三笠フーズ 三笠フーズの概要

三笠フーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 07:29 UTC 版)

三笠フーズ株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3号
大阪駅前第3ビルB200号
設立 1977年
業種 食料品
事業内容 の加工および販売
代表者 冬木三男
資本金 1,000万円
主要子会社 辰之巳、辰之巳米穀
テンプレートを表示

沿革

事故米転売問題

三笠フーズが農林水産省から工業用(非食用)として、農薬のメタミドホスアセタミプリドが残留している米や、発癌性のあるカビからできた毒のアフラトキシンB1を含んだ米である、いわゆる事故米穀ベトナム産うるち米、中国産もち米など[3])を仕入れておきながら、食用として酒造会社や菓子メーカーに転売していたことが2008年に農水省の調べにより発覚した[4]。1997年に合併した宮崎商店は以前から不正転売を行っており、合併以降も元社長の男(2009年の逮捕時は元顧問)が三笠フーズ九州工場所長に就任し、三笠側に事故米の転売を提案したと報じられている[5][6]。同社は、農林水産省の要請により、商品の自主回収を行っている[7]。問題の発覚後、三笠フーズは全従業員を解雇し、事業の縮小を図ることを発表した[8]。農水省は違約金として、三笠フーズに652万円を請求[9]不正競争防止法違反の裁判では、2009年10月16日に大阪地裁で三笠フーズに800万円の罰金、冬木には懲役2年、罰金400万円の実刑判決がそれぞれ言い渡された[10]

政界との関係

三笠フーズのグループ会社である「辰之巳」と「辰之巳米穀」(双方とも冬木三男が社長を兼務)が、2003年から2007年までの間に、自民党大阪市鶴見区第3支部(坪井一宇の妻が代表)へ計112万円を献金していた事が、2008年9月18日に発覚した。自民党支部は献金が正当なものであると主張して返還しなかった[11]

脚注・出典




「三笠フーズ」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三笠フーズ」の関連用語

三笠フーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三笠フーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの三笠フーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS