『交渉人 真下正義』とのつながり
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「逃亡者 木島丈一郎」の記事における「『交渉人 真下正義』とのつながり」の解説
作中の始め遼を助けた後、真下(ユースケ・サンタマリア)が記者にインタビューを受けているときに木島が「チャラチャラしてインタビューなんか受けてっとよ、その内誰かに狙われんぞ。」と、『交渉人 真下正義』で真下が狙われることを予測するセリフを放つ。 木島と遼が逃亡開始前に立ち寄った「フレッシュネス・バーガー」の女性店員(小松彩夏)は、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の台場連続婦女暴行事件の被害者の1人(当時高校生)と思われる(首筋に2ヵ所の噛まれた傷跡と思しき痣有り)。 木島が立てこもり事件現場に車で急行する途中、トンネル内で追い越した黒いカエル急便の集配車は、『交渉人 真下正義』のTTR爆破未遂犯(弾丸ライナー)が窃盗した車両と思われる。 木島が青森県警察本部に入る際、『交渉人 真下正義』での事件の重要な手がかりとなる「クリスマスイヴに聴くラヴェルのボレロ」のポスターが入り口に貼ってある。 『交渉人 真下正義』の爆弾処理のシーンと関連して、本作品では小料理屋で爆発物処理班一同が黒ひげ危機一発で遊んでいる。両方とも班長(松重豊)の作業開始のセリフが同じ。また、『交渉人 真下正義』では最後に黄色と赤の2本のコードが残り、最後に赤いコードを切断し爆弾解体に成功するが、本作品の黒ひげゲームでは黄色と赤の2本のナイフのうち黄色のナイフで刺し、黒ひげが飛び出して失敗する。 『交渉人 真下正義』で、木島は遼からのクリスマスプレゼントである携帯灰皿を使っている。 『交渉人 真下正義』で、木島が終始着用していた通称「ドカジャン」は、本作で逃亡中に立ち寄った山城(梅宮辰夫)宅において山城から遼へ貸されたもの。稲垣の事件解決後に遼から木島に渡されたという設定。 木島と美律子のラストシーン、小料理「笹美」のテレビで映し出されている記者会見はPTC-S1の誤作動によるものと思われるダイヤの乱れの謝罪会見。会見しているのはTTR広報部の矢野君一。 エンディングに一部『交渉人 真下正義』本編のシーンが使用されている。本作ラストでは、2004年12月24日(TTR事件当日)、美津子(森口瑤子)へクリスマスプレゼントの指輪を贈ろうとするが、TTRクモE4-600暴走事件発生に伴い緊急招集がかかって渡せなかった。その後、木島一同が警視庁庁舎へ入っていくシーンから、『交渉人 真下正義』のエントランスホールでの真下と木島のシーンへと話が続く。『交渉人 真下正義』での初登場シーンで、木島の機嫌が悪いのは、この美津子との時間を招集によって邪魔されたため。また『交渉人 真下正義』での木島は、左手薬指に指輪をしており、ラストでは、木島は警官隊を動員してまで真下の指輪を探す。また『交渉人 真下正義』のスタッフロールのラストにおいて見つけてから雪乃役の水野美紀の指輪にはめるまでの写真が3枚流された。
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