映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 舞台

映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/10 14:49 UTC 版)

舞台

コーヤコーヤ星
ドラえもん達が住む地球とは遠く離れている開拓星。今作ではコーヤコーヤ星の時間の流れでいう7年前にロップル達が移民し、星を開拓していった設定になっている。重力が地球よりも小さいため、地球人はスーパーマンのような力を発揮できる。豊かな自然に恵まれているが、星そのものが反重力エネルギーを発生させるガルタイトという鉱石でできているため、ガルタイト鉱業に狙われている。
なお、旧作に登場したトカイトカイ星は今作では登場せず、コーヤコーヤ星に街がある設定に変更されている。

声の出演

ゲストキャラクター

ロップル
声 - 櫻井智
コーヤコーヤ星に住む開拓移民の少年。
チャミー
声 - 佐久間レイ
ロップルの親友の宇宙生物。外見が原作漫画に忠実になった。
クレム
声 - アヤカ・ウィルソン
ロップルの妹。コーヤコーヤ星の英雄であるのび太を尊敬している。
ライザ
声 - 渡辺菜生子
ロップルとクレムの母。原作漫画および旧作では名前は付いていなかったが本作で名前が付けられた。
ライザの夫
声 - なし
ロップルとクレムの父。写真のみの登場。故人。
モリーナ
声 - 香里奈 / 堀江由衣(10歳)
ロップルの姉貴分のような幼なじみ。本作のオリジナルキャラクター。
コーヤコーヤ星に彼女やロップルたちが移民したのが7年前なので現在は17歳ということになる。7年前に磁気嵐に巻き込まれた父であるバーンズ博士を誰も助けようとしなかったことから、他の移民とは確執があり、のび太たちのことも最初は快く思わなかった。しかし、ロップルのことは弟のように大事に思っている。
ロップル以外の移民との確執をギラーミンに利用され、超空間ゲートのことを教えてしまうも騙されたことを知った後はドラえもんたちに協力し、ギラーミンの攻撃からのび太を庇う姿も見せた。生きていたバーンズとの再会を果たした後、バーンズが生き延びた星の開拓のために活動する。
前々作に登場した美夜子同様、のび太たちより年上の女性ゲストキャラクターである。
バーンズ博士
声 - 堀内賢雄
モリーナの父。本作のオリジナルキャラクター。
モリーナが10歳の頃、磁気嵐の中で移民船の修理を行い直すことに成功するが磁気嵐に巻き込まれて行方不明となる。
実は小惑星に不時着して生存していたことが明らかになり、モリーナと再会する。
船長 / 市長
声 - 佐藤正治
名称不明の移民団のリーダー。
移民船では船長を務め、現在は市長となっている。
バーンズ博士を犠牲にしてしまったことに心を痛めている。
カモラン
声 - 茶風林
ロップルの隣人(ただし、家はとても離れている)で移民団の団長だった。
ブブ
声 - 峰あつ子
カモランの息子。
旧作ではのび太やドラえもんに良い感情を持っていなかったが、本作では逆にのび太たちに憧れを抱いており、終盤ものび太たちの役に立つ為、積極的な行動を見せる。
ギラーミン
声 - 大塚明夫
ガルタイト鉱業本社から派遣された男。旧作ではあくまでも金で雇われた用心棒だったが、本作ではガルタイト鉱業の社員となっており、主任であるバカラよりも立場は上で彼らに指示を下すことから職制は課長又は係長とみられる。
旧作よりも残忍で狡猾な性格になっており、モリーナに「自分はバーンズ博士の仲間でバーンズ博士の事故は仕組まれたものだった」と語ることでモリーナから超空間ゲートの場所を聞き出し、コア破壊装置の使用もギラーミンが決めた。
のび太との一騎討ちの撃ち合いに敗れながらもすぐに立ち上がり、のび太を狙うもモリーナが庇ったことで失敗。コア破壊装置を起動させた後、ダウトとウーノと共に離脱するも宇宙警察に逮捕される。牢屋に入れられた直後、自分たちを倒したのび太を尊重するような発言をした。
バカラ
声 - 大川透
ガルタイト鉱業主任。旧作におけるボーガントに当たるキャラクター。
ボーガントに比べると気弱でギラーミンに対しては終始腰を低くしていた。最後はギラーミンや部下共々逮捕される。
「のび太と星を流すクジラ」ではホシナガスクジラの子供をリッチリッチ星の人に売り飛ばそうとする。また、つぶらな瞳であることが判明した。
名前はバカラからきており、「パカラ」と誤記されることもある。
ダウト
声 - 徳井義実
ガルタイト鉱業の一員。二人組のうち痩せている方。旧作におけるメスに当たるキャラクター。
名前はトランプゲームの「ダウト」からきている。
ウーノ
声 - 福田充徳
ガルタイト鉱業の一員。二人組のうち太っている方。旧作におけるゴスに当たるキャラクター。
名前はカードゲームの「UNO」からきている。

スタッフ


注釈

  1. ^ ドラミは定期検診をサボっているドラえもんを未来に連れて行くために登場。その後、定期検診の結果(異常なし)を報告に来た際、ママの頼みでしずかと共にのび太のお目付け役を担うもしずか、ジャイアン、スネ夫と共にのび太やドラえもんの救援に向かう。出木杉は地球での野球関連のシーン、ジャイアン母はエピローグにそれぞれ登場。
  2. ^ 前作『のび太と緑の巨人伝』から引き続き、今作も歌詞がアニメーションの一部として組み込まれている。

出典

  1. ^ 日本アカデミー賞公式サイト
  2. ^ 月刊 コロコロコミック 3月号:BOOK SHOP 小学館(2009年)”. 小学館. 2011年2月23日閲覧。
  3. ^ 月刊 コロコロコミック 4月号:BOOK SHOP 小学館(2009年)”. 小学館. 2011年2月23日閲覧。
  4. ^ Amazon.co.jp 映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 スペシャル版DVD





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