あきあかり【アキアカリ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11120号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | なし | |
登録品種の名称及びその読み | あきあかり よみ:アキアカリ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 町田裕、壽和夫、佐藤義彦、増田亮一、阿部和幸、栗原昭夫、緒方達志、齋藤寿広、寺井理治、西端豊英、正田守幸、樫村芳記、小園照雄、福田博之、木原武士、鈴木勝征 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「162-29」(「新高」×「豊水」)に「平塚17号」を交配して育成されたものであり、果形が円、果実の大きさが中、果皮色が黄赤褐の育成地(茨城県つくば市)では8月下旬に成熟するやや早生の品種である。樹姿は中間、枝梢の長さ、太さ及び節間長は中、皮目の大きさは大、新梢の色は茶褐、短果枝の着生は中、花芽の形は卵、大きさは中である。成葉の形は卵、先端の形は鋭、基部の形は楕円、葉縁の鋸歯の角度及び葉の大きさは中、葉柄の長さは短、葉柄比率は中である。花弁の大きさは中、花色は淡桃、花弁の形は円、切れ込みは中、色は白である。果実の形は円、果形指数は中、梗あの深さはやや深、広さは広、ていあの深さ及び広さは中、有てい果の有無は混在、果実の大きさは中、果皮色は黄赤褐、果点の大きさは中、密度は密、果面の粗滑は粗である。果梗の長さは短、太さは太、肉梗の有無は無である。果芯の形は円心臓、大きさは小、果肉の色は白、硬さは軟、粗密は密、切口の褐変は中、甘味は高、酸味は弱、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は卵、大きさは中である。開花期は中、成熟期はやや早で育成地においては8月下旬、後期落果は無~僅か、裂果は無、果実の貯蔵性は中である。「幸水」及び「豊水」と比較して、皮目が大きいこと、新梢の色が茶褐であること、果梗が短くて太いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和59年に農林水産省果樹試験場(現独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所、茨城県つくば市)において、「162-29」(「新高」×「豊水」)に「平塚17号」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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