佐賀県医療センター好生館 沿革

佐賀県医療センター好生館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 14:38 UTC 版)

沿革

古くは佐賀藩鍋島直正天保5年(1834年)に創設した医学館を源流とし、安政5年(1858年)水ケ江に移転。この時直正から「好生館」と命名される。この時はまだ今の「医科大学」に相当するような医学校だった[1]

明治の近代化で1888年(明治21年)に学校部の組織が消え「公立佐賀病院」となり、1896年(明治29年)県に移管され「佐賀県立病院好生館」と改称。この経緯から病院の管理者は代々「館長」と呼ばれる。建物は当初木造、1955年(昭和30年)と1960年(昭和35年)に鉄筋コンクリート造に増改築されている。古川康が知事となって以降経営改革が進められ、2010年(平成22年)に運営者が県本体から新たに作られた同名の地方独立行政法人に移された。さらに、水ケ江の病院は敷地が狭く、医療技術の変化に対応できなくなってきたことから移転が計画され、2013年(平成25年)5月、市の西部嘉瀬地区に新築した病院に移転[1][2]

その際、名称を「県立病院」から「県医療センター」に改め、県の中核医療機関となることを明確にした。佐賀大学医学部附属病院を基地病院とする佐賀ドクターヘリの協力病院である。

令和2年(2020年)4月1日に佐賀県医療センター好生館看護学院開設。佐賀県立総合看護学院から助産学科・看護学科が移管された。

診療部門

内科系
外科系
救命救急センター
看護部
  • 看護部
中央診療部門
診療支援部門
  • MEセンター
  • 感染制御部
  • 医療安全管理部
  • 医療情報部
  • 事務部
  • 相談支援センター
  • 地域医療連携センター
  • 組織横断的医療チーム
  • 教育センター
  • 国際交流室

医療機関の指定等


  1. ^ a b 『佐賀県政史』1979年、第11章 衛生 pp.440-442(参考Web公開資料:佐賀県HP
  2. ^ 好生館の歴史」、佐賀県医療センター好生館、2022年7月15日閲覧


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