マジュンガサウルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 02:43 UTC 版)
形態
堅頭竜類に似た骨格をしている。胴体から尻尾にかけて小さな骨の突起のような物が多数ある。頭の上には8cmほどの太い角が突き出ており、これで頭突きをして闘った、あるいは、成体であることを示したり雌を引き寄せるために派手な色をしていたとも考えられる。尾は強靭。前肢は非常に短い。後肢も短いため、走る速度はそれほど速くはなく、16~24km/h程度と推定される。脊椎や肋骨の間が気嚢で満たされていたと思しき跡が見受けられ、身体そのものは軽快な造りであったと推定される。頸椎は非常に頑丈で、筋肉の付着面が大きいことから、大型の獲物を餌にすることができたと考えられる。脳の構造から視覚を司る部分が十分に発達していないため、視力は弱く、立体視(両眼視)も未発達であったことが分かっている。
注釈
出典
- ^ a b “-saurus” (English). Online Etymology Dictionary. 2021年5月4日閲覧。
- ^ Krause et al. (2007), p. 2, Etymology—From crenatus, Latin, “notched or toothed”, and issimus,“most or very much”; in reference to “the serrations which are extended along the entire length of the two trenchant ridges of the teeth”(Depéret, 1896b:191).
- ^ a b c Sues et Taquet (1979).
- ^ 『大恐竜展』 (2009), pp. 10、86.
- ^ Tortosa et al. (2014).
- ^ Grillo et Delcourt (2016).
- ^ 「恐竜・化石グッズの専門店 ふぉっしるHP」http://www.palaeoshop-fossil.com/news.html#Majungasaurus_20200705 [出典無効]
- ^ Gutherz et al. (2020).
- ^ 『大恐竜展』 (2009), p. 84.
- ^ 「ホッキョクグマの共食い増加、温暖化とガス田開発の影響指摘」『AFPBB News』AFP、2020年2月27日。2021年4月23日閲覧。
- ^ Fandom.
固有名詞の分類
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