L change the WorLd
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 17:00 UTC 版)
登場人物・キャスト
- L(エル)
- 演 - 松山ケンイチ
- 本作品の主人公。世界中の難事件を解決してきた名探偵。キラ事件において自分の名前をデスノートに書くことでキラを欺き、キラ事件を終息させた。自らの死の時間を待つ間、世界中の様々な事件を解決していたが、ワタリの知り合いに出会ったことから、ウイルスによるバイオテロを企てる組織『ブルーシップ』の存在を知り、対決する。
- K(ケイ) / 久條希実子(くじょう きみこ)
- 演 - 工藤夕貴
- アジア感染症センターの研究員で二階堂公彦の助手。ワイミーズハウス出身者。ワタリに誇りに思われていた有能な人物だったが、実はブルーシップの一員。人類削減計画の発案者であり、環境を破壊する人類は滅ぶべきと考えている、いわゆるエコテロリスト。ただし、公彦のような人間は生き残るべきとも言っており、医学者として公彦のことは尊敬していた。
- 二階堂真希(にかいどう まき)
- 演 - 福田麻由子
- 公彦の娘。低血糖症の患者で注射を定期的に打っている。母親の音声が入ったクマのぬいぐるみが宝物。父親の死を目撃したため、ブルーシップに復讐心を抱く。自らウイルスを打ち、彼らへ感染させようとするも発症せず、無症候性キャリアになる。
- 松戸浩一(まつど こういち)
- 演 - 平泉成
- ウイルス学の研究者。公彦と親交があり、共著で専門本を出したことがある。以前、自分が作ったワクチンで人を死なせてしまった過去を持つため、Lのウイルスワクチン製作依頼を断ろうとするが、最終的には完成させ、多くの人命を救った。
- BOY / ニア
- 演 - 福田響志
- タイで起きたバイオテロ事件の唯一の生き残った少年で、Fの手引きで来日した。フィボナッチ数列など高度な数式を理解する数学の天才。来日当初はLを警戒していたが、徐々に彼に心を開くようになる。後にワイミーズハウスに引き取られることになり、Lが『ニア』と名付けた。
- 小西朝夫(こにし あさお)
- 演 - 正名僕蔵
- 『ブルーシップ』のメンバー。常にノートパソコンを持ち、Lの「キラ対策本部」のセキュリティ突破、Lからのアクセス妨害から、旅客機の操縦まで機械の扱いに精通している。ハイジャックした旅客機を操縦して国外逃亡を図る。
- 吉沢保(よしざわ たもつ)
- 演 - 金井勇太
- 『ブルーシップ』の新入りメンバー。他のメンバーより先立って、敵を牽制するのが役目である。武器はショットガンを使う。
- 三沢初音(みさわ はつね)
- 演 - 佐藤めぐみ
- 『ブルーシップ』のメンバー。普段は無口で感情を表に出さないが、いざとなると言動が過激でかつ、好戦的な性格になる。ナイフからライフル銃まで幅広く扱う。
- F(エフ)
- 演 - 波岡一喜
- ワイミーズハウス出身。タイで起きたバイオテロ事件の調査中にBOYを保護するが、事件の証拠隠滅を図る某国の追跡からBOYにワタリへの連絡先と「Fからの贈り物」を意味するコードを教えた上で逃がし、その直後、某国ヘリの攻撃によって爆死する。
- 加賀見シン(かがみ シン)
- 演 - 石橋蓮司
- 『ブルーシップ』の所長。環境保護の目的で人類削減計画に賛同していたが、金目的の的場を排除しようとして、逆に的場に刺殺される。
- 駿河秀明(するが ひであき)
- 演 - 南原清隆
- FBI捜査官で、ナオミやレイの先輩にあたる。デスノート回収の命を受けLに近づいたが、そのまま実質ワタリに代わるパートナーとしてLと協力する。Lにおとり役ばかりやらされることを、一人でぼやいていた。
- 南空ナオミ(みそら ナオミ)
- 演 - 瀬戸朝香
- FBI捜査官。キラ事件が起こる以前、Lに連続殺人犯確保のための突入計画を依頼される。Lがナオミに依頼するのは「ロサンゼルスBB連続殺人事件」以来2度目。
- レイ・イワマツ
- 演 - 細川茂樹
- FBI捜査官。ナオミの婚約者。突入計画を開始しようとするナオミに同行していた。声のみの登場であり、顔は出ていない。
- クレジットでは「FBI捜査官 レイ」。
- 弥海砂(あまね ミサ)
- 演 - 戸田恵梨香
- キラ事件では「第2のキラ」として月に協力。ワタリの死の直前に会話していた。
- 松田桃太(まつだ とうた)
- 演 - 青山草太
- キラ事件において日本捜査本部の一員としてLと共にキラと戦った。登場シーンがすべてカットされてしまったが、クレジット上には記載されている。
- 佐々木(ささき)
- 演 - 田中要次
- タクシー運転手。『デスノート前編』ではバス運転手だったが、バスジャックに遭ったことをきっかけに本作品ではタクシー運転手へ転職した。真希を客に乗せて、ワタリのいる住所を探し回る。
- クレジットでは「タクシー運転手」。
- リューク
- 声 - 中村獅童
- デスノートの本来の持ち主。キラ事件で月をデスノートで殺し、その後Lにデスノートを使う気がないのかを尋ねるが、Lがノートを燃やしたため、姿を消す。
- 夜神月(やがみ ライト)
- 演 - 藤原竜也
- 『デスノート』の主人公。「キラ」としてデスノートで犯罪者を粛清し、Lと対決した。本作品においてはテレビ画面の映像のみの登場で、台詞は無し。
- ワタリ
- 演 - 藤村俊二
- ワイミーズハウス創始者でLの代理人。キラ事件において死神・レムにデスノートに名前を書かれ死亡。
- 二階堂公彦(にかいどう きみひこ)
- 演 - 鶴見辰吾
- アジア感染症センター所長。タイで使用されたウイルスのワクチン開発に成功したが、ワクチンを奪取しようとした『ブルーシップ』の計画を阻止するためにデータを全て破棄した後ワクチンを焼却処分する。しかし娘が人質にされそうになったため、娘を守るため自ら死を選びウイルスを注射。発症によりもがき苦しむ中、久條がやむを得ず起動させた高圧電気の中で死亡した。実は、タイで使用されたウイルスは彼によって生成され研究所に保管されていたものを、久條が勝手に持ち出し使用していた。
- 的場大介(まとば だいすけ)
- 演 - 高嶋政伸
- 環境保護団体『ブルーシップ』のメンバー。人類削減計画の首謀者で、裏では数々のテロに関わっている危険人物。左眼にケロイドの跡がある。様々なテロ活動に関わっているが、彼自身は理念を持たない拝金主義者。人類削減計画も彼にとっては金儲けのための単なる名目であり、ウイルス兵器の売却自体が目的だった。小説版ではデスノートの存在を知り、入手しようと暗躍する。
- その他 - 諏訪太朗、柳ユーレイ、小市慢太郎、谷津勲、安部賢一、村田尚史、桂ゆめ、津村和幸、蒲生純一、舩木壱輝、川野直輝、秋本裕介、久松信美、古澤裕介、棚橋幸代、NIC WRITTE、ELODIE ATTIAS、SOMPRONG PINSUWRAN、SAYCHON SRICHAROEN、豊田順子(日本テレビアナウンサー)
- ^ “2008年(1月〜12月)”. 一般社団法人 日本映画製作者連盟. 2011年8月25日閲覧。
- ^ 日本経済新聞 2008年3月22日-「ハリウッド、邦画に活路〜洋画伸び悩みで日本に現地プロ」
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