旧約・女神転生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 14:48 UTC 版)
ジャンル | RPG |
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対応機種 |
スーパーファミコン Wii(バーチャルコンソール) |
開発元 | オペラハウス |
発売元 | アトラス |
音楽 | MACCO(サウンドコンポジション)、YMOH.S(サウンドコンポーザー)[1] |
人数 | 1人 |
メディア | バックアップ搭載16MbROM |
発売日 |
1995年3月31日 [VC]:2012年7月3日 |
概要
アトラスが開発してナムコより発売されたファミコン用ソフト『デジタル・デビル物語 女神転生』、『デジタル・デビル物語 女神転生II』を一本のソフトへのリメイクとしてまとめた作品であり、タイトルロゴの下にひらがなで「めがみてんせいI・II」と入っている。
『真・女神転生if...』の後に発売されたため、システム・グラフィック共に『真・女神転生』ベースで作り直されている。また、テキストに漢字が使われるようになり、バッテリーバックアップやオートマッピングの搭載で遊びやすくなった。第1作から第2作への継続イベント等、リメイク版ならではの新要素も追加されている。
『I』と『II』のどちらからでも開始できるが、『女神転生』をクリアしてそのまま『女神転生II』に移行した場合はいくつかの特典が受けられる。セーブファイルは『女神転生』、『女神転生II』合わせて4箇所までセーブできる。
女神転生のゲーム関連における商標権はアトラスにあるものの、リメイク元のFC版におけるIPはナムコにあるため本作の著作権表記にはナムコの名前がある。
ストーリー
かつて、天界で翼を持つ者たちの反乱があった。天界を二分したこの反乱は失敗に終わり、多くの者たちは翼をもがれ魔界へと追いやられ、「悪魔」と呼ばれるようになった。以後、永きに渡り「悪魔」が人間界へ姿を現すことは稀であった。
一人の少年が「悪魔召喚プログラム」を作り出すまでは。
- 女神転生
- 1980年代後半。東京都内の高校に通う中島朱実は「悪魔召喚プログラム」を作り出し、人間界に悪魔を召喚してしまう。最初は従順だった悪魔はやがて自力で実体化するようになり、人間を襲うようになってしまった。中島は転校生の白鷺弓子と協力し、日本創造の女神であるイザナミ神の助力の元、悪魔たちを撃退した。
- しかし、それは一時の安息にすぎなかった。新たに登場した大魔王ルシファーは飛鳥の地に巨大迷宮を築き、イザナミを幽閉してしまったのだ。霊視でこれを知った中島と弓子は飛鳥へと向かい、大魔王を倒すため迷宮へと足を踏み入れる。
- 女神転生II
- 大魔王ルシファーと中島朱実との戦いから約50年の時が過ぎた2036年。東京は悪魔たちの住処となっていた。
- 199X年に起こった核戦争により人類の大多数は死滅し、東京にも新型爆弾が落とされたのだった。
- これにより生じた次元の裂け目から様々な悪魔たちが這い出し、今や東京は魔王が治める本当の魔都になっていた。
- 一方、地下シェルターで生き延びていた一人の少年は、神の使いを名乗る「パズス」という悪魔から「悪魔召喚プログラム」を受け取り、この荒れ果てた東京を救うメシアとして悪魔と戦っていく。
登場人物
- 1 旧約・女神転生とは
- 2 旧約・女神転生の概要
- 3 ファミコン版からの変更点
- 4 スタッフ
固有名詞の分類
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