木曾氏 桓武平氏三浦氏族の木曾氏

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木曾氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 07:00 UTC 版)

桓武平氏三浦氏族の木曾氏

平姓三浦氏族蘆名一門の木曾氏も存在する[23]。『三浦系図』には「芦名二郎為長の子為永(木曾次郎)」とある[23]。『姓氏家系大辞典』では岩代国耶麻郡木曾村(現在の福島県喜多方市山都木曾)が発祥の地ではないかと推測している[23]

美作国の木曾氏

信濃国の木曾氏の子孫とされる美作国の木曾氏である[23]

伝説によると、近江国鹿飛村に住んでいた木曾義利の曾孫・太郎左衛門源元義が、慶長5年(1600年)関ケ原の戦いで石田三成の西軍に属して東軍と戦ったため、播磨国長谷に隠れた[23]。そして慶長10年(1605年)になってから、木曾元義は津山藩森忠政を頼って美作国津山を訪れ、粟倉庄庄屋の役目を命じられたとされる[23]

関連寺院

脚注

参考文献

参考論文
  • 大浦宏勝「葦原検校の足跡」(PDF)『日本医史学雑誌』第51巻第1号、2005年。 
  • 大浦宏勝「葦原検校の遺跡と木像について」(PDF)『日本医史学雑誌』第51巻第2号、2005年。 
  • 平山優「一通の某起請文に関する一考察-武田氏と木曾氏に関するおぼえがき-」『武田氏研究』27号、2003年
  • 曽山友滋『木曽義仲遺児「万寿丸」と安曇豪族「仁科氏」』歴研、2015年
  • 『旭市史 第3巻 (近世南部史料編,中世史料編)』 転換期の武将木曾義昌 木曾氏の由来 p995~p1002 旭市史編さん委員会 1975年

関連項目


  1. ^ 洞院 1899, p. 45.
  2. ^ 蘆田 1916, p. 303.
  3. ^ 蘆田 1916, p. 304.
  4. ^ 今井 1935, p. [要ページ番号].
  5. ^ 大浦 2005b, p. 323.
  6. ^ 太田, 亮, 1884-1956. 丹羽, 基二, 1919-2006. (1979). 新編姓氏家系辞書. 秋田書店. OCLC 674255148. http://worldcat.org/oclc/674255148 
  7. ^ 『木曽福島町史』[要文献特定詳細情報][要ページ番号]
  8. ^ 今井 1935.
  9. ^ 曽山(2015)、p.30
  10. ^ 蘆田 1916, p. 319.
  11. ^ 平山(2003)、p.14
  12. ^ 平山(2003)、p.19
  13. ^ 大浦 2005a, p. 68.
  14. ^ 大浦 2005a, pp. 52–54.
  15. ^ 旭市, 指定文化財一覧.
  16. ^ a b c 大浦 2005a, pp. 54–55.
  17. ^ 井原今朝雄「木曾氏」(『日本史大事典 2』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13102-4
  18. ^ 笹本正治「武田氏進入以前の木曾氏について」(初出:『信濃』42巻3号(1990年)/所収:笹本『戦国大名武田氏の研究』(思文閣出版、1993年)) 1993年、P176-177.
  19. ^ 山田邦明「常陸国真壁氏の系図に関する一考察」(初出:中世東国史研究会 編『中世東国史の研究』(東京大学出版会、1988年)/所収:山田『鎌倉府と地域社会』(同成社、2014年)ISBN 978-4-88621-681-6
  20. ^ 海津一朗「南北朝内乱と美濃真壁氏の本宗家放逐」(初出:『生活と文化』4号(1990年)/所収:清水亮 編『シリーズ・中世関東武士の研究 第一九巻 常陸真壁氏』(戒光祥出版、2016年)ISBN 978-4-86403-195-0
  21. ^ 清水亮「鎌倉期における常陸真壁氏の動向」(清水亮 編『シリーズ・中世関東武士の研究 第一九巻 常陸真壁氏』(戒光祥出版、2016年)ISBN 978-4-86403-195-0
  22. ^ 笹本正治「武田氏進入以前の木曾氏について」(初出:『信濃』42巻3号(1990年)/所収:笹本『戦国大名武田氏の研究』(思文閣出版、1993年)) 1993年、P177.
  23. ^ a b c d e f 太田 1934, p. 1875.


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