中国共産党中央委員会主席
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 09:02 UTC 版)
職権
中国共産党中央委員会主席は、党の最高指導機関である中央委員会を主宰し、同委員会の活動を指導する。その他の職権について、第7期から第11期にかけて各期党大会で制定された中国共産党規約から、中国共産党中央委員会主席の職権に関する部分を掲出する[6]。
第7期(1945年 - 1956年)
- 中国共産党中央委員会主席は、中央政治局主席と中央書記処主席を務める。
- 中央委員会は必要に応じて、組織・宣伝などの各部門、軍事、党機関紙などの委員会およびその他の活動機関を設置し、党中央の諸活動を処理する。その場合は、中央政治局、中央書記処、中央委員会主席の指導・監督を受ける。
第8期(1956年 - 1969年)
- 中国共産党中央委員会主席および副主席は、それぞれ中央政治局主席と副主席を務める。
第9期(1969年 - 1973年)、第10期(1973年 - 1977年)
- 中国共産党中央委員会主席および副主席、中央政治局常務委員会の領導の下、若干の必要な機構が設立され、党・政府・軍の日常業務を統一して処理する。
第11期(1977年 - 1982年)
第11期の党規約には中国共産党中央委員会主席についての具体的な職権は記されていない。
歴代主席
中国共産党中央政治局主席兼中央書記処主席
中国共産党中央委員会主席
- 初代:張国燾(1935年10月5日-1936年6月6日)
- 第2代:毛沢東(1945年6月19日 - 1976年9月9日)
- 第3代:華国鋒(1976年10月7日 - 1981年6月29日)
- 第4代:胡耀邦(1981年6月29日 - 1982年9月12日)
脚注
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