火病とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 疾患 > > 火病の意味・解説 

火病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 20:50 UTC 版)

火病(ひびょう、かびょう、ファッピョン[1]: 화병[注釈 1]は、鬱火病(うっかびょう、うつひびょう、ウルァッピョン/ウラッピョン、: 울화병[注釈 2]: 울화ㅅ병[4])の略称で、 文化依存症候群(文化結合症候群)のうち、韓国人に顕著にみられる[1][要検証][5][6][7][8]精神疾患と指摘されている病気[2][9]北朝鮮と韓国でともによくつけられる診断名であるという[10]米精神医学会『精神障害の診断と統計マニュアル』の巻末附録「文化的定式化の概念と文化と結び付いた症候群の用語集」では「韓国人にだけ現れる珍しい現象で、不安・うつ病・身体異常などが複合的に現われる怒り症候群」とされている[1][注釈 3]。韓国には専門の「火病クリニック」もある[6]


注釈

  1. ^ 英語表記はHwabyung[2]であるが、Hwapyungとされている場合もある。
  2. ^ 〖漢方〗心気症。類語に鬱火症 (: 울화증) がある[3]
  3. ^ DSM-Ⅳ 精神障害の診断と統計マニュアル』の「文化に結びついた症候群の用語集」に記載が見られる[11][12]。『DSM-5 精神障害の診断と統計マニュアル』の「苦痛の文化的概念の用語集」には記載がない[13]

出典

  1. ^ a b c 呉善花 2014, p. 192
  2. ^ a b “火病にはワールドカップが薬?”. 中央日報 日本語版. (2006年6月12日). https://japanese.joins.com/JArticle/76686 
  3. ^ 大阪外国語大学朝鮮語研究室編; 主幹: 塚本勲―北嶋静江『朝鮮語大辞典 下巻 ㅅ~ㅎ』角川書店、昭和61年2月20日、ISBN 4-04-012200-3、1809頁。
  4. ^ 朝鮮總督府編『朝鮮語辭典』朝鮮總督府、大正九年三月三十日發行、六四三頁
  5. ^ a b キム・ソヒョン 2019, p. 58
  6. ^ a b 久保田るり子 (2003年12月10日). “恨(ハン)と火病(ファッピョン)”. 産経新聞. 2019年10月31日閲覧。
  7. ^ a b c d 中嶋泰憲 (2010年12月16日). “火病(韓国):怒りを抑圧した結果の心身の異変”. AllAbout. 2019年11月1日閲覧。
  8. ^ 慎武宏 (2018年7月19日). “『グッド・ドクター』の生みの親・韓国は先進国の中で「もっとも医師の少ない国」?”. YahooNews. 2019年11月1日閲覧。
  9. ^ 韓国・済州島に「慰安婦像」 日本史捏造でも、消し去れぬ島の数万人虐殺史SANKEI EXPRESS 2015年10月19日09:14配信、2/5ページ)2019年10月26日確認
  10. ^ パク・ヨンミ著・満園真木訳『生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った』辰巳出版、2015年11月20日 初版第1刷発行、ISBN 978-4-7778-1609-5、40頁。Hwa-byung―a common diagnosis in both North and South Korea that roughly translates into “disease caused by mental or emotional stress".
  11. ^ a b American Psychiatric Association [編]; 髙橋三郎、大野裕、染谷俊幸訳『DSM-IV 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院、1996年5月15日発行 第1版第1刷、ISBN 4-260-11804-8、809頁。原著第4版 (Washington D.C.: American Psychiatric Association, 1994) の全訳。
  12. ^ a b “火病とFコード〜病を隠して育てて来た韓国の風土変えよう” (朝鮮語). 中央日報. (2007年11月13日). http://healthcare.joins.com/master/healthmaster_article_view.asp?contCode=011000&total_id=2945064 [リンク切れ]
  13. ^ American Psychiatric Association [編]; [日本語版用語監修] 日本精神神経学会 [監訳] 髙橋三郎、大野裕「苦痛の文化的概念の用語集」『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院、2014年6月15日 第1版第1刷発行、ISBN 978-4-260-01907-1、827~831頁。
  14. ^ 한국인 화병 급증, 한국인에게만 발생…직장인 90% ‘화병 경험’” (朝鮮語). 뉴스1 (2015年1月28日). 2019年9月26日閲覧。
  15. ^ “韓国人の火病急増、サラリーマン90%が病む…その原因は?”. 中央日報 日本語版. (2015年1月28日). https://japanese.joins.com/JArticle/195921 
  16. ^ 呉善花 2014, p. 193
  17. ^ a b 呉善花 2014, p. 195
  18. ^ 呉善花 2014, pp. 195-196
  19. ^ 呉善花 2014, p. 197
  20. ^ 金秀恵 (2013年2月17日). “韓国の小中高生、22万人は「精神科の受診が必要」”. 朝鮮日報 日本語版. オリジナルの2013年2月17日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20130217032500/http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/17/2013021700185.html 2013年2月17日閲覧。 
  21. ^ 三橋貴明室谷克実『韓国人がタブーにする韓国経済の真実』PHP研究所、ISBN 978-4-569-79661-1、2011年06月18日 発行、163頁。
  22. ^ a b 2典プロジェクト『2典 第3版』宝島社、2005年8月13日 第1刷発行、ISBN 4-7966-4754-6、448頁。
  23. ^ 内山弘「ネットの日本語 -2ちゃんねるとニコニコ動画を中心に-」 (pdf) 『地域政策科学研究』第7巻、鹿児島大学大学院人文社会科学研究科地域政策科学専攻、2010年11月、 230頁。


「火病」の続きの解説一覧



火病と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「火病」の関連用語

火病のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



火病のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの火病 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2020 Weblio RSS