山村工作隊
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山村工作隊(さんそんこうさくたい)とは、1950年代前半、ソ連共産党のスターリンと中国共産党の劉少奇の指導のもとサンフランシスコ平和条約発効に前後して組織された、日本国内の武装闘争を志向した日本共産党の非合法極左テロ組織である。農村を拠点とする毛沢東率いる中国共産党が中華人民共和国の建国に成功したのに倣ったものだが、日本の農村で暴力革命への支持は広がらず、逆に日本共産党候補者全員落選などの反発を招いた[1][2]。
- ^ a b 運動史研究会編『運動史研究4 特集・五〇年問題―党史の空白を埋める』p.53-68、三一書房、1979年
- ^ "山村工作隊". 世界大百科事典. コトバンクより2023年1月6日閲覧。
- ^ 『新警備用語辞典』85頁、立花書房、2009年。
- ^ 由井誓『由井誓遺稿・回想』由井誓追悼集刊行会編、新制作社、1987年11月。
- ^ 土本典昭「「小河内山村工作隊」の記」『映画は生きものの仕事である』、未來社、1974年。
- ^ 『日本共産党の八十年 1922~2002』126頁、日本共産党中央委員会出版局、2003年。
- ^ 労働省 編『資料 労働運動史 昭和26年』財団法人 労務行政研究所、1952年12月15日、P1482-1483, P1500-1501頁 。
- 1 山村工作隊とは
- 2 山村工作隊の概要
- 3 歴史
- 4 脚注
- 山村工作隊のページへのリンク