　雑纂〕
2. 蝦蟇口のことをいふ。その開いた口の形が蛙の口によく似て居るから。〔犯罪語〕
3. 〔犯〕蟇口のこと。「ガマ」に同じ。「カヘル」ともいふ。
4. 蟇口を云ふ。蟇は蛙に似たる故。
5. 蟇口。長野　闇屋仲間。
6. 蟇口。〔闇屋〕
7. 蟇口。「蟇蛙」の省略、「蟇蛙」の項参照。〔盗〕
8. 蟇口のこと。

分類 犯、犯罪語、盗／犯罪、闇屋仲間、香具師

蛙

読み方：かわず

1. 金時計。その形から来た言葉。〔刑事〕

分類 刑事

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

JMnedict

川図

姓	読み方
川図	かわず

ウィキペディア

カエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/08 16:42 UTC 版)

カエル（蛙、英語: Frog）は、両生綱無尾目（むびもく、Anura）に分類される構成種の総称。古称としてかわず（旧かな表記では「かはづ」）などがある。英名は一般にはfrogであるが、ヒキガエルのような外観のものをtoadと呼ぶことが多い。

ウィキペディア小見出し辞書

かわず

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/18 16:43 UTC 版)

「ZERO (やまざき貴子の漫画)の登場人物」の記事における「かわず」の解説

カワズと呼ばれている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かわず

出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 10:02 UTC 版)

名詞

かわず【蛙 歴史的仮名遣い:かはづ】

1. （文章語・方言・雅語）蛙（かえる）。
   • 古くは、カジカガエルの異名。後にカエル一般を呼ぶようになった。
   • 古池や蛙（かはづ）飛びこむ水のをと（芭蕉）

成句

• 井の中の蛙
• 井の中の蛙大海を知らず

Weblio日本語例文用例辞書

「かわず」の例文・使い方・用例・文例

• 彼をからかわずにはいられない。
• 私は冷凍野菜はかわずにいつでも生野菜を買います。
• 井の中の蛙(かわず)大海を知らず.
• 角張ったかわずかに分岐した尾と長いとがった翼のあるさまざまなツバメの総称
• 密集したまっすぐであるかわずかにウェーブのある毛並みで覆われ、通常大きく黒く、狩をし、回収行動をするスパニエル
• ショートニングをつかわずイーストでふくらませて焼いた、先細の長くて厚い固まりの甘味のないパン
• 気をつかわず,さらさらと書く
• 面と向かわず,陰でひとり不満をつぶやくこと
• 着陸装置をつかわずに着陸する