1992年のパリ-モスクワ-北京ラリー
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テレビでの放送
日本国内における放映権は日本放送協会 (NHK) が取得。大会期間中は衛星第一テレビ (BS1) で22時から30分番組が放送され、総合テレビのスポーツニュース番組でも情報が伝えられた。
テーマ音楽は作曲家の林哲司、テーマソングをBARBEE BOYSの杏子が担当した。
テーマ音楽が収録されているサウンドトラック『パリ・モスクワ・北京 〜夢追人たちのメロディ〜』が、1992年7月22日にSony Recordsからリリースされ[22]、テーマソングとして使用された「彼方へ…」は、Epic/Sony Recordsから両A面シングル「彼方へ…/GUILTY」として本来のラリースタート予定日であった1991年9月1日に発売され[23]、翌1992年に発売元をKi/oon Sony RecordsのLIFE/SIZEレーベルに変更して、ラリースタート直前の7月22日に、カップリング曲をテーマ音楽に差し替えて再発売された[24]。
その他
- 大会の冠スポンサーは日本電気 (NEC) 、サブスポンサーは日本航空 (JAL) 、ロスマンズ、エルフ[25]。
- 大会公認ゲームとして、1992年12月28日にスーパーファミコン用ソフト『ザ・キング・オブ・ラリー パリ-モスクワ-北京』(SHVC-KP)が発売された[26]。販売はメルダック、開発はKAZe。
参考文献
- 幻のラリー 復活への1000日(太田俊明、日本経済新聞社、1992年、ISBN 4532160782)
- 大陸横断ラリー in 1907 北京〜パリ 限界を越えた1万マイル(ルイジ・バルツィーニ著、樋口あやこ訳、マール社、2006年、ISBN 4837307388)
脚注
- ^ 『幻のラリー 復活への1000日』、74頁。
- ^ 『幻のラリー 復活への1000日』、16頁。
- ^ 「読売新聞」1992年9月1日朝刊14面、読売新聞社。
- ^ 『幻のラリー 復活への1000日』、22頁。
- ^ 『幻のラリー 復活への1000日』、25・29頁。
- ^ 『幻のラリー 復活への1000日』、60頁。
- ^ “Paris-Moscow-Peking Rally: Metge's vision becomes a rally - Jeremy Hart reports from Paris on the daunting task facing drivers in a race inspired by an Italian aristocrat”. INDEPENDENT. (1992年8月31日) 2018年3月15日閲覧。
- ^ 『幻のラリー 復活への1000日』、214頁。
- ^ フランス、ベルギー、西ドイツ、東ドイツ、ポーランド、ソ連、中国。
- ^ フランス、ベルギー、ドイツ、ポーランド、ベラルーシ、ロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギスタン、中国。
- ^ “企業法務シンポジウム” (PDF). 専門職大学院. 文部科学省. p. 25 (2010-05 -30). 2018年3月21日閲覧。
- ^ “ラリーアートジャーナル No.62”. ラリーアート. p. 3 (1995年11月1日). 2018年3月21日閲覧。
- ^ a b c 『カーグラフィック 1992年12月号』、333頁。
- ^ 参加車両が1台ずつタイムアタックを行い、SS1の出走順を決める予選会。
- ^ 『Racing On No.131 1992年11月15日号』、ニューズ出版、1992年、p. 158。
- ^ ラリーアートジャーナル No.44 - ウェイバックマシン(2013年10月24日アーカイブ分)
- ^ a b 『カーグラフィック』1992年11月号、二玄社、1992年、302頁。
- ^ “第7回 シトロエン-アールト中央アジア探検隊出発!”. そうだったのか!『ナショナル ジオグラフィック』. 日経ナショナル ジオグラフィック社 (2012年3月13日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ 「朝日新聞」1992年9月2日朝刊11面、朝日新聞社。
- ^ 『78歳ラリードライバー : ギネス・ホルダー菅原義正の挑戦』(2019年12月/新紀元社)P151〜154
- ^ “YAMAHA MOTOR NEW 1992 No.6 page.4” (PDF). デジタルライブラリー. ヤマハ発動機. 2018年3月19日閲覧。
- ^ “林哲司 / パリ・モスクワ・北京〜夢追人たちのメロディ [廃盤]”. CD Journal. 音楽出版社. 2018年3月21日閲覧。
- ^ “彼方へ… 杏子”. ORICON NEWS. oricon ME. 2018年3月21日閲覧。
- ^ “Kyoko / 彼方へ… [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年10月16日閲覧。
- ^ 『幻のラリー 復活への1000日』、203頁。
- ^ “ザ・キング・オブ・ラリー パリ〜モスクワ〜ペキン”. ファミ通.com. 2018年3月21日閲覧。
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