永福寺 (江戸川区)
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歴史
戦国時代後期、宥賢上人(1568年・永禄11年寂)によって開山された[1][2]。
当初の名称は「長福寺」であった。ところが1716年(享保元年)、紀州藩の藩主だった徳川吉宗が第8代将軍の位に就き、長男の長福丸(後の第9代将軍徳川家重)が将軍世子となった。将軍世子と同名になってしまったため、幕府に憚って、「長」を「永」に変更し「永福寺」に改称した(避諱)[1]。
当寺の本尊は、行基作とされている阿弥陀如来である[1][2]。
鐘楼は1983年(昭和58年)に建てられた比較的新しいものである。安土桃山時代の「桃山様式」で建てられている[2]。
文化財
- 法印頼尊筆子塚 - 江戸川区登録有形文化財・歴史資料、平成6年2月22日告示[3]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 江戸川区史編纂室 編『江戸川区史 第3巻』江戸川区、1976年
- 江戸川区教育委員会 編『江戸川区の史跡と名所(第13版新装改訂版)』江戸川区教育委員会、2000年
関連項目
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