中洲島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 15:06 UTC 版)
概要
珊瑚礁に囲まれた、自然が豊かな場所であることから、2003年に中華民国によって「海洋保護区」に指定された。2003年8月16日、中華民国内政部長の余政憲が率いる一行が上陸し、島の中央に中華民国の国旗を建て領有を宣言。
太平島と中洲島の自然を観測する必要性から、2004年3月に「生態保育観測亭」と称する施設が中洲島に完成。以来、海岸巡防署のM8快艇(SF-801)が「生態観測」の名目で島の周囲を巡行している。観測亭は2004年7月に倒壊し、その後に灯台が建てられた。
2012年3月、島の周囲を巡行中であった海岸巡防署の巡視船がベトナムの巡視船と衝突。同年、国家安全会議秘書長の 胡為真と内政部長の李鴻源が率いる一行が上陸し、改めて領有を宣言。同年、太平島に最大射程6.1キロの12センチ迫撃砲が建造され、中洲島がその射程に入った。なお、胡為真らは2016年には馬英九総統とともに太平島を視察している。
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