三菱・タウンボックス
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3代目(2015年- )DS17W型
三菱・タウンボックス(3代目) DS17W型 | |
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2015年3月販売型 G 4WD | |
概要 | |
販売期間 | 2015年3月 - |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 5ドアセミキャブオーバー型ワンボックスカー |
駆動方式 | FR/4WD |
パワートレイン | |
エンジン | R06A型 DOHC 658cc 12バルブ 直列3気筒 インタークーラーターボ |
最高出力 | 47kW(64PS)/6,000rpm |
最大トルク | 95N・m(9.7kgf・m)/3,000rpm |
変速機 |
4AT(2015年3月 - 2024年3月) CVT(2024年3月 -) |
サスペンション | |
前 | マクファーソンストラット式コイルスプリング |
後 | I.T.L.式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,430mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,910mm |
車両重量 | 950 - 1,010kg |
その他 | |
製造事業者 | スズキ |
姉妹車 |
スズキ・エブリイワゴン(3代目) マツダ・スクラムワゴン(3代目) 日産・NV100クリッパーリオ→クリッパーリオ(3代目) |
概要
2015年3月に、ミニキャブバンと共にOEMモデル移行後初のフルモデルチェンジを実施。2代目に比べて、室内長・室内幅・室内高を拡大して広い室内空間を確保。フロントシートをベンチシートに変更してシートスライド量を拡大したことで前席ウォークスルーも可能となった。さらに、ホイールベースの拡大とリアシートスライド量の拡張により前後乗員間距離も拡大した。
装備面では新たにワンタッチ電動スライドドアを「G」は後席助手席側に、「Gスペシャル」は後席両側にそれぞれ採用するとともに、リアスライドドアのドアハンドルを初代と同じ縦型に変更。また、助手席側サイドアンダーミラー付ドアミラー、車速連動式オートドアロック、オートライトコントロール、エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステムも新たに採用。3本スポークステアリングホイールにステアリングオーディオスイッチを追加した。
エンジンは吸気可変バルブタイミング機構や電子制御スロットルを備えて燃焼効率を高めたインタークーラーターボ仕様のR06A型に置換し、車体の軽量化も相まって燃費を向上した。
歴史
- 2015年3月6日 - ミニキャブバンと共にフルモデルチェンジを発表(3月20日販売開始)[3]。
- 安全面では、三菱が販売する軽乗用車では3代目ekワゴン/ekカスタムやeKスペースに次いでの採用となる、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City(エブリイワゴンのレーダーブレーキサポート相当)」や誤発進抑制機能で構成された「e-Assist」、アクティブスタビリティコントロール(ASC)、エマージェンシーストップシグナルシステムを標準装備した。
- グレード体系は2代目同様、「G」と「Gスペシャル」の2グレード体系を踏襲するが、3代目では「G」もハイルーフとなった。また、ボディカラーも2代目から踏襲され、ブルーイッシュブラックパール、シルキーシルバーメタリック、パールホワイト(有料色)の3色のみが設定される。
- 2019年7月11日 - ミニキャブバンと共に一部改良[4]。
- 既搭載の「e-Assist」において、衝突被害軽減ブレーキシステムをレーザーレーダー方式からステレオカメラ方式に変えたことで前方の歩行者検知に対応し、作動速度域を約30km/hまでから約100km/hまでに拡大した「FCM(ステレオカメラタイプ、エブリイワゴンのデュアルカメラブレーキサポート相当)」に変更するとともに、誤発進抑制機能を後方にも対応し、後退時ブレーキサポート、車線逸脱警報、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストを追加。併せて、ヒルスタートアシストも追加された。
- 2020年8月 - 一部改良(仕様変更扱い)。WLTCモードにおける排出ガス並びに燃料消費率に対応した(平成30年排出ガス規制適合)。
- 2021年9月24日 - ミニキャブバンと共に一部改良[5]。
- アイドリングストップシステム「オートストップ&ゴー(AS&G)」とUSB電源ソケット(2個)を全車に標準装備されたほか、4WD車に標準装備されていた運転席シートヒーターを2WD車にも装備された。
- 2022年4月21日 - ミニキャブと共に一部改良[6]。
- ルームランプ(リア)がLED化され、オーバーヘッドシェルフを装備するとともに、「Gスペシャル」はステアリングホイールを本革巻に変更。ボディカラーには新色のクールカーキパールメタリックが追加され、4色展開となった。
- なお、エブリイワゴンに設定されたバックアイカメラ付ディスプレイオーディオはタウンボックスでは未設定となり、ディーラーオプション(純正アクセサリー)で用意されているオリジナル7型ナビゲーションとリアビューカメラを同時装着することで対応する(ナビゲーションではディスプレイオーディオでは不可となるテレビやDVDの視聴、CDやSDカードの音楽再生も可能である)。
- 2024年3月14日 - ミニキャブバンと共に一部改良[7]。
- トランスミッションが歴代初となるCVTへ変更され、4WD車は機械式から電子制御式に変更するとともに、「2WD」・「4WD AUTO」・「4WD LOCK」の3つの走行モードの切り替えが可能となった。さらに、ミニキャブトラックに採用されている「ぬかるみ脱出アシスト」も装備された。
- また、ヘッドライトがLED化されたほか、「G」はステアリングホイールが本革巻に変更、電動格納式リモコンドアミラーにLEDターンランプとリモート格納機能が追加された。
- なお、ベース車のエブリイワゴンでは同年2月の一部仕様変更時にデニムブルーメタリックとモスグレーメタリックが追加されたが、タウンボックスでは追加されず、従来通り4色展開となる。
- ^ エアロ仕様 特装車 ビレットタイプグリル、フロントエアダム、サイドエアダム、リヤアンダースポイラー、メッキミラーカバー、リアルーフスポイラーを装備
- ^ 新型軽商用車『ミニキャブ トラック』、『ミニキャブ バン』、新型軽乗用車『タウンボックス』を発売 - 三菱自動車工業 プレスリリース 2014年2月27日
- ^ 『新型軽商用車『ミニキャブ バン』、新型軽乗用車『タウンボックス』を発売』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2015年3月6日 。2015年3月6日閲覧。
- ^ 『軽商用車『ミニキャブバン』、軽乗用車『タウンボックス』を一部改良』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2019年7月11日 。2019年7月11日閲覧。
- ^ 『軽商用車『ミニキャブバン』、軽乗用車『タウンボックス』を一部改良』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2021年9月24日 。2021年9月24日閲覧。
- ^ 『軽商用車『ミニキャブバン』、『ミニキャブトラック』の燃費性能を向上 軽乗用車『タウンボックス』を一部改良』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2022年4月21日 。2022年4月21日閲覧。
- ^ “三菱が軽ワンボックスの「ミニキャブバン/タウンボックス」にCVTを搭載”. Web CG (2024年3月14日). 2024年3月14日閲覧。
- ^ 『タウンボックスワイド特別限定仕様車「ボディアートスペシャル」』(プレスリリース)三菱自動車、1999年6月3日 。2021年8月12日閲覧。
- 1 三菱・タウンボックスとは
- 2 三菱・タウンボックスの概要
- 3 3代目(2015年- )DS17W型
- 4 タウンボックスワイド
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
固有名詞の分類
三菱の車種 |
三菱・ランサーワゴン 三菱・トライトン 三菱・タウンボックス 三菱・ランサーセレステ 73式小型トラック |
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