mixi
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 14:53 UTC 版)
機能
SNSサイトとしての機能は充実している。
提供中の機能・サービス
- 友人
- 登録可能な上限は1000件。mixi上の自分以外のユーザを専用のリストに登録する事が出来る。2011年9月までこの友人機能を「マイミクシィ」と表記していたため、通称は「マイミク」である。どちらかが相手側に友人の申請をし、相手が承認した際に成立してリストに追加される。申請・承認と同時に相手にメッセージを送ることもできる。友人(マイミク)が0の状態で一定期間が経過するとアカウントが削除されるとされている。また、mixiの招待状を通じてユーザが新規登録を行った場合、そのユーザが自動で追加されるが、追加後3ヶ月間は友人から外す事は出来ない。
- 日記
- mixi標準の日記で書くのはもちろん、PC専用になるが他社のブログを設定することもできる。また、YouTubeやニコニコ動画、Googleマップといったコンテンツを簡単に貼り付けることができる(PCのみ。ただしニコニコ動画の会員であれば、携帯電話からニコニコ動画へのリンクを閲覧可能)。
- コミュニティ
- 「コミュニティ」と呼ばれるグループに所属することにより、同じ趣味や同じ環境のユーザーが集まり交流できる。2009年11月29日現在、コミュニティ数は360万を超えており、その中で最も多いメンバーを抱えるコミュニティのメンバー数は約45万人である。また「mixi公認コミュニティ」という企業が運営するコミュニティも存在する(2009年11月29日現在では7つ)。
- フォト
- 写真をアップロードすることのできるサービス。ここに上げた写真をmixi日記に貼ることもできる。
- レビュー
- 商品・作品などの感想・評価を書き込むことができる。一部を除きモバイル対応。
- ニュース
- 「mixiニュース」という報道機関やスポンサーサイトの最新ニュースを閲覧するコーナーがあり、ユーザーはそのニュースに関する日記を書くことができる。
- mixiアプリ
- 2009年8月25日よりパソコン版が、10月27日よりモバイル版がサービス開始。mixi上で個人や企業などの第三者がゲームやチャットなどのサービスを提供できる。アプリによって利用可能な環境がパソコン専用、モバイル専用、パソコン・モバイル共通に分かれている。2009年7月1日から11月2日までmixiアプリのコンクール「ソーシャルアプリケーションアワード」が行われ、11月10日に各賞が発表された[22]。
- ボイス
- 2008年8月に「エコー」として試験を開始。最大全角150文字でひとことコメントをつぶやくことができる。当初は期間限定サービスの予定であったが、同年9月以降も継続してサービスを供用、2009年9月17日より「mixiボイス」という名称に改められ正式サービス化された。Twitterとの連携機能を持っている。
- キーワード
- 2010年1月20日に開始。1ユーザにつき1キーワードを設定することでユーザ検索が効率化する。
- メッセージ
- 他のユーザーとメッセージのやりとりができる。スパム送信を防ぐため、受信範囲を「友人の友人」または「友人のみ」のすることも可能。
- アクティビティ(最近の動き)
- 自分およびマイミクシィによるマイミクシィ追加・コミュニティ参加の情報を「最近の動き」として伝え合う機能。2010年12月1日の開始当初は公開範囲の設定が不可能だったが、ユーザーの反発を受けて12月3日に一旦停止され、12月13日に情報公開のオン・オフを選択可能にした上で再開された。設定で「利用しない」を選択すると、自分の最近の動きがマイミクシィのホームに表示されなくなるが、マイミクシィの最近の動きも自分のホームに表示されなくなる。
- mixiモバイル
- 携帯電話などモバイル機器からもmixiを使うことができる。2006年12月24日にはau(EZweb)、2007年2月5日にはNTTドコモ(iモード)の公式コンテンツとして登録された[23]。その後、2007年4月4日からはウィルコム (PHS) の、同年8月15日からはソフトバンクモバイル(Yahoo!ケータイ)の公式コンテンツとして登録された。
- mixiプレミアム
- 2005年1月27日に提供開始されたmixiの有料オプションサービス。月額315円(税込)で支払い方法はクレジットカードのみ[24]。
- 2008年11月上旬より、送受信メッセージの保存期間は無料有料を問わず無期限になった。[25]
- mixi同級生
- 自身の卒業した学校を登録して同じ学校の友人を探すことができる。登録できるのは小学校・中学校・高校・高専・大学は各1校のみで、高校以下の場合は自身の卒業年と前後2年以内のユーザーのみ表示される。また一度利用登録を解除すると180日間は再登録できない。2010年8月には利用者が500万人を越えている。
- mixiチェック
- mixiニュースなどで興味・関心を持った情報を友人(マイミク)に共有することができる。チェックした情報は「最新のチェック」と友人のトップページに表示される。
- mixiチェックイン
- 携帯端末のGPSを利用し、現在いる場所(店舗など)をチェックし情報を共有することができる。GPS機能のない端末では利用できないが、NTTドコモのmixi利用可能端末では位置情報サービス「iエリア」を使うことで利用できる。
- 公開範囲指定
- プロフィールの各項目、日記・写真などの公開範囲を細かく設定できる。
- 全体に公開-すべてのmixiユーザーが閲覧可能
- 友人のみ公開-マイミクのみ閲覧可能
- 友人の友人まで公開-マイミクと、そのマイミクのマイミクが閲覧可能
- 一部の友人まで公開-事前に自身が指定したマイミクのみ閲覧可能
- 仲良しに公開-マイミクの中から親しい人を選んだ仲良しマイミク限定で閲覧可能(相手側からは指定されたマイミクが分からないのが「一部の友人まで公開」機能と異なる)
- 非公開-他ユーザには一切公開されず、自身のみ閲覧可能
- 閲覧キー入力-フォトアルバムの公開範囲指定。閲覧キー(キーワード)を相手から受け取る。キーを知っていれば誰でも閲覧できるが、知らない場合はマイミクでも閲覧できない。
- 訪問者
- 従来の「足あと」機能の代替として、2011年6月13日から新設した。リアルタイムで表示される「足あと」とは異なり、過去1週間分の訪問者のリストを翌週にまとめて表示する。この変更でアクセス日時が表示されなくなり、日記などの閲覧者の把握が困難になった。また表示範囲も「マイミク」「マイミクのマイミク」「mixi同級生登録者」のみに絞られ、それ以外の訪問者はリストに表示されなくなった。コミュニティ経由での訪問者の表示は今後実施予定としている。2014年9月30日、アクセスカウンター機能を追加。さらに名称を「足あと」に変更した[26]。
- mixiページ
- 2011年8月31日に新設された。企業や著名人などが情報発信に使えるプラットフォームとなっている。
- mixiゲーム
- mixiアプリのうち、ゲーム分野を独立させたもの。2011年11月にモバイル版を先行公開、同年12月7日よりPC版・スマートフォン版をサービス開始。[27]
終了した機能・サービス
- ピコミク
- モバイル専用のゲームコンテンツ。ジーモードなどが有償提供するゲームの簡易版やテレビ番組や映画などのコラボ企画によるゲームなどが無償で提供されていた。2009年7月31日を以ってサービス終了したが、一部コンテンツはmixiアプリに引き継がれている。
- mixiミュージック
- 2006年5月22日に「音楽でつながる新サービス」として開始[28]。専用ソフトをダウンロードし、PCで再生した音楽の楽曲情報(曲そのものではない)をmixi上に転送して「マイミュージック」ページに表示する。2009年12月10日をもって終了。一部データは申し込みによりCSVデータとしてダウンロードが可能。曲名やアーティストを簡単に共有して同じ趣味のユーザーとつながれるツールだったが、廃止によりユーザー離れが顕著に。
- 足あと
- いつ誰が自分のページに訪れたか、また自分がいつ誰のページに訪れたかをリアルタイムで表示する機能。当初は自身が付けた足跡を一切消せなかったが、のちに毎月10件のみ消すことができた。また、特定の数(キリ番やゾロ目など)をあらかじめ定めておくことによって、自分のページへの訪問者がその数になったときにmixiからメールを受け取ることができた。何度か仕様変更を重ねたのち、2011年6月13日に廃止。この足あと機能の仕様変更や廃止の代償は大きく、離れたユーザーが戻ることはほとんどなかった。足あとの代替として「訪問者」が新設された(上記参照)。
- 公認 有名人アカウント
- 有名人やキャラクターのアカウントのうち、運営事務局に公認されたもの。マイミクの上限がなく、他ユーザーからの申請は自動的に承認される(ただし、マイミクが1000人に達すると自分から申請できなくなるのは一般ユーザーと同じ)。誰でもマイミクになれるが、友人一覧が表示できない、アプリの登録ができないなどの制限がある。2011年11月30日をもって公開終了。アカウントは本人サイドが削除しない限りそのまま残されているが、他ユーザーからのアクセスは不可能になった。
- ^ サービス mixi
- ^ 18歳未満のユーザーが利用できない機能はありますか? mixiヘルプ
- ^ a b mixiの新規登録時に携帯メールアドレスが必須に Impress INTERNET Watch、2007年3月19日
- ^ iPhoneなどスマートフォンで新規登録できますか? mixiヘルプ
- ^ [1] 新着ニュース
- ^ ““Twitter危機”mixiに追い風 新規登録「通常の8倍超」の日も つながりすぎない良さ”. ITmedia NEWS. 2023年2月10日閲覧。
- ^ エヌ・ティ・ティ・ドコモより、BlackBerry対応アプリケーション mixi
- ^ iコンシェルでmixiの新着情報を通知する「ミクインフォ」 ITmedia、2010年10月5日
- ^ Android(TM)向けアプリケーション『mixi』の提供を開始
- ^ “ミクシィ、ソーシャルページ「mixiページ機能」を8月31日に終了へ”. CNET Japan (2020年5月18日). 2020年5月18日閲覧。
- ^ “「mixiページ」が8月31日で終了へ mixi本体はサービス終了せず”. ライブドアニュース. 2020年5月18日閲覧。
- ^ 平成22年3月期 第2四半期決算短信
- ^ mixiの利用者数、他サイトは圧倒するも伸び悩み傾向 impress INTERNET Watch、2006年11月20日
- ^ mixi、ユーザー登録数が200万人を突破。4カ月で100万会員を獲得 impress BB Watch、2005年12月7日
- ^ ミクシィ売上高2.8倍に 「脅威と感じる他社はない」が…… ITmedia、2007年5月10日
- ^ J-CASTニュース : ミクシィ「足あと」は「戸別訪問」? 中川秀直氏、日記閲覧も「自粛」 J-CASTニュース、2009年8月18日
- ^ U3 MUSIC公式サイト 2006年4月11日
- ^ U3 MUSIC公式サイト 2006年4月12日
- ^ SNS炎上が「バカッター」から「バカスタグラマー」へ変化中 | FRIDAYデジタル
- ^ 平成の終わりに、“日本が生んだソーシャルメディア”、mixiを振り返る | 朝日新聞デジタルマガジン&and
- ^ mixiカウンター ぼくはまちちゃん!
- ^ ソーシャルアプリケーションアワード2009 結果発表!! mixi
- ^ mixi、動画投稿サービス開始へ--モバイルではドコモ公式サイトに CNET Japan、2007年1月30日
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- ^ mixi、全ユーザーでメッセージ無期限保存に ITmedia News、2008年10月16日
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- ^ 利用規約 mixi
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- ^ mixiコミュニティー“乗っ取り”にユーザー困惑 ITmedia News、2007年1月10日
- ^ FPN-コメントの義務化に見る『mixi疲れ』の秘密[リンク切れ]
- ^ 「mixi疲れ」を心理学から考える ITmedia News、2006年7月21日
- ^ ソーシャル革命の裏側 SNSを悩ます「出会い系」問題の深淵 非出会い系の被害児童数は最悪水準へ 日本経済新聞 2010年12月8日
- ^ 『mixi』の今後のサービス展開について mixi
- ^ mixi、画像が外部のWebサイトで表示される仕様を修正 INTERNET Watch、2006年11月09日
- ^ ユーザーの日記をミクシィが商品化? 新しい利用規約にユーザーの反応は? Markezine、2008年3月4日
- ^ ミクシイはあなたの日記をあなたに無断で商品化します 映画評論家 町山智浩アメリカ日記
- ^ mixi規約変更問題によせて 竹熊健太郎 たけくまメモ
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- ^ ミクシィ株が数日で大幅下落 騒動に投資家が嫌気
- ^ ミクシィ株の下げ続く、利用規約改訂でユーザー揺れる-相次ぐ格下げ
- ^ mixi、改定版利用規約を修正。コンテンツ権利をユーザー帰属と明記 Impress BB Watch、2008年3月19日
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- ^ 運営者からのお知らせ:友人の「最近の動き」の仕様変更について mixi、2010年12月03日
- ^ mixiで乗っ取り型スパムが大流行中。存在を忘れかけてた人も要注意! HARBOR BUSINESS Online(Livedoorニュース)、2018年5月24日
MIXI
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株式会社MIXI(ミクシィ、英:MIXI, Inc.)は、日本のIT関連企業。コンピュータエンターテインメント協会・日本オンラインゲーム協会正会員。
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- ^ ミクシィについて
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- ^ “商号変更完了に関するお知らせ”. MIXI. (2022年10月1日) 2022年10月3日閲覧。
固有名詞の分類
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