館山市一家4人放火殺人事件 一家4人焼死事件

館山市一家4人放火殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 02:43 UTC 版)

一家4人焼死事件

千葉県館山市八幡822番地1号・事件現場の住宅[2]

  • 上記の火災現場(一家4人が焼死)は館山駅から北約500メートル(m)[注 12]に位置する「館山市役所などがある市街地の西端で古い木造住宅が並ぶ」住宅街で[41]北条海岸[39](海水浴場)・ホテルなどの保養施設が立ち並ぶ地域だった[8][40]
  • この火災で男性Aとその妻である女性B(当時52歳・パート)・長男C(当時27歳・ゲームセンター従業員)・次男D(当時25歳・無職)の計4人が焼死した[42]。このほか三男E(当時23歳・コンビニエンスストア店員)も同居していたが出火当時は仕事のため外出中で[8]、Aの母親である女性F(事件当時80歳)は入院中だった[43]

加害者Tは2003年12月17日夕方に仕事を終えパチンコなどをした後、同日22時ごろから自宅近く[3](5件の火災現場の北に位置)[28]の居酒屋で飲酒した[3]。その後、仕事で使用していた2トントラックを店近くに駐車したまま友人の車で館山駅方面へ向かい[28]、「渚銀座」のスナック合計3店などで飲酒した[3]。Tは当時現金180円ほどしか持っておらず、スナックなどではツケで飲食しており[44]、翌18日2時45分ごろになって最後に飲酒したスナックを出たが、既に所持金がほとんどなかったことから自宅まで約2時間[注 13]の道のりを徒歩で帰ろうとした[3]。しかしその途中、Tは以前から思い詰めていた収入減・消費者金融からの度重なる支払督促などに加え、知人が自身からの借入金を返済しないことなどを思い返したことで鬱憤を強め、憂さ晴らしのため「火を点けるものがあったら放火しながら帰宅しよう」と考えた[3]。また『千葉日報』では「Tは被害者A宅に放火する直前にも目の付いた住宅・マンションなど2軒へ放火していた」と報道されているが[20]、その2件については燃え跡が残っていなかったため立件されていない[46]

Tは2003年12月18日3時15分ごろ[3]、男性A(事件当時56歳・無職)一家が住んでいた千葉県館山市八幡822番地1号の住宅[2](木造亜鉛メッキ鋼板葺2階建て・延べ床面積約80㎡)を見つけると[注 14]「屋内でその居住者らが就寝しており、放火すれば住人らが死亡する可能性がある」と認識しながらあえて玄関付近の板壁に接着して置かれていた新聞紙の束に持っていたライター(平成16年押第47号の1)で点火し、その火を住宅に燃え移らせて全焼させたほか、隣接していたほか5人の居宅など6棟(延べ床面積合計約386㎡)にも燃え移らせて全焼させた(現住建造物等放火罪[3]。出火当時の館山市内は平均で風速4 - 6m、最大で10m超の強い西風が吹いていたため、火は強風にあおられて広範囲に燃え広がり[50]、A宅を含めた木造平屋・2階建て住宅計5棟に加え[51]千葉県宅地建物取引業協会南総支部の事務所1棟を含めた計6棟の民家467㎡が全焼し[41]、当時A宅内で就寝していた男性Aら親子計4人が焼死した(殺人罪[3]。いずれの家も原形を留めないほどに焼け落ちたが、中でも最も焼け方が激しかったA宅は柱まで焼け落ちて瓦礫のように変わり果て[50]、焼け跡から発見された遺品は焼け落ちた硬貨数枚のみだった[43]

  • 死亡した被害者4人は普段2階で就寝していたが、安房郡市消防本部によれば1階居間付近で1人、風呂場付近で1人、さらに土間で2人の遺体が発見された[43]。被害者4人の遺体は猛火により骨まで炭化し、身体の一部も欠損した変わり果てた姿で発見された[3]
  • また現場検証中の12月19日11時20分ごろにはA宅の焼け跡付近で火の手が上がったが、これは崩落して折り重なった屋根・天井などを除去する作業中に熱を含んだ部分(何らかの不燃物に阻まれ水が掛かっていなかった箇所)が急に空気に触れたことで発火したためだった[52]

火災直後に千葉県警が現場検証したところ、燃え方が激しかったことから火元はすぐにA宅と断定された[8]。他の5棟は空き家となっていた1棟以外の計4棟に計5人が住んでいたが、いずれも怪我人は出なかった[39]

その直後、Tは以下3件の放火事件を起こした[3]

  1. 同日3時25分ごろ[3]、館山市八幡の「海幸苑たてやま夕日海岸ホテル」大浴場循環室(ブロック積み平屋建て)に侵入し[53]、室内に設置された循環機(ホテル経営会社所有)の配管上に置かれていたタオルに前述のライターで点火して放火し、火を配管を被覆していた保温チューブに燃え移らせて炭化・損壊させた(器物損壊罪・被害額24,000円相当)[3]
  2. 同日午前3時45分ごろ[3]、館山市正木4304番地9号にあったスーパーマーケット「ニコニコ小売市場 館山北店」[54][注 15](鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建て,延べ床面積約2940.5㎡)で同店北西側出入口付近に積まれていた段ボール箱に入っていた正月用しめ飾りに上記ライターで点火して放火し、火を同店建物の外壁などに燃え移らせたことで同店建物の外壁等約30㎡を焼損した(非現住建造物等放火罪[3]
    • なおこのTは放火直前に被害者A宅の火災を消火するべく出動した消防車を目撃していたが[20]、犯行を思い留まることはなかった[25]
  3. 同日4時5分ごろ、館山市内の民家(木造瓦・アルミニウム板葺2階建て、延べ床面積約98.37㎡)に放火することを企て、1階台所南側勝手口付近の外壁に接着して置かれていたゴミ袋などに前述のライターで点火して放火し、火を同居宅に燃え移らせようとしたが自然鎮火したため、勝手口の外壁等を燻焼したに留まり放火の目的を遂げなかった(現住建造物等放火未遂罪[3]
  4. 同日4時10分ごろ[3][53]、館山市那古1514号5番地の民家へ侵入し[54]、放火しようと企てた上で民家に隣接する車庫兼倉庫内に置かれていた発泡スチロール箱に前述のライターで点火して放火し、その火を外壁・屋根などに燃え移らせたことで住居として使用されていた建物(木造アルミニウム板葺平屋建て・車庫兼倉庫を含め床面積合計約121.87㎡)の外壁など約2㎡を焼損した(現住建造物等放火罪[3]。この家は偶然通りかかった消防署員が火災を発見して早期に消火したため結果的には小火で済んだが、仮にその偶然がなければ風に煽られて家が全焼し、当時86歳の住人(足が悪く、出火当時は就寝中だった)の生命が奪われていた可能性があった[21]
  5. またTは一連の放火事件後、「最後に館山市正木付近の民家でも火を点けた」と供述した[58](立件はされていない)。

後に館山署内に設置された捜査本部が死亡した被害者4人の遺体のうち、2003年12月19日に男性2人[28]、12月22日に男女2人の遺体をそれぞれ司法解剖したが[58]、いずれも死因は焼死と断定されたものの、損傷が激しいため身元はすぐには確認できなかった[28][58]。そのため千葉県警はDNA型鑑定を行う方針を決めたほか[52]、22日の司法解剖結果や生存した三男Eの証言を頼りに身元確認を行い[59]、被害者4人の胃の内容物が事件前夜(12月17日)の夕食の内容と一致したことに加え、入れ歯・ネックレスなど身に着けていたものの特徴も一致したため[59]、12月23日に被害者4人の身元を在宅中だったA・B・C・Dと特定した[42][60]

26日・27日には館山斎場(館山市北条)で一家の通夜・葬儀が営まれた[61]


注釈

  1. ^ 近隣住民・知人は『読売新聞』の取材に対しTの人柄について「酒に酔うと性格が一変して暴力的になる性格」「『自分に注目してほしい』という欲求が強く、酒の席でだれからも相手にされないと怒りだして暴れることが多かった」と証言した[19]
  2. ^ 判決文では「平成9年(=1997年)ごろ[3]、『房日新聞』報道では「平成7年(=1995年)ごろ」となっている[14]
  3. ^ 『房日新聞』ではTの供述内容として「平成8,9年ごろ(=1996年・1997年ごろ)からごみ・民家の軒先の下着などに火を点け始めるようになった。放火する際には飲酒しており、放火によりストレスを発散するとともに快感を覚え、次第に犯行がエスカレートしていった」と報道されている[14]。また『千葉日報』では「1995年夏ごろに『渚銀座』で洗濯物への放火事件が起きたが、その被害に遭った店の近隣住民は『犬が吠えたので外に出ていたら夏なのにフードをかぶった男が逃げて行った』と証言している」と報道した[20]
  4. ^ 「渚銀座」は南房総でも屈指の歓楽街で、飲食店がひしめき合うように軒を連ねていたが、昭和時代中ごろに建築された古い木造建築物が多かったことから相次いで火災が発生していた[22]。現場キャバレー「クリフサイド」は館山駅西側300メートル(m)地点[13]・「渚銀座」の中心地に位置していた[1]
  5. ^ 従業員男性は同日、風邪気味で「睡眠剤を服用していたため火災に気づくのが遅れた」と推測されている[24]
  6. ^ 事件当時の『房日新聞』では「木造2階建て店舗兼住宅約500㎡を全焼」、『千葉日報』では「木造2階建て建物約500㎡を全焼」と報道されている[1][13]
  7. ^ 『房日新聞』によれば「クリフサイド」放火事件から約3か月後(1998年5月)には既に車を放火していた[14]
  8. ^ 『千葉日報』では「2003年1月16日に空き家が全焼」と報道されている[32]
  9. ^ 同署が作成した不審者の似姿がTと似ていたことに加え、その現場に残されていたたばこの吸い殻と同じ銘柄のたばこがTの車内にあったことから嫌疑が掛けられた[28]。それ以降も館山署は本事件発生まで数か月間にわたり不審火が発生する度にTを要注意人物としてリストアップしていた[34]
  10. ^ 『朝日新聞』では「Tが常連として通っていたスナックなど3棟計630平方メートルが全焼」[23]、『千葉日報』では「建物4棟」となっている[37]
  11. ^ この人物は出火当時就寝中だったがきな臭いにおいなどで覚醒し危うく難を逃れた[21]
  12. ^ 『東京新聞』『中日新聞』では「館山駅から北へ約600mの位置」と報道されている[39][40]
  13. ^ 最後に出たスナックからT宅までは約5km[45]
  14. ^ 火元となったA宅1階南側出入口付近は同じく全焼した南側事務所との間の幅約1mの路地に面しており、西側の道路からその路地に入ってすぐの場所には2枚のガラス戸の出入口があった[47]。A宅への出入口はこの出入口・玄関を含め3か所あったが、この出入口はかつてAの母親Fが食堂を経営していた際の出入口で[48]、食堂を閉店してからは物置代わりに使用していた[49]
  15. ^ 「ニコニコ小売市場 館山北店」には火災で犠牲となった被害者次男Dが生前たびたび買い物に訪れていた[52]。なお同店を経営していた「株式会社ニコニコ小売市場」は2005年(平成17年)4月6日17時に東京地方裁判所民事第20部より破産手続開始の決定を受けており[55]、2006年(平成18年)5月23日付の東京地裁民事第20部決定で破産手続廃止となった[56]。同店があった場所(館山市正木字干潟4304番地9号ほか)は2018年(平成30年)12月31日時点で病院になっている[57]
  16. ^ マンションの駐車場など[46]
  17. ^ 同事件では「被疑者Tは全焼した建物の飲食店を訪れたことがあり、上階に人が住んでいることを知っていた可能性がある」として現住建造物等放火罪で立件された[38]
  18. ^ A宅の出入口付近には新聞紙・洗濯機が置かれていた[94]

出典

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  82. ^ 『読売新聞』2004年4月1日東京朝刊京葉版34頁「館山・連続放火、捜査終結 被告を現住建造物等放火罪で追起訴=千葉」
  83. ^ a b c d e f 『房日新聞』2004年4月23日朝刊4頁「館山の放火事件 T被告、殺人を否認 千葉地裁で初公判 傍聴の遺族、怒りあらわ」
  84. ^ a b c d 『房日新聞』2004年6月16日朝刊4頁「館山の放火殺人 きのう千葉地裁で冒頭陳述 殺意めぐり真っ向対立」
  85. ^ a b c 『千葉日報』2004年4月23日朝刊第一社会面19頁「館山連続放火 初公判でT被告『殺意はなかった』」
  86. ^ 『朝日新聞』2004年4月23日朝刊千葉県第一地方面31頁「4人焼死、殺意は否認 館山の連続放火初公判でT被告 /千葉」
  87. ^ 『東京新聞』2004年4月23日朝刊社会面29頁「館山放火4人焼死 被告が殺意否認 千葉地裁初公判」
  88. ^ 『読売新聞』2004年4月23日東京朝刊京葉版32頁「館山の連続放火事件 4人焼死初公判 被告『未必の故意なかった』=千葉」
  89. ^ a b 『千葉日報』2004年6月16日朝刊第一社会面19頁「館山連続放火T被告 検察側が冒頭陳述『快感忘れられず』」
  90. ^ 『朝日新聞』2004年12月14日夕刊第一社会面15頁「家族4人焼死の事件に死刑を求刑 千葉地裁」
  91. ^ 『朝日新聞』2004年12月15日朝刊千葉県第一地方面31頁「検察、『未必の故意』主張 館山・放火殺人、死刑を求刑 /千葉」
  92. ^ 『読売新聞』2004年12月14日大阪夕刊第二社会面12頁「館山の4人放火殺人 被告に死刑求刑/千葉地裁」
  93. ^ 『読売新聞』2004年12月15日東京朝刊京葉版34頁「館山の一家4人放火殺人で死刑求刑『死刑以外考えられず』遺族語る=千葉」
  94. ^ a b c 『東京新聞』2005年2月21日夕刊社会面9頁「放火4人焼死に死刑 館山 未必の故意、殺人認定 千葉地裁判決」「うつむいて 身動きせず T被告」「『やっと終わり 早く忘れたい』 一家失った三男」
  95. ^ 『千葉日報』2004年12月15日朝刊第一社会面19頁「館山の連続放火 土木作業員に死刑求刑 遺族『極刑以外考えられぬ』それでも家族は戻らない」
  96. ^ a b c d 『千葉日報』2005年2月22日朝刊1面1頁「館山連続放火事件 千葉地裁 土木作業員に死刑判決 殺人認定し『責任重い』」
  97. ^ 『中日新聞』2005年2月21日夕刊社会面13頁「館山の4人焼死 放火被告に死刑判決 千葉地裁『未必の故意』認定」
  98. ^ 『朝日新聞』2005年2月21日夕刊第二社会面18頁「放火4人焼死に死刑 殺意あったと認定 千葉地裁判決」
  99. ^ 『朝日新聞』2005年2月22日朝刊千葉県第一地方面31頁「『憂さ晴らし』と断罪 館山放火殺人で死刑判決 千葉地裁 /千葉」
  100. ^ 『読売新聞』2005年2月21日東京夕刊社会面19頁「千葉・館山の放火4人殺害事件 被告に死刑判決/千葉地裁」
  101. ^ 『読売新聞』2005年2月22日東京朝刊京葉版34頁「放火4人殺害の被告に死刑判決 『殺意あった』と断罪=千葉」
  102. ^ a b c 『東京新聞』2006年9月29日朝刊社会面29頁「4人放火殺人 二審も死刑判決 東京高裁『矯正は困難』」
  103. ^ a b 『読売新聞』2006年9月29日東京朝刊第三社会面37頁「千葉の放火4人焼死控訴審 死刑判決を支持/東京高裁」
  104. ^ 『朝日新聞』2006年9月29日朝刊第一社会面39頁「放火の被告、二審も死刑 千葉の4人死亡」
  105. ^ 『朝日新聞』2010年4月14日朝刊第三社会面29頁「千葉・館山の4人焼死、7月に弁論 最高裁」
  106. ^ a b 『朝日新聞』2010年7月2日朝刊ちば第一地方面31頁「館山の4人焼死事件、最高裁で弁論 /千葉県」
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  108. ^ 『朝日新聞』2010年8月29日朝刊ちば首都圏・第一地方面37頁「館山の4人焼死放火の最高裁判決、来月16日 一、二審では死刑判決/千葉県」
  109. ^ 『千葉日報』2010年9月18日朝刊第一社会面23頁「館山4人焼死、死刑確定へ 一、二審支持 T被告の上告棄却」
  110. ^ 『朝日新聞』2010年9月17日朝刊第三社会面37頁「館山放火殺人、死刑が確定へ 最高裁、上告を棄却」
  111. ^ 『東京新聞』2010年9月17日朝刊第2社会面26頁「館山4人殺害 死刑が確定へ 上告棄却」
  112. ^ 『読売新聞』2010年9月17日東京朝刊京葉版33頁「放火4人殺害公判すべて傍聴 兄『最後まで見届けた』『弁解ばかり』=千葉」
  113. ^ フォーラム90 2011, pp. 10–12.
  114. ^ a b フォーラム90 2011, pp. 116–117.
  115. ^ 年報・死刑廃止 (2013, pp. 106–107)(初出:『出版ニュース』2012年11月上旬号)
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  117. ^ 年報・死刑廃止 2013, p. 247.
  118. ^ 年報・死刑廃止 2013, p. 273.
  119. ^ 年報・死刑廃止 2013, p. 267.





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