盧弼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:59 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動進士に及第して祠部員外郎・知制誥となり、昭宗の天祐元年(904年)、朱全忠(後の五代後梁の太祖)が昭宗に強要して洛陽へ遷都したとき随行したが、世の乱れを知って辞職し、上党に長寓した。その後、権臣の河東節度使李克用を頼り、河東節度副使となったが、謹直な性格を讃えられた。
作品に、『李秀才(りしゅうさい)の「辺庭四時怨(へんていしじえん)」に和す』(七言絶句)がある。
李秀才(りしゅうさい)の「辺庭四時怨(へんていしじえん)」に和す | |
八月霜飛柳半黄 | 八月 霜飛んで柳半ば黄なり |
蓬根吹断雁南翔 | 蓬根(ほうこん)吹き断たれて雁(かり)南に翔(か)く |
隴頭流水関山月 | 隴頭(ろうとう)の流水 関山(かんざん)の月 |
泣上龍堆望故郷 | 泣くなく龍堆(りゅうたい)に上(のぼ)って故郷を望む |
出典
- 1 盧弼とは
- 2 盧弼の概要
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