宝山区 (上海市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/17 14:08 UTC 版)
中華人民共和国 上海直轄市 宝山区 | |
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簡体字 | 宝山 |
繁体字 | 寶山 |
拼音 | Băoshān |
カタカナ転写 | バオシャン |
国家 | ![]() |
直轄市 | 上海 |
行政級別 | 市轄区 |
建置 | 1724年 |
改制 | 1988年 |
面積 | |
総面積 | 300 km² |
人口 | |
総人口(2003) | 86.76 万人 |
経済 | |
電話番号 | 021 |
郵便番号 | 201900 |
行政区画代碼 | 310113 |
公式ウェブサイト: http://bsq.sh.gov.cn |
地理
上海市北部に位置し、東北は長江、東には黄浦江に、南は楊浦区・虹口区・静安区・普陀区、西は嘉定区に、西北は江蘇省太倉市と接している。
地域は薀藻浜(河川名、黄浦江の支流)によって南北に二分され、呉淞大橋、薀川路大橋、江楊路大橋、塘橋大橋により連絡される。
中国の最大の鋼鉄総合生産企業である宝山鋼鉄や石洞口発電所など大型企業のほかに、上海大学のメイン・キャンパスの所在地である。
2009年に顧村公園が開園して、その後毎年の桜祭りが行われる。
歴史
区名は区内の山名に由来する。1412年(永楽10年)、当時海岸に位置していた宝山地区に人口の築山が築かれ航海用の標識とされた際に永楽帝により宝山と命名された。宝山は1582年(万暦10年)に海中に埋没したがその名称が現在まで沿襲されている。
江蘇省嘉定県に属していたが、1724年(雍正2年)に県東部を分割し設置した宝山県が前身である。
1928年(民国17年)、宝山区内の閘北、江湾、殷行、呉淞、彭浦、真如、高橋の7市郷が上海特別市に編入された。1937年(民国26年)以降は全域が上海市に編入され、薀藻浜以北が宝山区に、以南が市中心区(江湾)と滬北区、長興地区は浦東北区に改編された。
1945年に大場画が上海市とされた以外は戦前の行政区に戻され江蘇省管轄の宝山県とされている。1958年に江蘇省より上海市に移管、1960年には呉淞区が分割されたが、1988年1月に再度統合された際に宝山区と改称された。
- ^ “2017年统计用区划代码”. www.stats.gov.cn. 2018年7月22日閲覧。
- 1 宝山区 (上海市)とは
- 2 宝山区 (上海市)の概要
- 3 行政区画
- 4 交通網
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