王門とは? わかりやすく解説

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王門Wang Men

オウモン
ワウモン

(?~?)

公孫瓚の将。

もともと公孫瓚味方していたが、袁紹方に寝返り軍勢一万余り率いて東州攻め寄せた。しかし県令田予に「卿が公孫氏厚遇されながら立ち去ったのは、やむを得ない事情があるからだと思っていた。いま戻ってきて悪事をなしたので、卿が謀叛人に過ぎないことが分かった水汲み人ほどの智力があれば器を大切にして貸したりしないものだが、吾はそれを引き受けている。どうしてさっさと攻撃してこないのだ?」と言われ、すっかり恥じ入ってそのまま撤退した田予伝》。

東州河間国束州」の誤りとみる説、漁陽郡泉州」の誤りとみる説があり、盧弼泉州説を採用する集解》。

参照袁紹 / 公孫瓚 / 田予 / 泉州県東州県) / 県令


王門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 04:56 UTC 版)

王 門(おう もん、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の武将。公孫瓚の配下で、後に袁紹に降った武将。

事績

もともと公孫瓚に味方していたが、袁紹に投降し、1万の軍勢で公孫瓚領に侵攻した。

そして公孫瓚配下の田豫と対陣すると田豫に論破され、恥ずかしくなり撤退していった。

伝記資料

  • 三国志』魏書二十六 滿田牽郭傳 田豫伝「公孫瓚使豫守東州令,瓚將王門叛瓚,爲袁紹將萬餘人來攻。衆懼欲降。登城謂門曰:「卿爲公孫所厚而去,意有所不得已也;今還作賊,乃知卿亂人耳。夫挈瓶之智,守不假器,吾旣受之矣;何不急攻乎?」門慙而退」 s:zh:三國志/卷26#田豫



「王門」の例文・使い方・用例・文例

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