三省堂 大辞林 |
かすか 1 【▽幽か/▽微か】
(1)物の形・音などがかろうじて認められる程度であるさま。勢いがなくて、弱々しいさま。
「―な音」「―な記憶」「―に息をしている」
(2)物寂しいさま。人けのないさま。
「人多う住み侍りけるを。今はいと―にこそなり行くめれ/源氏(夢浮橋)」
(3)人目につかぬさま。
「七八人ばかり御供にて、いと―にいで立ち給ふ/源氏(須磨)」
(4)みすぼらしいさま。貧弱なさま。
「―なる渡世に年月かさねしうちに/浮世草子・桜陰比事 4」
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
圠
微
微 |
沕
緲
「かすか」の用例一覧
太宰治 かすかな声 (青空文庫)
太宰治 かすかな声 かすかな声 太宰治 信じるより他は無いと思う。私は、馬鹿正直に信じる。ロマンチシズムに 拠 ( よ ) って、夢の力に拠って、難関を突破しようと気構えている時、よせ、よせ、帯が...
www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1591_18104.html
聖餐 (Wikisource)
かな邂逅が掌をめぐつてゐる 約束にもたれて水をきり 一てきをとほく かたみの鞭になげながら かすかな歴史の肌となる―― 靜かに風が吹いてゐた 小さな惡をとざす神の怒りから 「 http://ja.wikisource.org...
ja.wikisource.org/wiki/聖餐
芥川龍之介 横須賀小景 (青空文庫)
より曇つた工廠の空には虹が一すぢ消えかかつてゐた。僕は 踵 ( かかと ) を 擡 ( もた ) げるやうにし、ちよつとその虹へ鼻をやつて見た。すると——かすかに石油の匂がした。 五分間写真 僕は或晩春の午後、或若...
www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/1135_15288.html
かすかに関連した本
- 私はシャドウ 2 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 か 50-2) 粕谷 紀子 集英社
- 私はシャドウ 1 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 か 50-1) 粕谷 紀子 集英社
- 内藤湖南への旅 粕谷一希 藤原書店
かすかに関係した商品