専修大学
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学生生活
懸賞論文・文芸作品コンクール
- 在学生を対象に懸賞論文および、文芸作品のコンクールが毎年開催されている。懸賞論文は大学院生は応募できないが、一部、二部の学生を問わず応募することが出来る。文芸作品コンクールは大学院生を含む全学生が応募でき、戯曲でも応募可能である。
- 平成24年度までは、懸賞論文、文芸作品コンクールとも、鳳賞(最優秀賞)、続いて優秀賞、佳作、努力賞という4段階評価(各賞とも、該当者なしの年もあった)であったが、平成24年度から、長年にわたり懸賞論文・文芸作品コンクールにおいて尽力してきた故柘植光彦文学部教授の功績を称えた「柘植光彦文学賞」が鳳賞に次ぐ賞となり、優秀賞、佳作、努力賞と5段階の評価がなされるようになった。
- 入賞作品は印刷、製本され、大学内にて教員、職員や学生に配付される。なお、平成20年度以降のものは大学HPでも公開している。また、印刷製本されたものは専修大学図書館にも所蔵される。
スポーツ
歴史
- 1921年、年軟式庭球部(現ソフトテニス部)が同好会活動を開始[15]。
- 1931年、五大学野球連盟(東都大学野球連盟の前身)に加盟。
- 1933年、体育会が発足。
- 1963年、松崎キミ代が卓球世界選手権で3冠を達成する。
- 1994年、リレハンメルオリンピックで当時在学生の堀井学が初の銅メダルを獲得する。
- 2007年、黒田博樹が卒業生初のメジャーリーガーになる。
- 2011年、山中慎介がWBC世界バンタム級王座獲得に成功し、卒業生初の世界チャンピオンになる。
- 2017年、長澤和輝が卒業生初のサッカー日本代表に選出される。
部・同好会
- 陸上競技部は、1939年の第20回箱根駅伝で優勝。17校しかない箱根駅伝優勝大学のひとつ。箱根駅伝に歴代7位となる70回出場している古豪であり伝統校。なお予選会では6回のトップ通過を果たしており、これは予選会記録でもある。
- サッカー部は、大学OBで元川崎フロンターレの源平貴久監督の下、関東大学サッカーリーグ戦を圧倒的な攻撃力で制し、2012年、第60回全日本大学サッカー選手権大会で初出場初優勝を達成した。また、第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントでは準優勝した。2014年には、関東大学サッカートーナメントを制し、関東大学サッカーリーグ戦では史上4校目の4連覇を達成している。元日本代表の長澤和輝など多くのプロ選手を輩出している。
- ラグビー部は、関東大学ラグビーリーグ戦グループに所属している。リーグ戦での優勝は5回、大学選手権に8回出場している。
- アメリカンフットボール部(専修大学グリーンマシーン)は、関東学生アメリカンフットボール連盟1部BIG8に所属。学生王座決定戦(甲子園ボウル)に1回出場。
- バスケットボール部(専修大学ソアラーズ)は、関東大学バスケットボール連盟1部に所属。2002年に全日本学生バスケットボール選手権大会初優勝を果たした。
- ソフトボール愛好会(専修大学体育会ではないサークル的存在)は、2012年、東京都大学ソフトボールリーグ男子2部で優勝し、1部進出を果たした。
学園祭
専修大学の学園祭は鳳祭という。
「鳳祭」は例年11月の開催で、主催は学生有志による専修大学鳳祭実行委員会である。鳳祭は学内サークル・ゼミナール・文化会・連合県人会など約200団体が参加して、研究発表・スポーツ・音楽など多彩な催しを開いている。コロナ禍以前では、本学学生を中心とし約3万人もの来場者が足を運んでいた。期間中は、オープニングパレードや前夜祭、ライブステージ、講演会、学生プロレス、ミス・ミスター専修コンテスト(ミスコン、ミスターコン)と沢山の企画が行われる。ステージショーには、芸能人や俳優その他著名人が参加することも珍しくない。
アクア&フィットネス会員
- 大学院生を含めた全学生を対象に、アクア&フィットネス会員という制度がある。
- これは生田キャンパスにある生田総合体育館の温水プールとトレーニングルームが使用できる制度である。
- 登録料は新規会員登録時に2000円、1年後の更新時に1000円。そして30分程度の利用者講習会の受講(無料)と指定靴紐の購入が必要。
- この会員になると原則として温水プールは月曜日、火曜日、金曜日に、トレーニング室は月曜日から土曜日に利用が可能となる。
卒業パーティー
- 卒業式は入学式と同様、神田キャンパス近くの日本武道館で行われるが、卒業式の後には神田キャンパスに場所を移して卒業パーティー(正式には新校友歓迎祝賀会という)が行われる。
- 内容としては校友会会長の挨拶、卒業生代表らによる樽酒の鏡開き・振舞酒、祝宴、校友代表挨拶、校歌斉唱等が行われる。
注釈
- ^ 同討論会は1890年7月まで13回開催された(『専修大学百年史』 上巻、607-621頁)。
- ^ 2年次よりコースに分かれる。各コースには定員はなく、各人の希望のコースへ進むことが可能である。
- ^ 2017年度入学生用の学部案内 [1] によると、「地域研究」、「比較研究」、「問題群研究」の3つの研究科目群がある。
- ^ 2017年入学生用の学部案内 [2] によると、3年次に10 のテーマから2つを選択。
- ^ 2年次よりコースに分かれる。
- ^ 人文・ジャーナリズム学科は、純粋に増設されたわけではなく、後述の「テーマ学習」や「マスコミ・ジャーナリズム講座」担当の常勤教員を核として、全学部に分散している「教養教育科目」(いわゆる「教養科目」)を担当している教員の一部や、全学部に分散して所属している教職課程や司書(教諭)課程、学芸員課程を担当している教員の一部を文学部へ所属替え、本学科の授業も担当することにして設置したものである。
- ^ コースは2年次に選択。
- ^ 国語教員志向型、日本語専門職志向型、社会言語学重点型、コーパス日本語学重点型、古典日本語重点型、日本語教師志向型、多言語学習重点型
- ^ 二部は最短4年で卒業可能。
- ^ 経済学部開講科目を中心に法学系科目(法学部開講科目)を履修し学んでいくコース。
- ^ 経済学部開講科目を中心に商学系科目(商学部開講科目)を履修し学んでいくコース。
- ^ 商学部二部のコースは履修モデルともいいうる物である。
- ^ a b 長期在学プログラム
- ^ 修士課程には、マーケティング、ファイナンス、グローバルビジネス、ビジネスインテリジェンスといった4つの科目群が置かれている(アカデミックコース、ビジネスコースで構成されている科目は異なっている)。
- ^ 修士課程には、財務会計分野、管理会計分野といった2つの科目群が置かれている(アカデミックコース、ビジネスコースで構成されている科目は異なっている)。
出典
- ^ a b c ニュース専修創立記念日特集 P1
- ^ a b c d e ニュース専修創立記念日特集 P2
- ^ 慶應義塾百年史.別巻,大学編 法学部
- ^ 『専修大学百年史』 上巻、203-206頁
- ^ 『専修大学百年史』 上巻、206-211頁
- ^ 『官報』 1924年5月22日
- ^ 『専修大学百年史』 下巻、1310-1313頁
- ^ 『専修大学百年史』 下巻、1436頁
- ^ 『専修大学百年史』 下巻、1565-1567頁
- ^ “神田キャンパス|専修大学”. www.senshu-u.ac.jp. 2023年4月14日閲覧。
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- ^ “専修大学体育会歴史”. 専大スポーツ. 2023年5月21日閲覧。
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- ^ さようなら「生田野球場」 〜新校舎建設で姿消す〜
- ^ 国際交流会館建設
- ^ 「国際交流会館が神奈川建築コンクール一般建築物部門優秀賞を受賞」専修大学ホームページ 2015.11.20(FRI) TOPICS 受賞・表彰(2018年9月21日確認)
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- ^ かわさきワンセグプロジェクト 専修のゼミナール(専修大学)
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- ^ 県立高校生学習活動コンソーシアムの取組(高校生や教員のための連携に関する取組の紹介)(神奈川県ホームページ内)
- ^ 専修大学広報課発行『ニュース専修』第547号(2016年4月15日発行)第9面(2016年4月17日確認)
- ^ 学校法人明星学園 浦和学院高等学校 ニュース&トピックス「専修大学 高大連携を超えた教育交流提携 協定調印式」(2016年5月18日確認)
- ^ 専修大学ホームページ「2017年度最新ニュース一覧」「福島県立ふたば未来学園高校と教育交流提携協定を締結」(2017年4月26日確認)
- ^ 専修大学広報課発行『ニュース専修』第555号(2016年12月15日発行)第2面(2016年12月25日確認)
- ^ 専修大学広報課発行『ニュース専修』第563号(2017年9月15日発行)第2面「八王子桑志高等学校と教育課程連携協定」[4](2018年2月22日確認)
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