村田雄浩
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来歴
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東京都出身[3]。小学5年生より越谷市で育ち、越谷市立北陽中学校、埼玉県立三郷高等学校出身[注釈 1]。
少年時代は柔道に励み、ディズニーや黒沢映画への憧れから、16歳で劇団ひまわりに入団。のち、仲間と自主映画を撮り始め[4]、劇団「アクターズ・スリル&チャンス」を結成(1998年解散)。
1979年『思えば遠くへ来たもんだ』(朝間義隆監督)でスクリーンデビュー[3]。
『澪つくし』などを経て、1992年の『ミンボーの女』や『おこげ』の演技により、キネマ旬報賞・報知映画賞・日本アカデミー賞などの数々の映画賞を受賞し[3]、役者としての地位を確立した。
映画では大林宣彦作品に複数回起用されたほか、ゴジラシリーズには、主演から端役までの様々なポジションで計5作に出演している。
デビュー当初は強面で屈強な役柄が多かったが、温和な人柄と純朴とした雰囲気から人気を得る[注釈 2]。素朴な笑顔や自然で味のある演技、脇を固める渋い演技に定評がある[5]。ゴジラシリーズの監督を務めた大河原孝夫は、細かい注文をしなくてもうまく人間味を出し、しっかりとした芝居ができると評している[6]。
数は少ないながらも洋画吹替への出演経験があり、スタンリー・キューブリック監督作の『フルメタル・ジャケット』では厳しい訓練の末に精神に変調をきたすレナード役を担当。村田の演技に関し、キューブリックからも賛辞を送られた[7]。
2006年10月13日に20歳年下の女優・中江里香と結婚[8]。
注釈
出典
- ^ a b ゴジラ大百科 1993, p. 129, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
- ^ a b “村田雄浩”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年1月11日閲覧。
- ^ a b c NHK. “村田雄浩|NHK人物録”. NHK人物録 | NHKアーカイブス. 2020年6月24日閲覧。
- ^ 思い続けるのも才能…村田雄浩 2015年3月23日付 夕刊読売新聞「臥薪笑胆」最終回
- ^ “黄桜酒造、「呑」CMキャラクターに村田雄浩起用”. 日本食糧新聞電子版. 2020年6月24日閲覧。
- ^ 「インタビュー 大河原孝夫」『ゴジラVSモスラ』東宝出版・商品事業室〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.7〉、1993年1月15日、76頁。ISBN 4-924609-43-9。
- ^ 吹替版の演出を担当した原田眞人の取材記事より
- ^ “妻は20代…村田雄浩50歳目前パパになる”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2009年9月24日) 2022年1月23日閲覧。
- ^ a b 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 1999, p. 22, 「インタビュー 村田雄浩」
- ^ 公益社団法人日本プロボウリング協会ウェブサイト「公認トーナメント」参照。
- ^ 東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 1999, p. 31, 「インタビュー 鈴木麻由」
- ^ “《2020年大河ドラマ》“戦国武将&戦国の華” 出演者発表”. 大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる. NHK (2019年6月17日). 2019年6月17日閲覧。
- ^ “<孤独のグルメ>シリーズ初の配信オリジナル作品が一挙配信決定!松重豊「当番組の黒歴史になること請け合いです」”. WEBザテレビジョン (KADOKAWA). (2022年3月18日) 2022年3月18日閲覧。
- ^ 【キントリ週報】前代未聞!? 警察官が特別取調室に籠城!newswalkerplus(2017年4月27日), 2017年4月27日閲覧。
- ^ “田中圭主演「ブラックポストマン」遠藤雄弥、三浦誠己、浅田芭路らゲスト解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月13日) 2023年8月13日閲覧。
- ^ “日越外交関係樹立50周年記念ドラマ「ベトナムのひびき」放送決定のお知らせ”. 日本放送協会. (2024年2月4日) 2024年2月9日閲覧。
- ^ 桑田佳祐のボウリング特番、日米オールスターが集結 オリコン 2019年1月3日閲覧, 2019年1月3日配信
- ^ “BSプレミアムがお引っ越し!カウントダウンSP BSプレミアムがお引っ越し!カウントダウンSP(情報・ワイドショー) | WEBザテレビジョン(0302-1)”. WEBザテレビジョン. (2023年11月30日) 2024年2月16日閲覧。
- ^ “「宮古島物語ふたたヴィラ」の続編が公開決定、マドリード国際映画祭でダブル受賞”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年9月8日) 2023年9月8日閲覧。
- ^ “ファンケルヘルスサイエンス 「えんきん」のCM開始、商品売上前年比70%増へ”. 通販新聞 (2015年7月16日). 2015年7月16日閲覧。
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