ティーガー (航空機) 性能・主要諸元

ティーガー (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 07:43 UTC 版)

性能・主要諸元

採用国

ユーロコプター・ティーガーの運用国
ドイツ陸軍
フランス陸軍
スペイン陸軍
オーストラリア陸軍

実戦経験

2009年7月26日、3機のフランス陸軍第5戦闘ヘリコプター連隊所属ティガーHAPは、アフガニスタンカーブル国際空港に到着した。これは、ユーロコプター・ティーガーの、最初の交戦地帯への配備だった。この3機は、連合諸国軍地上部隊の、現地で勢力を増しつつあったターリバーンへの強行偵察および火力支援任務に参加することになった[2]

2009年8月初旬、ティーガーはアフガニスタンにおける運用証明を取得した[3]2010年7月までに、このティーガー3機の活動時間の合計は1,000時間を超えた[4]

2011年2月4日、夜間任務中のフランス陸軍所属のティーガーは、カーブルから約30マイル東に硬着陸した際に損傷し、搭乗員2名は軽傷を負った[5][6]

登場作品

映画

007 ゴールデンアイ[7]
NATOの最新鋭戦闘ヘリコプターとしてUHTが登場。モナコに停泊中のフランス海軍ラファイエット級フリゲートラファイエット」の艦上でデモンストレーション中、パイロットに変装した犯罪組織「ヤヌス」のゼニアと同じくヤヌスの一員でロシア連邦軍のウルモフ将軍によって奪取される。その後、ロシアのセヴェルナヤに位置する秘密宇宙基地への移動手段として使われた後用済みとなり、サンクトペテルブルクにおいてコクピットにボンドとナターリアを閉じ込めた状態で自機のミサイルで爆破されそうになるが、ボンドが脱出装置を起動させたことでミサイルの命中寸前で何とか二人は脱出し、そのままミサイルの直撃を受け爆破された。
映画公開当時はまだ開発中であり、劇中でもデモンストレーションで「プロトタイプ機」と説明されている。劇中では高出力EMPに耐えられる対電磁波装甲を装備している設定である他、メインローターを爆砕してコクピットブロックごと射出するモジュール式射出座席が搭載されている。撮影に当たっては実機の他、原寸大のモックアップが用いられた。
オール・ユー・ニード・イズ・キル
アメリカ統合防衛軍の奇襲作戦の際にHAPが登場する。
GODZILLA 怪獣惑星
プロローグにて、怪獣ゴジラがパリを襲撃したことを報じるニュース映像の中に登場する。
スペシャル・フォース

ゲーム

バトルフィールドシリーズ
BF2
EU攻撃ヘリコプターとしてHAPが登場する。
Project Reality(BF2)
ドイツ連邦軍のTiger UHTとフランス軍のEC665 Tigreとして登場する。
ドイツ連邦軍のTigerの装備はSAPHIR-M チャフフレア、Osiris(暗視装置)、SNEB 68mmロケット弾 24発、PARS3 LR対戦車ミサイル 8発。
フランス軍のTigreの装備はSAPHIR-M チャフフレア、Osiris(暗視装置)、SNEB 68mmロケット弾 24発、AM-30781 30mm機関砲 450発、AGM-114 Hellfire対戦車ミサイル 8発。
War Thunder
ドイツ連邦軍のEC665 TigreUHTとフランス陸軍のEC-665 Tiger HAPが登場する
ドイツ連邦軍のTigerの装備はフレア、暗視装置、FFARロケット弾38発、HOT-3対戦車ミサイル8発、PARS 3対戦車ミサイル8発、AIM-92スティンガー空対空ミサイル4発。 フランス陸軍のTigerはドイツ連邦軍のTigerの装備に加えてミストラル空対空ミサイルを4発装備可能である。
BF2MC
EUの攻撃ヘリコプターとして登場する。
サイドワインダーシリーズ
「F」「V」にて敵軍の攻撃ヘリコプターとして登場する。

注釈

  1. ^ ティーガーはドイツ語の呼称であり、英語ではタイガーと読む。フランス語及びスペイン語ではTigreと綴って、フランス語ではティーグル、スペイン語ではティグレと読む。

出典



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