デジモンアドベンチャーの登場キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 03:49 UTC 版)
パートナーデジモン
選ばれし子供たちを待っていた8体のデジモンたち。デジモンアドベンチャーでのパートナーデジモンとは人間の子供と特殊な繋がりを持ったデジモンで、人間の心の特質の力によって進化を遂げることができる。デジヴァイス、紋章・タグは、人間の心の特質の力を増幅し、よりパートナーデジモンを高いレベルのデジモンに進化させるためのものである。設定上は性別はないが、今作ではパートナーの人間の性別と同じ扱いをされ、性格面での性別もパートナーの人間と同じ。成熟期以降に進化するとそれまでの子供のような性格から、戦闘的な大人びた性格へと変化し、声も大きく変化する(声優は同じ)。今作と『:』では進化後に声が低くなる加工も施されている(ただし、今作のパルモン系統とテイルモン系統(『:』でも同様)とゴマモン系統や終盤でのウォーグレイモンとメタルガルルモン、PSPゲーム版と『tri.』では声がそのままになっている)。
成長期および成熟期進化時は「進化」、完全体進化時は「超進化」、究極体進化時は「ワープ進化」[注 20](PSPゲーム版ではアグモンとガブモン以外のデジモンたちも究極体に進化可能)だったが、『tri.』と『:』では完全体から進化する「究極進化」になっている。成熟期の進化や究極体の進化時は、パタモン、テントモン、パルモンを除いて、パートナーの紋章が放つ光と同じ色の光と共に進化する[注 21]。なお、テイルモン以外は完全体以上に進化すると、エネルギーを大量に使うためほとんどの場合は幼年期IIに退化してしまう[注 22]。
『:』ではネットの世界に住んでいる存在で、ウィルス種のデジモンと戦うのが役目。また、彼らの故郷であるデジタルワールドはネットの中の存在という設定。また、第5話にて彼らの究極体がデジタルワールドを救った代償として存在が消えたことが判明した。
- 声 - 坂本千夏
- 太一のパートナーデジモン。一人称は「ボク」だが、ウォーグレイモン時では「オレ」(『:』ではグレイモンの時も「オレ」と言っている)。
- 食いしん坊でのんびり屋だが、いざという時は熱い。パートナーデジモンの中で最初に成熟期、完全体へ進化した。無理に進化させようとした太一によって1度だけ完全体のスカルグレイモンに暗黒進化したこともある。太一以外にも友達感覚で接する。
- ウォーグレイモンのドラモンキラーはドラモン系に対して有効のため、ダークマスターズのメタルシードラモンとムゲンドラモンを撃破した。
- 『デジモングランプリ!』では、ロケットミサイル型のマシンに乗って参加するも、スタート時点でマシンが暴走してしまい、本人は振り回され気絶してしまう。最後はピヨモンたちと共にゴールし優勝するも、マシンの暴走は止まらずそのまま宇宙まで飛んでいってしまい、アグモン本人も優勝したことに気づかず最後まで気絶したままなので、ピヨモンたちは帰ることができず困っていた。
- 『:』では『アドベンチャー』同様、コロモンの姿で登場しているが、太一と初めて会ったのはアグモンの姿で、第1話の時点でグレイモンに進化できるようになった。第10話でメタルグレイモンに進化した。第21話で右腕がさらなる機械化「アルタラウス」へと換装したメタルグレイモン:アルタラウスモードに強化できるようになった。第24話で太一の怒りに同期し彼がダンデビモンに喰われた怒りでムゲンドラモンのような姿へ暗黒進化をするもエンジェモンに諭され、太一の存在に気付きウォーグレイモンのような姿に戻り、ダンデビモンを一撃で消滅させた[注 23]。第30話でウォーグレイモンに進化できるようになった。なお、ウォーグレイモンは旧作よりも大幅に巨大化している。第36話で新たにブリッツグレイモンに進化した[注 24]。第40話でサッカーボールのようなヤシの実を足でシュートを放つ[注 25]。第48話においてムゲンドラモンの自爆に巻き込まれる形で行方不明になってしまうが、第49話と第50話で復活を果たす。第53話の終盤で温泉で浸かるシーンがある。第67話(最終話)では現実世界に暮らせるようになった。
- 必殺技はアグモン時は「ベビーフレイム」、グレイモン時は「メガフレイム」、メタルグレイモン時は「ギガデストロイヤー」と「トライデントアーム」と「ジガストーム」(『:』で使用)、ウォーグレイモン時は「ガイアフォース」と「ドラモンキラー」と「ブレイブトルネード」、ブリッツグレイモン(:)時は「プラズマステーク」と「サンダーバーニア」と「エレックガード」。
- 進化(旧作):ボタモン→コロモン→アグモン→グレイモン→スカルグレイモン(暗黒進化) / メタルグレイモン→ウォーグレイモン→オメガモン(劇場版)
- 進化(:):コロモン(第1話のみ)→アグモン→グレイモン→メタルグレイモン→ウォーグレイモン / ブリッツグレイモン(第36話のみ)→オメガモン→オメガモンAlter-S(第67話のみ)
- ガブモン
- 声 - 山口眞弓
- ヤマトのパートナーデジモン。一人称は「オレ」(第1話では「ボク」)。
- 仲間や他のデジモンに対してつっぱってみせることもあるが、根はとても恥かしがり屋で他人思い。ヤマトのハーモニカの音色が好き。ヤマトと同じくタケル思いなところがある。礼儀正しい性格で、太一たちと初めて会った時やヤマトの父親に対しては敬語を使っている。
- ガルルモンの毛皮を被り中身は設定上ではアグモンと似た爬虫類型だが、劇中では出てこない。毛皮を脱ぐことは非常に嫌がるが、一度だけヤマトを助けるために毛皮を脱いだこともある(『:』でも同様)。
- 『デジモングランプリ!』では、オープンカー型のマシンで参加。トップの時は余裕だったものの、アグモンの「うんち流星群」によってリタイアした。
- 『:』では第1話の時点でガルルモンに進化していた。ガブモンとしては第8話から登場。第11話でワーガルルモンに進化した。第22話で敏捷性を補える機動装備「サジタリウス」を身につけたワーガルルモン:サジタリウスモードに強化できるようになった。第45話でメタルガルルモンに進化できるようになった。第56話で新たにクーレスガルルモンに進化した。第67話(最終話)では現実世界に暮らせるようになり、渋谷駅でタケルを迎えに行っている。
- 必殺技はガブモン時は「プチファイアー」、ガルルモン時は「フォックスファイアー」、ワーガルルモン時は「カイザーネイル」と「円月蹴り」、メタルガルルモン時は「コキュートスブレス」と「ガルルトマホーク(「フリーズボンバー」とも呼ぶ)」と「グレイスクロスフリーザー」、クーレスガルルモン(:)時は「獣狼大回転」と「激・氷月牙」と「黄獣偃月刀」。
- 進化(旧作):プニモン→ツノモン→ガブモン→ガルルモン→ワーガルルモン→メタルガルルモン→オメガモン(劇場版)
- 進化(:):ツノモン(第38話のみ)→ガブモン→ガルルモン→ワーガルルモン→メタルガルルモン / クーレスガルルモン(第56話のみ)→オメガモン→オメガモンAlter-S(第67話のみ)
- ピヨモン
- 声 - 重松花鳥、松本美和(無印第12話のみ)
- 空のパートナーデジモン。一人称は「アタシ」だが、バードラモン以降は「私」。空を飛ぶことができるが、あまり素早く空を飛ぶことができないのが悩みのようである。
- 甘えん坊でパートナーの空が大好きだが、空にしかられるとシュンとしてしまうことも。しかしいざという時は勇敢。物語が進むに連れ空を支える姿を見せるようになり、ピヨモンの行動で空が自身の母親に愛されていたことを気づくきっかけになった。
- 『デジモングランプリ!』では、プロペラの付いた円盤型のマシンで参加。ブイモンがピコデビモンに投げたどんぐりによって、前が見えずリタイアした。
- 『:』では第4話で初登場。スナイモンに襲われていたところを空と出会い、バードラモンに進化できるようになった。第13話でガルダモンに進化した。第52話でホウオウモンに進化できるようになった。第67話(最終話)では現実世界に暮らせるようになっている。
- 必殺技はピヨモン時は「マジカルファイアー」、バードラモン時は「メテオウィング」、ガルダモン時は「シャドーウィング」、ホウオウモン時は「スターライトエクスプロージョン」。
- 進化(旧作):ニョキモン→ピョコモン→ピヨモン→バードラモン→ガルダモン→ホウオウモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:):ピヨモン→バードラモン→ガルダモン→ホウオウモン
- テントモン
- 声 - 櫻井孝宏
- 光子郎のパートナーデジモン。一人称は「ワテ」(第1話では「ウチ」)で、関西弁で話す。相手を「はん」付けで呼ぶ[注 26]。成長期では飛行能力が一番高い。
- 他人行儀な光子郎に一言言う時もあるが、基本的に光子郎を慕っている。社交的で人懐っこく、人づきあいが苦手な光子郎とは対照的。よく解説役を買って出るが、いい加減な情報も多い。彼がベーダモンに騙された時には心を取り戻す切っ掛けを与えた。
- 『デジモングランプリ!』では、レオナルド・ダ・ヴィンチの発明した人力飛行機に類似したマシンで参加。ピコデビモンの妨害によってリタイアした。
- 『:』では第4話で初登場。第5話でカブテリモンに進化できるようになった。第14話でアトラーカブテリモンに進化した。第59話でヘラクルカブテリモンに進化できるようになった。無印時代よりも全体的に声の加工が弱くなっている。第67話(最終話)では光子郎のパソコンの中にいた。
- 必殺技はテントモン時は「プチサンダー」、カブテリモン時は「メガブラスター」、アトラーカブテリモン時は「ホーンバスター」、ヘラクルカブテリモン時は「ギガブラスター」。
- 進化(旧作):バブモン→モチモン→テントモン→カブテリモン→アトラーカブテリモン→ヘラクルカブテリモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:):テントモン→カブテリモン→アトラーカブテリモン→ヘラクルカブテリモン
- パルモン
- 声 - 山田きのこ[注 27]
- ミミのパートナーデジモン。一人称は「アタシ」。長い触手を使って土の養分を吸い取ったりしている。
- ミミに似た性格でマイペースで癒し系。喜怒哀楽のはっきりしたところがありミミと同じように子供っぽいが、ミミのワガママに手を焼くこともある。「(両親に見せて)趣味が悪いと思われたくない」というミミの言葉にショックを受けていたが、リリモンに進化したことで解消されたようである。最終回ではミミとの別れがつらいという理由で彼女と会うのを否定していたが、心を改め転びながらも涙流しに彼女に別れを告げた。
- 『デジモングランプリ!』では、パラソルがついたひょうたん型のマシンに乗って参加。ガブモン同様、アグモンの「うんち流星群」に巻き込まれリタイアした。
- 『:』では第5話で初登場。ミミの執事という立場となっており、性格も比較的マイペースではなくなっている。第6話でトゲモンに進化できるようになった。第12話でリリモンに進化した。第43話で新たにポンチョモンに進化できるようになった[注 28]。第55話でロゼモンに進化できるようになった。第67話(最終話)では現実世界に暮らせるようになった。
- 必殺技はパルモン時は「ポイズンアイビー」、トゲモン時は「チクチクバンバン」と「ココナッツアッパー」と「ココナッツパンチ」と「ココナッツカウンター」、リリモン時は「フラウカノン」と「花の首飾り」、ロゼモン時は「フォービドゥンテンプテイション」、ポンチョモン(:)の時は「テキーラナックル」。
- 進化(旧作):ユラモン→タネモン→パルモン→トゲモン→リリモン→ロゼモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:):パルモン→トゲモン / ポンチョモン(第43話のみ)→リリモン→ロゼモン
- ゴマモン
- 声 - 竹内順子
- 丈のパートナーデジモン。一人称は「おいら」。
- やんちゃな性格で、そのため生真面目な丈には生意気なことを言ったりする。性格が正反対な丈との掛け合いは凸凹コンビのようであり、本人たちも気が合わないと言っていたが、なんだかんだいって仲が良い。イッカクモン以降の進化は体が大きいので水上の移動手段として重宝される。周りをしっかりと見ており、丈の感情の機微に敏感である。握手したりする際に手なのか前足なのかを疑問に持つ丈に度々怒っている。
- ズドモンのトールハンマーはクロンデジゾイド製で、第47話では究極体であるメタルエテモンのクロンデジゾイドのコーティングを砕いた。
- 『デジモングランプリ!』では、気球に水槽(水槽部分が運転席)を合わせたマシンで参加。ピコデビモンの「ピコダーツ」によって気球に穴をあけられリタイアした。
- 『:』では第7話で初登場。丈がパートナーと認めたためイッカクモンに進化できるようになった。第15話でズドモンに進化した。第60話でヴァイクモンに進化できるようになった。第67話(最終話)では現実世界に暮らせるようになっており、丈のバッグの中にいた。
- 必殺技はゴマモン時は「マーチングフィッシーズ」、イッカクモン時は「ハープーンバルカン」、ズドモン時は「ハンマースパーク」と「ハンマーブーメラン」、ヴァイクモン時は「アークティックブリザード」。
- 進化(旧作):ピチモン→プカモン→ゴマモン→イッカクモン→ズドモン→ヴァイクモン(PSPゲーム版、tri.)
- 進化(:):ゴマモン→イッカクモン→ズドモン→ヴァイクモン
- パタモン
- 声 - 松本美和
- タケルのパートナーデジモン。一人称は「ボク」だが、エンジェモン以降は「私」(『:』ではペガスモンの時も 「ボク」 のままである)。タケルに似て泣き虫で、可愛らしい行動が多い。そのためか、パートナーデジモンたちの間でも庇護の対象であることが多かった。ピヨモン同様、空を素早く飛べないのが悩みの種のようである。トコモン時は可愛らしい容姿とは裏腹に牙がびっしり生えた大きな口をしている(その際には歯茎が剥き出る)。
- 他のデジモンに比べると非常に素直で、教えられたことはちゃんと守る健気な性格をしている。進化すると凛々しく毅然とした性格になる。テイルモンが仲間になった後は聖なる力を持つ者同士、よく行動を共にしていた。タケルをデビモンから守るために初めてエンジェモンに進化するが力を使い果たし一度は消滅するが、デジタマに戻った。
- 進化回数は非常に少ないが、ストーリー上では切り札的な存在であり、エンジェモン、ホーリーエンジェモンは暗黒系デジモンに対して有効な聖なる力を持っているため、1段階上の暗黒系デジモンとも互角以上に戦えるほどの強さを発揮できる。事実、エンジェモンは完全体であるヴァンデモンとの戦いを優勢に進め、同じく完全体であるファントモンを「ヘブンズナックル」の余波で消滅させ、ホーリーエンジェモンも究極体であるピエモンを圧倒していた。
- 『デジモングランプリ!』では、浮き輪にラジコンヘリのプロペラを付けたマシンで参加するも、スタート時点でマシンに乗り遅れてリタイアした。
- 『:』では、第20話の時点でエンジェモンとしてタケルの危機に駆け付けるが、デビモンに捕らわれていた。タケルのデジヴァイスを渡した後に、『アドベンチャー』同様力を失い消滅しデジタマに変えることになったが、スカルナイトモンによって奪われてしまった。第22話で兄たちと共に追って来たタケルの手に奪還され、ポヨモンとして再び生を受けた。第23話にてトコモン、第24話にてパタモンへ進化した。闇との長い戦いと転生の影響でエンジェモンに進化する力を失うが、第32話で新たにペガスモンに進化できるようになった[注 28]。第41話でタケルのヤマトに対する思いに応えるように再びエンジェモンに進化可能になった。第44話でエンジェモンではなく、通常通りに再びペガスモンに進化した。第46話でホーリーエンジェモンに進化した。第50話でゴッドドラモンに進化できるようになったが負担が大きく、第51話で進化できなくなるほど疲弊してしまったが、丈の提案で温泉を案内してもらい再び進化できるようになるまで休息を取り、第53話で温泉で回復して再び進化可能になり、第64話で新たにセラフィモンに進化できるようになった。第67話(最終話)では現実世界に暮らせるようになっており、タケルのリュックの中にいた。
- 必殺技はパタモン時は「エアショット」、エンジェモン時は「ヘブンズナックル」と「ホーリーロッド」、ホーリーエンジェモン時は「ヘブンズゲート」と「エクスキャリバー」と 「ホーリーディスインフェクション」、セラフィモン時は「セブンヘブンズ」、ペガスモン(:)時は 「シルバーブレイズ」と「ニードルレイン」と「シューティングスター」と「ロデオギャロップ」 、ゴッドドラモン(:)時は「ゴッドフレイム」と「ゴッドフィスト」。
- 進化(旧作):ポヨモン→トコモン→パタモン→エンジェモン→ホーリーエンジェモン→セラフィモン(PSPゲーム版、劇場版02、tri.)
- 進化(:):ポヨモン(第22話のみ)→トコモン(第23話のみ)→パタモン→エンジェモン / ペガスモン→ホーリーエンジェモン→ゴッドドラモン(第50話のみ) / セラフィモン
- テイルモン
- 声 - 徳光由禾(『tri.』を除き徳光由香名義) / 園崎未恵
- ヒカリのパートナーデジモン。一人称は「私」。見た目は小柄で成長期のようだが、れっきとした成熟期である。尻尾にあるホーリーリングは力の源。厳密に言えばハツカネズミ型のデジモンなのだが、現実世界で8人目の選ばれし子供を捜す際は普通の猫のふりをしていた。
- ヒカリを待ち続け、進化してからはヒカリを探すため旅をしていたが、ヴァンデモンの部下として虐待されながら過ごすうちにヒカリを待ち続けていた過去の記憶を失ってしまっていた。だがテイルモンを命の恩人と慕うウィザーモンの尽力によりヒカリのパートナーとして目覚める。
- パートナーデジモンの中でもっとも大人びている。気の強い性格で、仲間に対しても命令口調で話すことがある。第38話で本人の話によると鍛え方が違うため、完全体に進化しても成熟期未満に退化しないとのことだが、アグモンとガブモンを究極体にワープ進化させた際にエネルギーを大量使ったため、一度だけ成長期のプロットモンへ退化したことがある。
- 『デジモングランプリ!』では、バイクのようなマシンで参加。ピコデビモンの妨害に巻き込まれてリタイアした。
- 『:』では第33話で初登場。諸事情によりパートナーデジモンで唯一声優が変更されている[5]。8人目の選ばれし子供であるヒカリをずっと呼び続けていた聖なるデジモンだが、デジタマに還ったまま闇に堕ちスカルナイトモンに転生していた。ミレニアモン復活のためにダークナイトモンがヒカリを取り込んだことで、ついにヒカリと出会い、彼女に助け出される。第35話でマリンデビモンの襲撃で再びダークナイトモンに変貌しかけるも、ヒカリの説得を受けエンジェウーモンに進化した[注 29]。第50話でホーリードラモンに進化したが、負担が大きく第51話で進化できなくなるほど疲弊してしまったが、丈の提案で温泉を案内してもらい再び進化できるようになるまで休息を取り、第53話で温泉で回復して再び進化可能になり、第64話で新たにオファニモンを進化できるようになった。第67話(最終話)では現実世界に暮らせるようになった。
- 必殺技はテイルモン時は「ネコパンチ」と「ネコキック」と「ネコスクラッチ」(『:』で使用) 、エンジェウーモン時は「ホーリーアロー」と「ヘブンズチャーム」と「セイントエアー」、ホーリードラモン時は「ホーリーフレイム」と「アポカリプス」、オファニモン時は「エデンズジャベリン」。
- 進化(旧作):ニャロモン→プロットモン→テイルモン→エンジェウーモン→ホーリードラモン(劇場版02、tri.) / オファニモン(PSPゲーム版)
- 進化(:):テイルモン→エンジェウーモン→ホーリードラモン(第50話のみ) / オファニモン
注釈
- ^ 藤田は2018年に死去したため、『共闘ことばRPG コトダマン』でのコラボイベントなど[1]、初代準拠の作品でもリブート版の三瓶が起用されている。
- ^ 第22話でピコデビモンに自己紹介をした時に「ぼく」と言ったことがある(PSP版では「オレ」と言っている)。劇場版1作の幼少期においても「ぼく」になっている。『:』の幼少期でも 「オレ」のままになっている。
- ^ なおデジモンワールドでは、現実世界の1分が1日だったため、太一が戻ってきた時は2か月が経っていた。
- ^ 『ゴーストゲーム』での第30話でも、荒巻カヨノは、宙のパートナーデジモンであるガンマモンと一度だけ衝突しているものの、『無印』のヤマトとは違い、自分の内面と戦うようになったことがない。
- ^ 水谷は2016年に死去したため、『共闘ことばRPG コトダマン』でのコラボイベントなど[1]、初代準拠の作品でもリブート版の白石が起用されている。
- ^ 劇場版第2作では誕生日が3月近辺の早生まれとされていることから、5年生の夏休みの段階では10歳である。
- ^ 華道の家元である母親に女子サッカーチームに所属していたころ、足の怪我を心配して止められるが、それを家元の後継ぎとしか見られていないと勘違いしてしまった上に肝心な試合に間に合わず、チームは惨敗したことで居場所をなくし、脱退することになった。
- ^ デジタルワールドでは動作する場所が限られていた。
- ^ 裏を返せば、家庭のトラブルや進路などの悩みが一切無い最も普通の子供らしいともいえる。
- ^ 小説版によると担任教師の勧めと班長に選ばれた責任から参加。
- ^ 第7話では太一とヤマトの口喧嘩で感情的になり「オレ」と言った。
- ^ 「テストができるよくできる。あら不思議よくできる。100点満点大喜び」を逆読みしたもの。
- ^ 本来の担当はミミであった。元々は人間用の予定だったが、直後のシェルモンとの戦闘が原因でデジモンのエネルギー補給にも用いられ、第11話では漂流中にゴマモンが全部食べてしまった。
- ^ ただし、血を見ただけで気絶するようなタイプであるために医者には向いていないのではないかと兄のシンには心配されている。PSPゲーム版では貧血にはなるが血を見ても気絶しなくなった。
- ^ 小説版ではタケルが父と兄の暮らすマンションに泊まりに来た時に、子供会のキャンプの知らせを見たタケルが一緒に行きたいと言い出したことから父親が取り計らったことが描かれている。
- ^ 小説版によると三軒茶屋のマンション暮らし。
- ^ 『:』での第38話の終盤でタケルがぺガスモンに乗ってヤマトを迎えに来たという。
- ^ 『:』での第61話にて初めていざという時の勇気を絞った時もあった。
- ^ 小説版ではぶり返した描写はない。
- ^ 成長期から直接究極体に進化し、その過程である成熟期・完全体が飛ばされるため。
- ^ パタモンは天使の羽、パルモンは緑、テントモンは紫と、パートナーの紋章の色とは補色とも、お互いに交換しあったとも言えるような形となっている。
- ^ 今作の第53話、第54話と『:』では成長期に退化している。
- ^ 『アドベンチャー』で暗黒進化したスカルグレイモンとは異なり、『:』で暗黒進化したムゲンドラモンはデビモンと同様な姿になっている。
- ^ ウィルス種であるが、暗黒進化ではなく理性を保ったままの究極進化が可能。光子郎曰く「環境に適応した進化」。
- ^ また、2021明治安田生命J1リーグの第17節にて川崎対鹿島戦の始球式で登場している。
- ^ ただし光子郎を「光子郎はん」と呼んだのは第4話から。
- ^ 『tri.』・『:』を除き、溝脇しほみ名義。
- ^ a b ただし、デジメンタル無しの通常進化。可能性は低いもののアーマー体への通常進化は可能。
- ^ 『tri.』で暗黒進化したオファニモン:フォールダウンモードとは異なり、『:』でダークナイトモンに変貌したテイルモンは『テイマーズ』で暗黒進化したメギドラモンと同様な怖いデジモンになっている。
- ^ しかし、『:』ではこのような性格はなかった。
- ^ くすぐったり殴ったりすると、人形と同じダメージを当人が受けてしまう。
- ^ 当のタケルとしては、その場凌ぎの手段であった。
- ^ 西村は『デジモンクロスウォーズ〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜』でも同じ役を演じていた(こちらでの一人称は「ボク」)。
- ^ 真田は『デジモンクロスウォーズ』(第2期である『悪のデスジェネラルと七つの王国』まで)でも同じ役を演じていた。
- ^ デスモンは「デジモンウェブドット絵コンテスト」で入賞し採用されたもの。
- ^ 曜日をモチーフとした六人の魔将軍で構成された組織で、各々が特定の種族のデジモンの扱いに手慣れた戦闘のプロフェッショナル。ドルビックモン(究極体・竜人型デジモン・ウィルス種)、ネオヴァンデモン(究極体・アンデッド型デジモン・ウィルス種)、ザミエールモン(完全体・魔人型デジモン・データ種)、スプラッシュモン、オレーグモン(後に本編第60話、第64話、第67話(最終話)で登場する)、グラビモン(後に本編第61話、第64話で登場する)が所属する。
- ^ 前述したビッグデスターズのメンバーに加えオリンポス十二神族のアポロモンも所属する。後にオレーグモンとアポロモンが復活後に離反する。
- ^ 白石は『デジモンクロスウォーズ〜時を駆ける少年ハンターたち〜』でも同じ役を演じていた。
- ^ 塩屋は『デジモンクロスウォーズ〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜』でも同じ役を演じていた。
- ^ 掛け声である「ガッポガッポ! ビバ、オレーグナ!」(本人曰く「聞けば誰でも俺様に跪く魔法の呪文」)は出さず、敵に対して少しふざけた態度を見せたり(ただし、冷酷かつ残酷な一面も見せることもある)、左目をウインクする仕草や、海に入ると沈んでしまうという弱点(超重量級の鎧で覆われているためであり、この弱点はスルトとヨルムンガンドを呼び出し引き揚げることでカバーされている)を見せなかった。
- ^ 今野は『デジモンクロスウォーズ』(第2期である『悪のデスジェネラルと七つの王国』まで)でも同じ役を演じていた。
- ^ 速水は『デジモンクロスウォーズ』(第3期『時を駆ける少年ハンターたち』まで)でも同じ役を演じていた。
- ^ 桑島は『デジモンクロスウォーズ』(第3期『時を駆ける少年ハンターたち』まで)でも同じ役を演じていた。
- ^ 中原は『デジモンクロスウォーズ〜悪のデスジェネラルと七つの王国〜』でも同じ役を演じていた。
- ^ ヴァルキリモンは「デジモンウェブドット絵コンテスト」で入賞し採用されたもの。
- ^ ただし、第31話ではアグモンがウォーグレイモン、第45話ではガブモンがメタルガルルモン、第52話ではピヨモンがホウオウモン、第55話ではパルモンがロゼモン、第59話ではテントモンがヘラクルカブテリモン、第60話ではゴマモンがヴァイクモン、第64話ではパタモンがセラフィモン、第65話ではテイルモンがオファニモンの紹介の時も勝手に担当することがあった。
出典
- ^ a b c d “『コトダマン』×『デジモンアドベンチャー』コラボ開催!!”. 【公式】共闘ことばRPG コトダマン. MIXI (2023年10月25日). 2023年10月25日閲覧。
- ^ 小説版1巻p87より。
- ^ アニメ第31話より。
- ^ “デジモンアドベンチャー テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」角銅監督からのスペシャルコメント!!”. バンダイナムコゲームス公式サイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2020年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月17日閲覧。
- ^ 「新作『デジモン』キャスト17人公開、人物キャラの声優一新 八神太一役を三瓶由布子」『ORICON NEWS』ORICON、2020年3月17日。2020年3月17日閲覧。オリジナルの2020年3月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ デジモンアドベンチャー 15th Anniversary Blu-ray BOX初回限定特典のCDドラマ
- ^ “アポカリモン | デジモン図鑑”. デジモンウェブ | デジモン公式総合サイト. 2020年2月4日閲覧。
- ^ “アニメ「デジモンアドベンチャー:」公式”. Twitter (2021年2月6日). 2021年3月11日閲覧。
- ^ 第21話でのデジ文字で判明。
- ^ “「デジモンアドベンチャー:」は4月5日スタート、フジ生田アナも出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年3月6日). 2020年3月19日閲覧。
- デジモンアドベンチャーの登場キャラクターのページへのリンク