モーターランド・アラゴン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 01:01 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動FIAサーキットのレイアウト FIMサーキットのレイアウト | |
所在地 | スペイン・アラゴン州アルカニス |
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標準時 | GMT+1 |
主なイベント | ワールドシリーズ・バイ・ルノー, MotoGP,SBK |
FIAサーキット | |
コース長 | 5.344 km (3.321 mi) |
レコードタイム | 1:44.833 (ジェームス・ウォーカー, P1 Motorsport(ワールドシリーズ・バイ・ルノー), 2009年) |
FIMサーキット | |
コース長 | 5.078 km (3.155 mi) |
概要
2009年9月開業[1]。サーキットの建設は、著名なサーキットデザイナーであるドイツ人建築家のヘルマン・ティルケが、イギリスの建設会社フォスター・アンド・パートナーズと共同で手がけた。またF1ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサがテクニカル&スポーツコンサルタントを務めた[2]。周辺は砂漠地帯で、サーキットも赤茶けた山に囲まれており、レース関係者からは「火星のような場所」という意見も聞かれる[3]。
施設は結合された3つのゾーン - テクノロジーパーク、スポーツエリア、レジャー&カルチャーエリアにより形成されている。テクノロジーパークには、自動車工業に関する研究・教育機関が置かれる。スポーツエリアには、様々なレイアウトを構成できるレーシングサーキット本体、カートコース、グラベルコースによって構成されている。レジャー&カルチャーエリアにはホテル、ショッピングセンター、その他商業施設が置かれている[4]。
2008年5月26日、モーターランド・アラゴンは2009年と2010年シーズンにワールドシリーズ・バイ・ルノーの舞台となることが発表された。これはサーキットにとって初の国際選手権の開催となった[5][6]。またルノーは年に30日、テストやプロモーションイベントにサーキットを利用する権利を持つ。
2010年3月18日、モーターランド・アラゴンはハンガリーのバラトンリンクの代替開催地としてMotoGPの2010年カレンダーに載った。以前からアラゴンはリザーブとしてリストに載っており、サーキット建設の遅れにより2年連続でキャンセルとなったバラトンリンクでのハンガリーGPに代わり、スペイン第四のグランプリとしてアラゴングランプリの開催が実現することになった[7]。
2010年からのF1参戦を断念したアメリカのチーム・USF1は、ヨーロッパにおける拠点をこのサーキットに置く予定であった[8]。
外部リンク
- ^ http://www.twowheelsblog.com/post/2671/motogp-2010-provisional-calendar-with-a-look-at-motorland-aragon-track
- ^ “Work team”. motorlandaragon.com. オリジナルの2008年10月1日時点におけるアーカイブ。 2008年11月18日閲覧。
- ^ 山田宏の[タイヤで語るバイクとレース]Vol.60「GP生活で唯一の悲しかった君が代……富沢祥也を悼む」 - ヤングマシン・2022年3月1日
- ^ “CIRCUITS & AREAS”. motorlandaragon.com. オリジナルの2008年10月1日時点におけるアーカイブ。 2008年11月18日閲覧。
- ^ “Motorland Aragon to host race in '09”. autosport.com. (2008年5月27日) 2008年11月18日閲覧。
- ^ “Motorland Aragón to host WSR in 2009 and 2010”. italiaracing.net. (2008年5月26日). オリジナルの2010年6月15日時点におけるアーカイブ。 2008年11月18日閲覧。
- ^ “Motorland Aragon replaces Hungary on MotoGP calendar”. MotoGp.com. (2010年3月18日) 2009年3月18日閲覧。
- ^ http://www.usgpe.com/motorland.html
- 1 モーターランド・アラゴンとは
- 2 モーターランド・アラゴンの概要
- モーターランド・アラゴンのページへのリンク