ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズの概要

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ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/23 07:22 UTC 版)

ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ
United International Pictures
種類
合弁企業
業種 映画
前身 シネマ・インターナショナル・コーポレーション (1970–1981)
CICビデオ (1980–1999)
設立 1981年 (42年前) (1981)
創業者 アーサー・アベレス
ルー・ワッサーマン
本社 イギリスロンドン
製品 映画
所有者 パラマウント・グローバル
(ナショナル・アミューズメンツ) (50%)
NBCユニバーサル
(コムキャスト) (50%)
部門 CICビデオ
UIP Pay TV
ウェブサイト uip.com

概要

北米以外の地域でユニバーサル・ピクチャーズパラマウント・ピクチャーズメトロ・ゴールドウィン・メイヤーの作品を配給していたシネマ・インターナショナル・コーポレーションがMGMとユナイテッド・アーティスツ(UA)の合併を機に1981年、UIPに改組された(2000年にMGM/UA作品の配給権は20世紀フォックスへ移行)。本拠地はイギリスロンドンにある。

海外20ヶ国では2002年、2007年、2021年に組織の改編が行なわれ、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズそれぞれ独立した配給体制を持つように決定した。

日本法人

日本では現地法人ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ・ファー・イースト(UIP映画)がパラマウント、ユニバーサル、ドリームワークスの配給を行っていた。1989年には興行収入が約400億円となり、日本国内での業界トップになった[1]

しかし2004年角川エンタテインメントがドリームワークス映画の日本国内における配給権を獲得すると角川傘下であったアスミック・エースの配給となり、UIPから離脱。更に翌2005年に発表されたUIPの世界的な事業の再編により、2007年5月にユニバーサル作品が東宝傘下の東宝東和で配給されることが決定[2]。また、同年9月にパラマウントの日本法人で日本国内にてビデオソフトの販売を行っていたパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンがパラマウント ジャパンに改称。同社がパラマウント作品を直接配給することが決定した[3][4]。これにより、UIP日本支社は『マイティ・ハート/愛と絆』の配給を最後に同年12月31日をもって解散した[5]。なお、パラマウントについても2016年2月1日から東宝東和(厳密には子会社である東和ピクチャーズ)での配給に移行し[6]、事実上同社がUIPの日本においての後身となっている。

脚注

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