Portable Document Format 技術概要

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 13:58 UTC 版)

技術概要

PDF文書は1以上のページで構成され、各ページにはテキスト画像図形が含まれる。

PDFファイルの生成には、アドビシステムズ社純正の「Adobe Acrobat」やサードパーティー製品を利用する方法がもっとも基礎的である。さらに、クラウド形態などによりサーバサイドでPDFファイルを作成するシステムや、PDFファイル生成とは異なる主目的をもつソフトウエアが PDFファイルを生成する補助機能を搭載している場合もある。

PDFファイルの表示や印刷は、第一にAcrobat Readerなどの専用のビューアーアプリケーションを用いる方法がある。ウェブ上で公開されているPDFファイルについては、パソコンのウェブブラウザ上で閲覧できることがある。当初はAcrobat Readerのプラグインを用いていたが、現在[いつ?]Google Chrome[58]Mozilla Firefox[59]Microsoft Edgeなど、PDF表示機能を内蔵する製品も登場している。しかし、これらの製品でも、スマートフォン向けでは、PDF表示機能が除外されている。

PDFの仕様は、ISOで標準化される以前からアドビシステムズから公開されてきている[60]。そのため、アドビシステムズ以外のさまざまな企業・団体や有志が、PDF関連のソフトウェアを開発・公開しており、オープンソースソフトウェアフリーウェアも数多い。

ファイル構造

PDFファイルはCOS ("Carousel" Object Structure) のサブセットである。COSのツリー構造は以下の8種のオブジェクトで構成される。

  • ブーリアン値
  • 数値
  • 文字列
  • 名前
  • 配列:オブジェクトに順序を与えた集合
  • 辞書:オブジェクトに名前を与えた集合
  • ストリーム:大きなデータに使われる
  • ヌルオブジェクト

オブジェクトはobject numbergeneration numberで番号付けされ、xref table表が各オブジェクトのファイル先頭からのオフセットを記述する。

この利点はファイル内のランダムアクセスを容易にすることで、またファイルの変更があった際に変更点を追記するだけでファイル全体の書き直しを行わなくてよくなる。 PDFのデータ配置は リニア(最適化)とノンリニア(最適化なし)の2種類がある。最適化なしは、PDFの変更箇所がファイル末尾に追記された状態であり、デメリットはファイル全体をダウンロードしてからでなければファイルの表示内容を確定できないことである。最適化された場合は、末尾にあった変更点が各ページに適用されて、Webで表示させる場合などに好きなページから表示させられるメリットがある。

イメージモデル

PDF内の画像の記述方法はPostScriptに近く、相違箇所は透明の有無である。透明はPDF 1.4で追加された。

ベクター画像

ベクター画像はパスで記述された物で、直線、方形、ベジエ曲線で構成される。 図形を記述するだけでなく、文字のアウトラインを記述する場合もある。 パスはストローク、塗りつぶし、クリッピング(切り抜き)に使われる。ストロークと塗りつぶしは自由な色、模様を指定できる。 模様はタイリング、色なしのタイリング、シェーディングを指定できる。

ラスター画像

ラスターイメージ(Image XObjectsと呼称)は、PDF内では辞書と、関連づけられたストリームで表現される。辞書には画像のプロパティが記述され、ストリームにはイメージデータが記述される。画像は複数の圧縮方式でフィルターされる。サポートされるフィルターは以下のものがあり、用途に応じて画質とサイズのバランスを選ぶことができる。

ASCII85Decode
ストリームをASCIIの7ビットで表現するもの
ASCIIHexDecode
ASCII85Decodeに近いがよりコンパクトになる
FlateDecode
zlib/deflate(いわゆるgzip形式。ZIPではないので注意)アルゴリズムで圧縮するもの。;PDF 1.2より実装
LZWDecode
LZWアルゴリズムで圧縮するもの。
RunLengthDecode
ランレングスアルゴリズムによるシンプルな圧縮
DCTDecode
JPEGに採用された 非可逆圧縮
CCITTFaxDecode
CCITT (ITU-T) faxで規定された 可逆 2値 (黒/白)圧縮。Group3とGroup 4がある
JBIG2Decode
JBIG2標準で定義された黒白二値の形式。可逆、非可逆が選べる。PDF 1.4より実装
JPXDecode
JPEG 2000標準で定義された形式。可逆、非可逆が選べる。PDF 1.5より実装

テキスト

テキストはPDF内のコンテント ストリーム内でテキスト エレメントとして記述される。テキストエレメントはどの文字がどの座標に表示されるかを定義し、どのフォントとエンコーディングを使うかも記述する。

フォント

フォントオブジェクトは、タイプフェースを記述する。どのフォントを使用するか記述するほかに、フォントファイルの埋め込みもできる。 埋め込めるフォントはType1、TrueType、OpenTypeがある。

標準Type1フォント(標準14書体)

以下の14書体については、ソフトウェアは必ず装備するか、同じ寸法の代替フォントを装備しなければならない。ソフトウェアは以下のフォントの寸法について情報を保持し、もしPDFに埋め込まれていない場合は同じ寸法の代替フォントで表示する。

  • Times (v3) (標準、斜体、太字、太字斜体)
  • Courier (標準、斜体、太字斜体)
  • Helvetica (v3) (標準、斜体、太字斜体)
  • Symbol
  • Zapf Dingbats
フォントの埋め込みの注意

電子文書を正しく表示するためには、フォントが正しく設定されている必要がある。一般に、文書作成時に使用されているフォントがインストールされていないコンピュータでは、文書を正しく表示・印刷できない。例えばヒラギノフォントを使って作成した文書は、このフォントがインストールされていないコンピュータでは代替の日本語フォントで表示する必要がある。さらに、日本語フォントがインストールされていないコンピュータではエラーや文字化けが発生し、正しく表示できない。

PDFの文書では、使用しているフォントを埋め込むことで、そのフォントがインストールされていないコンピュータでも正しく表示・印刷できる。フォントを埋め込む方法は2つあり、当該フォントに含まれているすべてのグリフ(字形)を埋め込む方法と、文章に使用されているグリフのみを埋め込む方法である。これらの選択は、PDFを作成する際に行う。フォントを埋め込んで作成したPDFの日本語文書は、日本語フォントがインストールされていないコンピュータでも正しく表示できる。

ただし、フォントを埋め込んだPDFファイルはファイルサイズが大きくなるという問題がある。また、フォントを埋め込む場合は、フォントのライセンスにも注意する必要がある。

エンコーディング

テキストストリーム内では、文字は文字コード(番号)によって記述される。WinAnsi、MacRomanのほか東アジアの各種言語のエンコーディングが定義されているほかに、フォント自身に独自のエンコーディングを持つことも出来る。 基礎がType1フォントを前提に作られたので、TrueTypeフォントなどを記述する場合は、非常に複雑な記述になる。

日本語のエンコード

文字コードについては、全ての文字列が独自のルールで英数字にエンコードされる。英語文書の場合はある程度解読できるが、多バイト文字になると非常に複雑なルールでエンコードしなければならない。

それで得られるメリットは、処理系にかかわらず文字を正確に区別できることで、例えばJIS90形式の文字とJIS2004形式の文字はJIS、Unicode上では同じ文字コードでありながら字形が異なる文字があり、普通の処理系ではどちらかのフォントしか表示できないが、PDF上では一緒に記述できることが挙げられる。[61]

しかしながら例えばWindows 2000とWindows Vista間ではMS明朝、MSゴシックのフォントのバージョンは異なり、フォントを埋め込まないようにPDFを作成すると、片方の環境では文字が全面的に文字化けするケースがある。

また、フォントが埋め込まれているため文字化けしていないように見えても、文面をクリップボードにコピーしてエディタに貼り付けると、テキストストリームが異機種のエンコーディングになっていて文字化けするケースもある。

Adobe製品は比較的問題が起こりにくいが、サードパーティー製品や海外製のソフトウェアでは現在[いつ?]もこの種の問題に遭遇することがある。

インタラクティブ性

PDFファイルには、音楽動画などのマルチメディアファイルを含めることができる。そのためPDFファイルは、コンピュータを使ったプレゼンテーション用に使うこともできる。2005年にアドビシステムズがFlashの開発・推進を進めてきたマクロメディアを買収し、アドビシステムズによるFlashとPDFとの統合がかつて進められていた。Flashは2020年に開発・サポートが終了している[62]

そのためAdobe製品によるPDF表示では、Flash形式のファイルが埋め込まれていてもプラグインなどをインストールせずに再生することが出来る。しかしQuickTimeはサポートされない。これはAppleとAdobeの敵対的な関係を示しており[要出典][63]、そのためAppleのiOSデバイスではリッチメディアPDFはインタラクティブ性が損なわれる。

またフォームはユーザーに入力させるメカニズムで、AcroForms(PDF 1.2より)と Adobe XML Forms Architecture(XFA)(PDF 1.5より) の2種類が使える。[64]XFA仕様はPDF仕様に含まれておらす、オプション機能として言及されているだけである。

AcroForms

PDF 1.2より導入され、テキストボックスやラジオボタンなどのオブジェクトとJavaScriptを記述することが出来る。PDFの標準のアクションに加え、AcroForms は内容の送信、リセット、取り込みができる。送信機能はフォームの内容を特定のURLに送信する。 送信形式は以下の種類がある。

  • HTML Form format(HTML 4.01 形式は PDF 1.5より;HTML 2.0 形式は PDF1.2より)
  • Forms Data Format (FDF)
  • XML Forms Data Format (XFDF)(external XML Forms Data Format Specification, Version 2.0;PDF 1.5より;PDF 1.4で実装された"XML" フォーム送信形式の代替)
  • PDF (PDFの内容全部を送信できる)(PDF 1.4 にて定義)

AcroFormsはフォームフィールドの値を外部の独立したファイルに キー:値 のペアで格納することができる。外部ファイルとしてはForms Data Format (FDF) とXML Forms Data Format (XFDF) の2種類がある。 [65][66][67]

Forms Data Format (FDF)
Forms Data Format (FDF)
拡張子.fdf
MIMEタイプapplication/vnd.fdf[68]
タイプコード'FDF'
開発者アドビ
初版1996年 (1996) (PDF 1.2)
派生元PDF
拡張XFDF
国際標準ISO 32000-1:2008
オープン
フォーマット
Yes

Forms Data Format (FDF) はPDFを基盤にしており、同じ文法と基本的に類似したファイル構造をしているがPDFよりはbodyに必要なオブジェクトが1個だけである分単純である。FDFはPDF仕様書に記載されている。(PDF 1.2より) FDF形式はデータをサーバに送り、応答を受け取り、フォームに内容を反映するのに使用できる。また単体ファイルとしてエクスポートさせ、PDFのインタラクティブ フォームに取り込む使い方も出来る。 PDF 1.3からは、FDFはアノテーション(注釈)を適用対象のPDFから独立して格納するコンテナーとして定義できるようになった。典型的なFDFはX.509 certificatesや認証リクエスト、ディレクトリ設定、タイムスタンプサーバー設定、その他添付のPDFファイルなどの情報をネットワーク送信のためカプセル化する。 [67] FDFのMIMEコンテントタイプは application/vnd.fdf で, ファイル拡張子は.fdfになる。Macのファイルタイプは'FDF'。[64] FDFの単体ファイルへのインポート、エクスポートはフリーウェア系PDFソフトウェアでは広く実装しているとは言えない。その例としては、Evince、Okular、Poppler、KPDF, Sumatra PDF が挙げられる。ただしEvince、Okular、PopplerはAcroformsにデータを代入して保存させることなら出来る。単体FDFのインポートを実装しているソフトウェアとしてはAcrobat Readerがあり、インポート、エクスポート両方を実装するものとしてはFoxit ReaderとPDF-XChange Viewer Freeが挙げられる。PDFファイルへのFDFデータの保存についてはpdftkにも実装されている。

XML Forms Data Format (XFDF)

Adobe XML Forms Architecture (XFA)

論理構造とアクセシビリティ

「タグ」機能により、PDFのコンテンツにはセマンティックな(意味に基づく)構造と関連が記述できるようになり、これによりPDFの順序付けた読み上げか可能になった。

タグ付きPDFは印刷用途のPDFには必要ないためオプション扱いとなっており、ISO32000-1の記述も曖昧な物になっている。


注釈

  1. ^ ただし、それ以前からフリーソフトウェアによる(日本語を含む)PDFの作成は可能であった。
  2. ^ ISO/IECのファストトラックは、既に標準化された既存の規格に基づき、通常よりも迅速に審議を行い国際標準化する方式。
  3. ^ 日本語を含んだLaTeXソース文書は扱えない。

出典

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