ネイビー ネイビーの概要

ネイビー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 14:20 UTC 版)

ネイビー
navy blue
 
16進表記 #1f2f54
RGB (31, 47, 84)
HSV (222°, 63%, 33%)
マンセル値 6PB 1.9/5.4
表示されている色は一例です
navy (webcolor)
  16進表記 #000080

ウェブカラーでは基本16色の1つとして定義されている。ウェブブラウザで“Navy”と指定したときは、16進数表記で #000080 の色が発色される(右図)。

ネービーブルーJIS慣用色名
  マンセル値 6PB 2.5/4

また、日本工業規格JIS慣用色名では「ネービーブルー」として右図のように定義されている。

日本では古くは紅色紫色の濃いものは禁色であったのに対し、紺色にはその規制がなかったために濃紺が広く用いられた。ただし、植物染料は色が濃いほど手間や経費、労力がかかるため、濃紺は紺屋職人泣かせの色でもあり、特にこれ以上濃く染められない程に染まった濃紺は留紺(とめこん/とまりこん)と称された[1]

一般的に「紺色」「濃紺」といった黒に近い強い青全般を表すことが多い。



マリンブルー

本色は、当初はマリンブルー(マリーンブルー、Marine Blue)という色名で呼ばれていたが、すぐにネイビーブルーという色名に改められた[2][3]。英語の“Marine”は「の」という意味であり、命名の由来はネイビーブルーと同じであるが[4]、転じて、海洋全般を意味する青色系統の色としてマリンブルーの色名が用いられる場合がある[3]

マリンブルーJIS慣用色名
  マンセル値 5B 3/7

JIS慣用色名では「少し緑みのある海のような青色」として、右図のようにネービーブルーとは別の色が定義されている。ネービーブルーより少々明るい、濃い緑みの青色[3]

近似色

脚注

  1. ^ 内田広由紀『定本 和の色事典』(視覚デザイン研究所、2015年) ISBN 978-4881082034 P241
  2. ^ Maerz and Paul A Dictionary of Color New York: 1930 McGraw-Hill Page 168 Discussion of color navy blue
  3. ^ a b c マリンブルー (Marine Blue)”. あの色図鑑. 2022年6月23日閲覧。
  4. ^ マリンブルーとは”. きもの用語大全. 2022年6月23日閲覧。

関連項目




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