メタルギア サヴァイヴ
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東京ゲームショウ2017でのブース展示。 | |
ジャンル | サバイバルアクション |
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対応機種 |
PlayStation 4 Xbox One Microsoft Windows |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
プロデューサー | 是角有二 |
シリーズ | メタルギアシリーズ |
人数 | 1-4人(協力プレイ) |
メディア |
ディスク(PS4) ダウンロード[1] |
発売日 | 2018年2月21日[2] |
対象年齢 |
CERO:D(17才以上対象) ACB:MA15+ |
エンジン | Fox Engine |
概要
『メタルギアシリーズ』の作品だが、2015年に発売した『メタルギアソリッドV』を最後にシリーズの生みの親である小島秀夫がコナミを退社したため、小島が一切関わらない作品となる。
シナリオとしては別世界の為、『メタルギアソリッドV ファントムペイン』とはストーリーラインは無関係となる[3]。
『V』を別ジャンルに派生させたスピンオフ作品とされており、ゲームジャンルは「サバイバルアクション」となっている[4]。最大で4人での協力プレイも可能となる。
ストーリー
1975年3月16日、伝説の傭兵BIGBOSS率いる「国境なき軍隊」(MSF)のマザーベースは敵対勢力・XOFの襲撃を受けていた。兵士達は指揮官不在の中、突然の襲撃に必死に抵抗するもその甲斐なくマザーベースは壊滅してしまう。
指揮官・BIGBOSSの撤退後、壊滅したマザーベースの上空に突如として巨大なワームホールが出現。ワームホールはマザーベース上に残された兵士や瓦礫などを次々と異次元の世界へと吸い込んでいく。主人公であるMSF兵の一人はその過程で仲間を失いながらも、辛うじて自らはワームホールへ吸い込まれず九死に一生を得る。
そして半年後、主人公の兵士はある米国の秘密研究組織・"ウォーデンクリフ・セクション"の一室で目を覚ます。組織の男・グッドラックは主人公に様々な任務を行うことを依頼し、同時に兵士の身体に寄生した未知の生命体を治療するためだと告げる。兵士は寄生された生命体の治療方法、そして仲間達を救うためワームホールを潜り抜け、通称「ディーテ世界」と呼ばれる世界へと足を踏み入れる。そこで出会ったのは寄生体の浸食が進みワンダラーと化した人間達と、かつて敵対したXOFの一兵士。これが異形のもの達が徘徊する絶望の世界でのサヴァイブの始まりであった。
ゲームモード
- ストーリーモード
- 主人公であるキャプテンが「ディーテ世界」でのミッションをこなしながら元の世界への帰還を目指すモード。
- Co-opモード(マルチプレイ)
- 他のプレイヤーと協力しながら目標を達成するモード。現在2種類のCo-opモードが用意されており、4種類ほどのマップが存在する。どのモードもイリスエナジーの入手度に応じてS・A・B・C・D・Eの評価がある。
- サルベージミッション
- ワームホール採掘機を防衛し、イリスエナジーの採掘を行うミッション。EASY/NOMAL/HARD/EXTREMEの難易度が存在し、難易度が上がれば上がるほどレア度の高い物資が入手できる。
- レスキューミッション
- ワームホール採掘中に誤って吸い込まれたカロン部隊の隊員を救助するミッション。
- 隊員はイリスエナジーを大量に所持しているため救助中はワンダラーが集まってくる他、フィールド上には強力なボスクリーチャーが徘徊しているため発見されないように進む必要がある。
ゲームシステム
主人公であるキャプテンを操作し、敵を排除しつつ素材などを集めながら目標を攻略することが目的。
既存の機能と変更点
- キャラクター操作
- 本作は前作『メタルギアソリッドV ファントムペイン』と同様、立ち・しゃがみ・匍匐・ダッシュが可能。新たにスタミナの概念が追加され、前作は無限にダッシュなどが可能であったが、今作ではダッシュ・匍匐・しゃがみでの移動でスタミナが消費され、スタミナゲージが0になるとバテてしまい一定時間行動不能となる。
- また、前作では一定の段差を登ろうとする際に滑り落ちてしまうことがあったが、今作ではある程度の段差では滑ることがなくなった。
- 今作は今までとは違い敵は人間ではなく知能の低下したクリーチャーという設定のため、シリーズ恒例であったCQCは使用できる機会が限られており、代わりに弱点をナイフで攻撃する「バックスタブ攻撃」がステルスプレイの基本となった。
- アイテム/所持品
- 前作から引き続きiDROID、フルトン回収装置が登場する。iDROIDはマーカーを付ける機能の他、マップにアイコンをつける・食事をとる・怪我を治療(CURE)するなど様々な場面で使用する。ミッションではデータ転送の用途にも使用する。また、フルトン回収装置はバックスタブ攻撃により無力化した敵を回収し、剥ぎ取りよりも多くクバンエナジーを入手する手段として使用される。その他、"サバイバルギアー"として矢筒、サバイバルバッグ(所持重量の上限上昇装備)等を装備することが可能となっている。
- ベースキャンプの運営
- 前作『ファントムペイン』ではマザーベースの運営として存在した機能が、今作ではベースキャンプの運営として引き継がれている。ストーリーを進める、サイドミッションとして出現する「救難信号」にて漂流者を救助することによってベースキャンプの人員を増加させることが可能で、上限は30人。これらの人員は"クルー"と呼ばれる。前作同様、班機能がありS・A・B・C・D・Eの班評価システムも続投されている。今作では自動で最適な班に振り分けられることはないため、前職や性格を考慮した上で手動で配置する必要がある。人員の上限が低いため班のレベルは上がりづらいが、班ランクを上昇させることのメリットは非常に大きいものとなっている(例として、作物等を回収できる数の上昇や他班適正度の上昇効果など)。
- その他、食料・水・医療物資等のコモンリソース概念が存在し、コモンリソースがマイナス(正確には0)になるとクルーのモチベーションが低下してしまう他、病気や負傷をするリスクが上昇する。また、探索などで建築物レシピの回収を行うことでベースキャンプを自分好みにカスタマイズすることが可能となっている。本編クリア後には「ベースキャンプ採掘」要素があり、マルチプレイのサルベージミッションと同じように採掘機を防衛することが目的となる。現在レベル6まで採掘プランが存在する。ベースキャンプ採掘を行うことにより新たなレシピやクルー強化が可能な"フィールドマニュアル"等を手に入れられるなど、メリットは非常に大きいが、同時にベースキャンプが壊滅してしまうリスクもある。大量の敵を一人で対処することは不可能に近いため、防衛ユニット等をベースキャンプに配置する・拠点防衛班を強化するなどの対策を講じることが必須である。
新機能
- クバンエナジー
- ディーテ世界での主なエネルギー源。道中に生えるクバンエナジーの塊を破壊する、敵から剥ぎ取るなどして入手する。
- 前作でのGMPに近い存在であり、クバンエナジーを使用しなければ武器やユニットの製作や修理、食材の調理等が行えない。
- 酸素概念
- 今作の舞台となる「ディーテ世界」は世界の大部分が"塵の海"と呼ばれるものに覆われており、これらは人体に非常に有害なため生身では行動することができない。そのためエアタンクが必須となっている。
- 塵の海での活動中は常に酸素が消費される。酸素は有限であるが、ベースキャンプに帰還する、耐久力・クバンエナジーと酸素を引き換えることによって回復が可能である。
- レベル概念
- 今作はクバンエナジーを利用して主人公を強化することが可能。一定のクバンエナジーを消費し1レベル上昇させる度に"スキルポイント"が入手でき、それらを使って新たなスキルや技能を獲得することができる。主人公のレベルを上げるに従い敵のレベルも上昇していく。基礎スキル群として初期は「SURVIVOR」を強化することになるが、本編クリア後にサブスキル群として「ASSAULT」「JAEGER」「MEDIC」「SCOUT」など4つのスキル群が強化可能となる。これらのサブスキルは「SURVIVOR」クラスに比べてかなり多くのクバンエナジーをレベルアップに必要とする。なお、一度にセットできるサブスキル群は1つだけである。
- ^ “PRODUCTS”. メタルギア サヴァイブ 公式サイト. コナミデジタルエンタテインメント. 2017年10月25日閲覧。
- ^ a b メタルギア公式 (2017年10月24日19時46分). “ツイート内容”. Twitter. 2017年10月25日閲覧。
- ^ 『METAL GEAR SURVIVE』プレイデモを世界初公開! CO-OPモードは“潜入”と“防衛”、ふたつのフェー:ズで構成【TGS 2016】 ファミ通.com 2016年9月17日
- ^ 『METAL GEAR SURVIVE(メタルギア サヴァイヴ)』制作決定! 『メタルギア』::シリーズの最新作が登場【gamescom 2016】 ファミ通.com 2016年8月17日
- ^ 『メタルギア サヴァイヴ』売上・評価ともに振るわず。「快適な遊び」を犠牲にするF2Pライクな課金制度が批判の的に AUTOMATON 2018年2月28日
- ^ METAL GEAR SURVIVE レビュー IGN JAPAN 2018年3月5日
- 1 メタルギア サヴァイヴとは
- 2 メタルギア サヴァイヴの概要
- 3 登場人物
- 4 クリーチャー
- 5 評価
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