大同町駅 駅周辺

大同町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 13:37 UTC 版)

駅周辺

路線バス

2010年現在、駅前から発車するバス路線はない。2007年までは当駅から柴田、名和駅前、東海市民病院を経由して加木屋車庫へ向かう知多乗合の路線が存在した。現在、最寄りのバス停は国道247号にある名古屋市交通局大同町」バス停で、「神宮15」(神宮東門行き、要町・鳴尾車庫行き)および「新瑞13」(新瑞橋行き循環、鳴尾車庫行き)の各系統が発着する。

利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によれば、2021年度の1日平均乗降人員は10,927人である[11]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は12,633人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中28位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中4位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は12,287人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中31位、常滑線・築港線(24駅)中3位であった[13]
  • 『名古屋市統計年鑑』によると、2019年度の1日平均乗車人員は6,719人である。各年度の1日平均乗車人員は以下の通り[14]
年度 1日平均
乗車人員
1996年 5,425
1997年 5,148
1998年 5,197
1999年 5,100
2000年 5,006
2001年 4,961
2002年 5,035
2003年 5,064
2004年 5,210
2005年 5,423
2006年 5,512
2007年 5,552
2008年 5,507
2009年 5,419
2010年 5,617
2011年 5,774
2012年 5,877
2013年 6,254
2014年 6,078
2015年 6,205
2016年 6,448
2017年 6,573
2018年 6,699
2019年 6,719

補足

常滑線・空港線・築港線の駅では、神宮前駅中部国際空港駅太田川駅に次いで4番目に多く名鉄全体の準急停車駅でも有松駅に次いで2番目に多い。これは近くに大同大学大同大学大同高等学校があるためであるが、付近には工場も多く立地するため、通勤客の姿もよく目にする。名古屋市内ではあるが、近くに地下鉄がないのも利用者が多い原因でもある。

利用客数が多い割には、停車する列車はほとんどが普通列車のみであるから、急行停車駅昇格の声が以前からあった(大学側は、急行停車駅昇格化や普通毎時6本化を訴えた)。また、下校時間帯に2両編成の列車が来ると積み残しが出る状況もあった。

こうした声にこたえてか、名鉄は2008年12月27日から、当駅を準急停車駅とし、本数を毎時4本から6本に増発している。平日の朝ラッシュ時には、中部国際空港行きの急行が2本特別停車している。

2009年から2010年にかけては、幾度かパノラマカーなどの名鉄公式の団体臨時列車などの始発駅にもなったことがある。なお大同大学で模試等が行われる場合は、急行が臨時停車することがある。

隣の駅

名古屋鉄道
TA 常滑線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行
通過
急行(平日朝の中部国際空港行き2本のみ)
大江駅(TA03) - 大同町駅(TA04) - 太田川駅(TA09)
準急
大江駅(TA03) - 大同町駅(TA04) - (毎朝の空港行き1本は柴田駅(TA05)) - 聚楽園駅(TA07)
普通
大江駅(TA03) - 大同町駅(TA04) - 柴田駅(TA05)

注釈

  1. ^ a b 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 7号 東海』新潮社、2008年、p.47 による。大正15年とする資料もあるが、鉄道省『鉄道停車場一覧 昭和2年版』には記載されていない。

出典

  1. ^ 令和4年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年7月1日閲覧。
  2. ^ 令和4年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年7月1日閲覧。
  3. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名鉄電車・バス時刻表』 VOL.3、名古屋鉄道、1986年、270頁。 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1072頁。 
  5. ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、44頁。 
  6. ^ a b 三好ケ丘駅、大同町駅、徳重・名古屋芸大駅の窓口営業時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2022年2月7日). 2022年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月7日閲覧。
  7. ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2004年12月24日
  8. ^ 宮脇俊三原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年、223頁、ISBN 978-4093954112
  9. ^ a b 大同町(TA04)(だいどうちょう) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月4日閲覧。
  12. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  14. ^ 毎年の統計データ(名古屋市統計年鑑) - 名古屋市


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