スポンジ・ボブの登場キャラクター一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 22:59 UTC 版)
キャラクター一覧
キャラクターの表記の例は左側は日本語名で右側括弧内は英語名。声優の表記は、左側は日本語版で右側は原語版。また、日本語版で使用されていない名称も表記する場合も稀にある。原語版の声優はトム・ケニー、ビル・ファッガーバッケ、ロジャー・バンパス、クランシー・ブラウン、キャロリン・ローレンス、ミスター・ローレンスなど。日本語版では、登場人物全ての役を鶴博幸→松野太紀、谷育子→かぬか光明または高橋里枝、小木曽祐子→松浦チエ、納谷六朗→上田燿司または魚建、奥田啓人が兼役で年齢と男女問わず担当している[1]。近年ではクレジットに表記されていない声優がゲストキャラの声を務める事例が多い。TVスペシャルや映画では他の声優も出演している(加藤亮夫、広瀬彰勇など)。二重鉤括弧内は各エピソードのタイトル名である。本作のキャラクターの多くは原作者のステファン・ヒーレンバーグが描いた未発表のコミック「The Intertidal Zone」のキャラクターが元になっている その他の声の出演では おまたかな、ニケライ・ファラナーゼ、勝杏里、森永たえこ、 星祐樹、山本高広、田村千恵、田中英樹、蓮岳大、新井笙子、ケンコー、菊池康弘、ふじたまみ、拝真之介、吉元里謹、藤原大智、引坂理絵、佐々木祐介、宮崎敦吉、山﨑竜一、露崎亘、藤井啓輔、 永野善一、落合弘治、加藤拓二、山下直也、ボルケーノ太田、が担当していた [2]。彼は1996年に「The Intertidal Zone」に登場した海綿動物・カニ・ヒトデ・タコなどのキャラクターが登場する物語を発展させ始めた[3]。
省略・呼称について
『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』を劇場版1、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』を劇場版2と省略する。
シーズン1を初代シーズンと呼称することもある。
キャラクターの種族名については、日本語版では和名として分かりやすい表現にしてある。
息子を長男または次男、娘を長女と呼称する(まとめて息子、娘という)。スポンジ・ボブたちの親戚のキャラクターについて、血縁関係ではない親戚は「義理 (in law) 」と総称されるが、本項では、義理の娘(息子の妻)を長男の嫁、義理の息子(娘の夫)を長女の婿、義姉(兄の妻)を兄嫁、義兄(姉の夫)を姉婿、伯母(伯父の妻)を伯父嫁、義父(配偶者の父)を舅、義母(配偶者の母)を姑、配偶者の兄弟を小舅、配偶者の甥を義甥と呼称する。孫は男女それぞれ孫息子・孫娘と呼び分ける。
以下、兄弟姉妹関係にあるキャラクターがいるが、作中では「妹」のキャラクターは存在されていない。特に警官のナンシー・オー・マリーとフィル(劇場版1でカーニバーガーを食べに来ていた男)の妻は女性キャラの中で上の兄弟がいると発言しているため限定公式による妹キャラであるとされている。それぞれの関係において「姉(サンディなど)」「兄(イカルドなど)」「弟(パトリックなど)」といったキャラクターが存在する。祖父母や従兄弟では、父方側と母方側といった2つのグループを見分ける。シーズン5の『いとこのスタンリー』ではイカルドやサンディの弟のキャラクターが登場していたが、米国版では従兄弟という設定である。シーズン7の『パトリックのお姉ちゃん』ではパトリックの姉が登場した。スポンジ・ボブ、カーニには兄弟はいないが、海外の絵本では兄弟が登場する(カー二は甥に対して叔父であるが、ミセス・カー二に対して長男であることから姉が存在するとされる)
- ^ 谷育子、小木曽祐子→松浦チエは男性役(男性・少年役)を演じたことがあり、納谷六朗は女性役(特にお姉ちゃんとお母さん役)を演じたことがある。松浦チエを除くシーズン9以降では例外とされる。
- ^ “Casetext”. 2016年10月11日閲覧。
- ^ Wilson, Thomas F.(Interviewer); Hillenburg, Stephen (Interviewee) (29 May 2012). Big Pop Fun #28: Stephen Hillenburg, Artist and Animator–Interview (Podcast). Nerdist Industries. 2013年12月21日時点のオリジナル (mp3)よりアーカイブ。2013年12月21日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ 日本国内では名称が「スポンジ・ボブ」に統一されている。ファミリーネームの「スクエアパンツ」は日本語版の作中で扱うことは少ないが、「スポンジボブのテーマ」の歌詞や劇場版1作目のタイトルなどで扱っている。基本「四角いズボン」と訳されることが多いが『ラスティーのレシピ』や『ノックしてるのはだぁれ?』では「スクエアパンツ」と名乗っている。なお、日本のグッズなどで見られる「ボブ」という表記は誤り。
- ^ a b c d e f g The SpongeBob SquarePants Movie (The Absorbing Tale Behind The SpongeBob SquarePants Movie) (DVD). Paramount Home Entertainment/Nickelodeon.
- ^ ただし、シーズン9『スポンジ・ボブ クビになる』でイカルドが「わしはお前のことが嫌い」と言った際「知ってるよ」と返すなど気付いていると思われる節もある。
- ^ この世界では車輪がついていて地面を走行することからどちらかというと車両に近い。
- ^ Hillenburg, Stephen (2003). The Origin of SpongeBob SquarePants. SpongeBob SquarePants: The Complete First Season (DVD). Paramount Home Entertainment
- ^ (Neuwirth 2003, p. 50–51)
- ^ Banks 2004, p. 9.
- ^ Banks 2004, p. 31.
- ^ 世界中で愛されているアニメ スポンジ・ボブ SQUARE BOOK ま〜るいDVD付き 9ページ
- ^ 一度プランクトンがその毛皮を盗み、サンディに変装してカーニバーガーのレシピを盗もうとしたことがあった。結果、本人に成敗され、罰としてマスタード漬けにされている。
- ^ なお、司祭はこれが芝居だと知らなかった。
- ^ 納谷は特報収録後の2014年11月に死去したため、映画本編、そしてシーズン9以降は上田が引き継いだ。なお、納谷死去後に放送されているエピソードはすべて生前に収録している。
- ^ シリーズによってタコだったりイカだったりと定義が曖昧な部分がある。
- ^ 『カーニバーガー争奪戦』などでは「私」も使っていた。時々は「俺」や「僕」を使う。
- ^ また、スポンジ・ボブが爆薬入りパイを食べたと勘違いした際に動揺していたり(『死因はパイ⁉』)、「わしはいつもお前が好き」と言っている(『恐怖の深夜勤務』)などの描写もある。
- ^ Hillenburg, Stephen. (March 1, 2005). The SpongeBob SquarePants Movie (The Case of the Sponge "Bob") (DVD). Paramount Home Entertainment/Nickelodeon.
- ^ 『巨大イカルド』、劇場版2など
- ^ ただし、スポンジ・ボブとクラゲだけはクラリネットの演奏を聴いてくれる。ダンスを踊るのも好きだが、見ている人から「目が痛くなる」と言われたりなど、才能は無に等しい(ただし、『ダンス☆大好き』では彼の踊りが素晴らしいと言われ採用された)。
- ^ 例としては、家が町を破壊した代償として毎週日曜に清掃活動を死ぬまで行うことを言い渡される(『おせっかいなお隣さん』)、スポンジ・ボブのせいでボート教習所に入れられる(『ボクの相棒』)、カーニにホットドッグやバーガーの着ぐるみを着せられる(『カーニドッグ』)、プランクトンと刑務所に入れられる(『芸術は高くつく』)、スポンジ・ボブの日記を客の前で盗み読みし、「フライ職人、へこまされる」と新聞沙汰になり前科者扱いされ家まで没収されてホームレスになる(『スポンジ・ボブの日記』)、医者と間違えられたスポンジ・ボブによって鼻にめちゃくちゃな手術をされる(『スポンジ・ボブはお医者さん』)など。
- ^ フルネームは国によって異なり、原語版では「ユージーン・ハロルド・カーニ(Eugene Harold Krabs)」という本名だが、イタリア語版やドイツ語版、フランス語では「ユージーン・ハーバート・カーニ(Eugene Herbert Krabs)」という本名が表記されていることがある。「カーニ」は、原語版では名字のものだが、日本語版ではれっきとした名前である。
- ^ 誰かが変更すれば即座に警報が鳴る仕様
- ^ From Boy to Bob". Nick Mag Presents: SpongeBob SquarePants. Viacom International. June 2003.
- ^ カーニと同様に国によってフルネームが異なり、原語版では「シェルドン・ジェームス・プランクトン(Sheldon James Plankton)」という本名だが、スペイン語版では「シェルドン・ジェイソン・プランクトン(Sheldon Jason Plankton)」という本名が、フランス語版では「シェルドン・ジュニア・プランクトン(Sheldon Junior Plankton)」という本名が存在する。「プランクトン」は、原語版では名字のものだが、日本語版ではれきっとした名前である。
- ^ シーズン9の『プランクトンの大脱獄!』では、名前の読みが「シェルダン・J・プランクトン」と「シェルドン」が「シェルダン」になっており、過去の吹き替えと微妙に違う。『オマヌケ・ソースで大混乱!』では、名前がシェルドンに戻されている。
- ^ Beck 2013, p. 111
- ^ Fain, David (September 1, 2000). SpongeBob SquarePants Trivia Book. Simon & Schuster. p. 13. ISBN 978-0-689-84018-0
- ^ 言語版では「My leg!」というセリフが登場するが、吹き替え版ではカットされることが多い。
- ^ “X”. 2023年9月3日閲覧。
- ^ NHK版における名前はペス(声:PES)。
- ^ NHK版における名前はスー(声:SU)。
- ^ NHK版における名前はジーク(声:RYO-Z)。
- ^ NHK版における名前はイル(声:ILMARI)。
- ^ NHK版における名前はフミラッチ(声:FUMIYA)。
- ^ 各キャラクターの声優についてはそれぞれの脚注を参照。
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