太田牛一
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太田 牛一（おおた ぎゅういち / うしかず / ごいち）は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、官僚。『信長公記』などの軍記と伝記の著者[1]。官位は和泉守。通称は又助（又介）あるいは和泉を用いた。
- ^ “信長の生涯を記録した男の執念 本能寺の変４４０年”. 産経ニュース (2022年6月2日). 2022年8月27日閲覧。
- ^ 小島広次「牛一本「信長記巻首」の性格について」『清須町史』 1970年（金子拓（2009）pp.41-42）。
- ^ 谷口克広 『信長軍の司令官―武将たちの出世競争』 中公新書、2005年、p.27。
- ^ a b c 末裔の摂津太田家伝来の『信長記』写本（太田家本）の巻1奥書に、斯波義統の家臣を示す「尾張国、武衞臣下」の記述があり、その首巻の中でも義統を「武衞様」遺児の義銀を「若武衞様」と記している（金子拓 『織田信長という歴史 『信長記』のかなたへ』 勉誠出版、2009年、pp.88-94）。
- ^ 斯波家臣として戦った者は「武衞様内由宇喜一」と記され区別がある。
- ^ 本段『信長公記』首巻参照。
- ^ 長秀家臣さらに右筆との見解もある（染谷光広の説（金子（2009））。
- ^ 桐野作人「『信長記』の大研究」『歴史読本』2007年8月号別冊付録
- ^ 金子拓 『戦国もてなし時代 信長・秀吉の接待術』 淡交社、2017年、pp.144-149。
- ^ 摂津太田家「太田系図」（金子（2009）p.109）。
- ^ 東京帝国大学文学部史料編纂掛 編『国立国会図書館デジタルコレクション 古文書時代鑑 続編 下』東京帝国大学文学部史料編纂掛、1927年。
- ^ 藤本正行『桶狭間の戦い 信長の決断 義元の誤算』洋泉社 歴史新書y p.212 <引用は岡部二郎『太田牛一とその子孫』、越中史壇会『富山史壇』第117号 1995年、富山県の太田牛一子孫「先祖由緒一類付帳」に「慶長18年3月病死仕候」と記述>
- ^ 加賀大田家「系図帳」（金子（2009）p.108）。
- ^ 『池田市歴史文化基本構想』（改訂版）2017年、第2章「池田市の歴史文化」1節「池田市の歴史文化の成り立ち」p.49
- ^ 藤本（1993）pp.59-66。
- ^ 国会図書館レファレンス共同データベース2010年2月18日「前田家中の大田氏の家祖「太田和泉守牛一」(信長公記等の著者)の没年月日はいつか」2021年1月27日閲覧
- ^ 『東京大学史料編纂所報』第43号 2007年、p.56「大田家文書の調査・撮影」2021年1月27日閲覧
- ^ 太田牛一自身の書状でのこの本の呼び名（金子（2009）p.120）。
- ^ 国立国会図書館蔵書検索。金子（2009）p.122の著作リストにはない。
- ^ 国立図書館デジタルコレクション。金子（2009）p.122の著作リストにはない。
- ^ 太田牛一の呼び名は『御代々軍記』（金子拓 『「信長記」と信長・秀吉の時代』 勉誠出版、2012年）。
- ^ 大谷大学博物館所蔵の写本の写真掲載（長浜市長浜城歴史博物館編 『顕如・教如と一向一揆：信長・秀吉・本願寺』 サンライズ出版、2013年、pp.41-43,107）。
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