森戸辰男 略歴

森戸辰男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 17:12 UTC 版)

略歴

  • 1888年12月: 広島県深津郡福山東堀瑞に生まれる
  • 1902年3月:広島県深安郡福山町高等小学校卒業
  • 1907年3月:広島県立福山中学校卒業
  • 1910年7月:第一高等学校卒業
  • 1914年7月:東京帝国大学法科大学経済学科卒業
  • 1916年9月:東京帝国大学法科大学社会政策学科助教授
  • 1920年10月:刑事裁判確定により失官
  • 1946年4月:第22回衆議院議員総選挙で当選(広島県全県区、のち旧広島3区、日本社会党、連続3期)
  • 1947年6月:文部大臣就任、民主外交協会理事長就任[14]
  • 1950年4月:衆議院議員辞職、広島大学学長就任(1963年まで)
  • 1963年4月:日本放送協会学園高等学校初代校長就任
  • 1971年11月:文化功労者顕彰
  • 1980年6月:日本教育会名誉会長

栄典

著書

  • 「クロポトキンの片影」 同人社書店、1922年 
  • 「思想と闘争」 改造社、1925年 のち黒色戦線社 
  • 「最近ドイツ社会党史の一齣」 同人社書店、1925年
  • 『社会科学研究の自由に関して青年学徒に訴ふ』 改造社、1925年
  • 『学生と政治』 改造社、1926年
  • 『闘争手段としての学校教育』 同人社書店、1926年
  • 『思想闘争史上に於ける社会科学運動の重要性』 改造社、1927年
  • 『大学の顛落』 同人社、1930年
  • 『オウエン・モリス』 岩波書店、1938年、大教育家文庫
  • 『戦争と文化』 中央公論社、1941年
  • 『独逸労働戦線と産業報国運動 その本質及任務に関する考察』 改造社、1941年
  • 『救国民主聯盟の提唱』 鱒書房、1946年
  • 「社会民主主義のために」 第一出版、1947年
  • 『労働組合の課題』 君島書房、1947年
  • 『クロポトキン』 弘文堂・アテネ文庫、1949年
  • 『日本におけるキリスト教と社会運動』 潮書房、1950年
  • 『平和革命の条件』 東京出版社、1950年
  • 「変革期の大学」 広島大学、1952年
  • 「日本教育の回顧と展望」 教育出版、1959年
  • 「思想の遍歴」 春秋社、1972-75年
  • 「教育不在 占領政策と権力闘争の谷間」 鱒書房、1972年
  • 「第三の教育改革 中教審答申と教科書裁判」 第一法規出版、1973年
  • 『遍歴八十年』 日本経済新聞社、1976年
  • 『クロポトキンの社会思想の研究』 黒色戦線社、1988年
  • 『無政府主義』 黒色戦線社、1988年

共著

  • 『経済学全集 第50巻 剰余価値学説略史』 笠信太郎共著、改造社、1933年

翻訳

  • ブレンターノ 『労働者問題』 岩波書店、1919年
  • メンガー 『近世社会主義思想史』 我等社、1921年
  • ヴェネル・ゾムバルト 『労働組合運動の理論と歴史』 大原社会問題研究所出版部、1922年
  • レーデラア 『岐路に立てるヨーロッパ 其解決と極東』 大阪毎日新聞社、1924年
  • メンガー 「全労働収益権史論」弘文堂書房、1924年
  • エルンスト・エンゲル 『ベルギー労働者家族の生活費』 栗田書店、1941年
  • 「独逸労働の指導精神」 訳編、栗田書店、1942年
  • エンゲル 『労働の価値・人間の価値』 栗田書店、1942年
  • モリッツ・ウィルヘルム・ドロービッシュ 『道徳統計と人間の意志自由』 栗田書店、1943年
  • ズューズミルヒ『神の秩序』 高野岩三郎 共訳、第一出版、1949年

伝記

脚注








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