あこ

デジタル大辞泉

あ‐こ【^▽下^▽火／^▽下^×炬】

読み方：あこ

《唐音》禅宗で、火葬のときに導師が遺体を焼く燃料に火をつけること。のちには偈(げ)を唱えてしぐさをするだけになった。秉炬(ひんこ)。

あ‐こ【^×吾子】

読み方：あこ

《古くは「あご」》

［名］わが子。自分の子。

「—の、御宿世(すくせ)にて覚えぬことのあるなり」〈源・須磨〉

［代］

１ 二人称の人代名詞。子供や乳母などを親しみを込めて呼ぶ語。おまえ。

「—はらうたけれど、つらきゆかりにこそ、え思ひはつまじけれ」〈源・空蝉〉

２ 一人称の人代名詞。中世から近世にかけての幼児語。

「児聞いて、—はそれなら食はう」〈咄・醒睡笑・六〉

あ‐こ【^▽彼^▽処／^▽彼^▽所】

読み方：あこ

［代］「あそこ」に同じ。

「わしゃ—ではえらうきれるがな」〈滑・膝栗毛・五〉

[補説] 現代でも京阪地方などで用いる。

甲州弁辞典

あこ

甲州弁	意味	用例
あこ	あそこ	あこへ行く(あそこへ行く）

京ことば

あこ

京ことば	意味
あこ	あそこ

大阪弁

あこ、あっこ

大阪弁	訳語	解説
あこ、あっこ	あそこ 那儿、那裡	傘ならあっこに置いたあるで。「ここ」「そこ」「あこ」「どこ」と覚えやすい。

鳥取弁辞書

あこ【吾子？、赤子？】

《品詞》名詞
《標準語》赤ちゃん
《用例》「車ん中に、あこ置いたまんまで、ああ、きょうさめ」（車の中に、赤ちゃんを置いたまんまで、まああきれた）。
《用例》「あこ、うちにも抱かさして」（赤ちゃんを私にもだっこさせて）。
《参照》おう

隠語大辞典

頤

読み方：あこ，あご

1. 目（※「口」か）ノ事ヲ云フ。〔第六類　人身之部・北海道庁〕
2. 口。〔第二類　人物風俗〕
3. 口。「たんか」とも「あご」とも云ふ。「あご」参照。
4. 口のこと。「たんか」とも「あご」ともいう。

分類 北海道庁

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JMnedict

阿古

姓	読み方
阿古	あこ

阿児

姓	読み方
阿児	あこ

吾子

姓	読み方
吾子	あこ

ウィキペディア

あこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/11 21:08 UTC 版)

あこ（1987年4月16日 - ）は、日本の女優である。

ウィキペディア小見出し辞書

あこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/03/15 06:50 UTC 版)

「おこしやす」の記事における「あこ」の解説

名字不明。ゆいなの幼馴染の茶髪の娘。年齢は一歳上だが、言葉遣いは対等。関西共通語に近い言葉で話す。ゆいなと正反対の、洋風の美人。

あこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/19 21:19 UTC 版)

「杏子」の記事における「あこ」の解説

杏子 - シンガーソングライター。

Weblio日本語例文用例辞書

「あこ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は医者になることにあこがれていた
• 息子はあこがれのサッカー選手を間近で見てとても興奮していた
• 彼は多くの人があこがれる科学者である。
• まあこれでも飲んで元気だしなよ。
• 私は子供の頃から宇宙にあこがれています。
• その少年はプロ野球選手にあこがれている。
• 雑誌でみるような素敵な生活にあこがれる。
• まあこれでも飲んで元気だしなよ
• 文明が進めば進むほど人間は自然にあこがれる。
• 彼女は兄にあこがれを抱いている。
• 彼を好きというより、ただあこがれているだけなの。
• 彼らがハンナにあこがれるのは当然であると思った。
• 彼は彼女の恵まれた才能にあこがれを抱いた。
• 彼は都会生活にあこがれている。
• 彼は都会の生活にあこがれた。
• 都会の人はいなかの生活にあこがれる。
• 田舎の青年の中には都会の生活にあこがれるものが多い。
• 男の子はその選手をあこがれのまなざしでみつめた。
• 生徒たちはその新しい英語の先生にあこがれている。
• 人間の魂は何か気高いものにあこがれる。