脳内エステ IQサプリ 概要

脳内エステ IQサプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/02 10:01 UTC 版)

概要

いわゆる解答者の知識に比重を置く通常のクイズとは異なり、発想の転換・ひらめきを必要とするパズル問題(IQ問題)をメインとする。

改編期の深夜枠・関東ローカルの単発番組としての放送を経て、2003年12月29日(月)23:30 - 24:30に全国ネットの特別番組として放送された。2004年4月24日からレギュラー番組となり、毎週土曜日19:00 - 19:57(JST)に放送された。

FNS各局は日本民間放送連盟が定めた基準に従い、「児童・青少年に見ていただきたい番組」に推奨していた。

2004年10月23日は、新潟県中越地震による『FNN報道特別番組』の放送に従い休止。

2006年12月30日に放送100回を達成。それを記念して『脳内エステ IQサプリ 第100回超特大生放送SP』と題した2時間半の生放送が行われた。

2008年3月までは地上デジタルテレビ放送データ放送との連動により、視聴者もモヤッとやスッキリの疑似体験ができた。モヤッとボールは右側に表示されたマスターのアニメーションの上に貯まり、モヤッとボールの数とラッキーナンバーが一致するとIQサプリのボードゲームの応募権が得られた。その他、先週の宿題サプリの答えや「サプリdeだ〜れ」の情報の閲覧、一部の放送回では1問だけ問題に参加する事ができた。

2008年4月から9月までは問題が「脳トレQ」と呼ばれるようになり、脳トレを意識した問題が多くなった。さらに、同年10月から12月は宇宙を舞台にブラックマスターと対決する内容に変更、翌年1月から3月は問題が「常識IQ」と呼ばれて一般常識を問う問題がメインになるなど、番組の趣向が大幅に変化した(詳細は後述)。

そして、2009年3月14日放送分をもってレギュラー放送は終了し、約5年間の放送に終止符を打った。総問題数は2863問だった。

2013年1月22日の『カスペ!』枠(19:00 - 20:54)にて、『復活!IQサプリ2013 天才軍団に立ち向かえ!最強スッキリ王大決定戦SP』と題して、レギュラー放送終了以来の約4年ぶりに特別番組として復活。以降、2013年5月28日・2013年10月15日・2014年5月20日に同枠にて、復活特別番組が計4回放送された。

2014年5月20日を最後にしばらく放送が途絶えたが、2016年8月21日・2017年1月10日に当番組の問題を踏襲したクイズ番組『最上級のひらめきニンゲンを目指せ!クイズ!金の正解!銀の正解!』が同系列で特別番組として放送され、2017年4月22日から同年9月16日まで同時間帯でレギュラー放送された。

2019年6月14日に、『IQサプリ 令和も超スッキリスペシャル!』が『金曜プレミアム』枠(20:00 - 21:49)[注 1]で約5年ぶりに再び特別番組として放送された[1]。また、サプリマスター・伊東四朗の高齢を機に、この回を最後に不定期特番は事実上終了した。


注釈

  1. ^ a b 北海道文化放送は『みんスポBASEBALL』・北海道日本ハムファイターズ読売ジャイアンツ放送のため6月16日の13:00 - 14:50に、関西テレビは『プロ野球中継』・オリックス・バファローズ阪神タイガース放送のため6月16日の12:00 - 13:59に放送。
  2. ^ 2007年1月から最終回までは磯野貴理の芸名で出演。
  3. ^ a b 2007年2月24日放送分と8月18日放送分は、『M-1グランプリ』におけるユニットコンビ『竹山崎』として2人1組のペアで出演。
  4. ^ 2007年4月からは「モヤッと」と書かれていた部分がデジタル式のモニターにリニューアルされた。特番時代は、2007年3月以前のシンプルな物に戻っている。また、モヤッとホールにモヤッとボール以外の物を入れると、CGで燃えて消滅する(例として、石塚が後述の「ハコ投げ」を行った後に、空になった箱を放り投げた事がある)。
  5. ^ 例として、中川家がマスター伊東の事を「伊藤さん」と書き間違えて没収された事がある。
  6. ^ 早押し問題での誤答は含まれない。また、「モノサプリ」や「サプリdeだ~れ?」など複数回解答出来る問題に関しては、制限時間内に最終的に正解出来れば何度誤答しても良い。
  7. ^ はなわが解答者に皮肉な駄洒落を言う事で、その解答者がスッキリでもモヤッとボールを投げてくる一つの原因である。
  8. ^ 回によっては両者のチームカラーが逆だったり、石塚や磯野がリーダーとなるケースもあった。
  9. ^ ブラックマスターとサプリマスターは同一人物という設定だが、当初は兄弟関係という設定だった(ブラックマスターが兄)。
  10. ^ 毎回3-5人で、黒い制服を着用している。
  11. ^ ブラックマスター曰く、進行役の席と連合軍の解答席との間には時空の歪み等が存在しており、一応異次元にあるという設定。対戦相手は2回ともサプリ連合軍リーダー(今田)
  12. ^ 1本目は必ずリーダーの今田で、2本目以降は話し合いにより決める。初回は全て今田。
  13. ^ トップが複数いる場合は、同点決勝を行う。実例は後述のスペシャルも含めて3回。
  14. ^ 1つ、リボンには歴代優勝チームが書かれている。
  15. ^ 第4回以降から登場。宝箱に入っており、1人1個ずつ貰える。一度だけ、視聴者にも抽選でプレゼントされた事があった。
  16. ^ 2019年6月14日放送分はゴールデンタイムの編成が日本テレビ系となる金曜日のため非ネット。
  17. ^ レギュラー放送時の土曜日は日本テレビ系の編成のため。
  18. ^ 復活スペシャルはすべて同時ネット。

出典







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