スティッチ!
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スティッチと砂の惑星
2012年6月16日の17時30分から18時30分にディズニー・チャンネルで放送された1時間の長編エピソード。『ずっと最高のトモダチ』の特別エピソード[注 39]。芸人のケンドーコバヤシとハリセンボンの箕輪はるかが、ハムスターヴィールに囚われた開拓者エイリアン役で出演。この作品は元々鳥取県で2012年に開催された「国際まんが博」の作品として企画・制作されたもので、その名残として中盤でスティッチとユウナが鳥取を訪れるシーンがある。2016年6月22日に「スティッチ!パーフェクト・メモリー」と同時にDVDで発売された[9]。
ストーリー(砂の惑星)
夏休みの沖縄ニュータウンの浜辺で遊んでいたスティッチとユウナ。そんな時、銀河連邦議長から惑星戦争が起こったとの知らせが入る。戦争に立ち向かうことになったスティッチは、ユウナと沖縄に別れを告げ地球を離れる。目的地へ向かう途中、スティッチたちは燃料補給のために砂で覆われた砂漠の惑星『カトゥーナ星』へ立ち寄る。そこで彼らを待ち受けたのは、脱獄したハムスターヴィール博士と彼に囚われた、プリークリーのかつての仲間のワッタイナを初めとしたカトゥーナ星の開拓エイリアンたちだった。
登場人物(砂の惑星)
- ワッタイナ
- 声 - 堀内賢雄
- カトゥーナ星の開拓エイリアンで、プリークリーのかつての仲間。
スティッチ!パーフェクト・メモリー
2015年8月7日18時30分から19時30分にディズニー・チャンネル、2015年9月20日にDlifeで放送された1時間の長編エピソード第2弾。2015年6月26日「スティッチの日」に制作を発表[10]。ディズニー・チャンネルでは、世界初放送を記念して、「スティッチ!新作接近!パーフェクト・ウィーク」として2015年8月3日から7日まで特別編成が組まれ、特別編成最終日に放送された。Dlifeでは、「スティッチ!パーフェクトサンデー」として2015年9月13日と20日に2週連続の特別編成が組まれ、20日に無料初放送として放送された。2016年6月22日に前作「スティッチと砂の惑星」と同時にDVDで発売された[9]。2020年時点で最後の作品となっている。
ストーリー(パーフェクト・メモリー)
スティッチとユウナたちは平和な日常を過ごしていた。そんなある日、宇宙各地で謎の巨大タンクロケットによって自然資源が強奪される事件が発生。そのロケットが地球に現れたことでユウナとブーグーもそれに巻き込まれ、行方不明となる。ユウナたちを捜索するスティッチの前に銀河連邦のロボット・ティーラが現れる。ティーラはスティッチに事件の捜査協力を依頼しに来たというのだ。スティッチはユウナたちの捜索を優先して断ろうとするが、ティーラがユウナは銀河連邦に保護されていることを知らせたため、ティーラと共に宇宙へと向かう。
登場人物(パーフェクト・メモリー)
- ティーラ
- 声 - 蒼井優
- 銀河連邦の女性型情報解析ロボット。
用語
第1・第2シリーズ
- イザヨイ島
- 沖縄にある島。シーズン2までの主要舞台。ユウナもこの島の出身である。実は地球のヘソ(いわゆる中心に存在しているということ)である。モデルは竹富島。
- ちたまの石
- イザヨイ島にある伝説の石。地球の力がたくさん詰まっており、43のイイコトをすると願いが叶うと伝えられている。意志があるらしく、光ったりすることもある。
- イイコトカウンター
- ジャンバが発明した腕時計型メカ。イイコト(善行)をするとポイントが上がり、ワルイコト(悪行)をするとポイントが下がる。また、腕から外れるとポイントがリセットされ0から再カウントされてしまう。スティッチはいつもイイコトカウンターを真ん中の左腕に付けている。
- イザヨイ小学校
- ユウナの通っている学校。第3シリーズでは統廃合によって廃校になったという設定で登場しない。
第3シリーズ
- 沖縄ニュータウン
- 第3シリーズの主要舞台。沖縄本島にある巨大都市。イザヨイ小学校の統廃合に伴い、ユウナとスティッチはこの都会へ引っ越すことになる。
- 海栄小学校(かいえいしょうがっこう)
- 沖縄ニュータウンにある、ユウナの転校する小学校。
- パワーチップ
- スティッチを生み出す際に体内に埋め込まれた謎のチップ。宇宙でさえも滅ぼすほどの強大な力を持っている。キューブ型のカプセルに入っている。最終話でユウナ達の声援により奇跡を起こす。
- ネオパワーチップ
- パワーチップよりも強力なパワーを秘めたチップ。本来ジャンバは万が一スティッチのパワーチップがデリアに奪われた際に、スティッチを守るために作ろうとした。しかしダークエンドを誕生させるためにデリアがジャンバからネオパワーチップの設計図を奪い取って作り上げ、ダークエンドに埋め込む。
注釈
- ^ スティッチの他、ユウナの父親と第2シリーズ以降のアバンナレーターも兼任している
- ^ 76話でスワッパーの能力でタクミと入れ替わった際、めちゃくちゃに作って姉2人をカンカンに怒らせた。
- ^ 254号のミスター・ステンチーやフルート(試作品021号の改造ブラッグ)などがその例。
- ^ 普段はユウナと呼ばれている。
- ^ 服装や髪どめ、サンダル等が少しだけ一新(引越しするまでは1期と2期の時のもの)されている。
- ^ スティッチのことを「ヘンテコ」と呼んだり、また、ユウナのことを「ギザギザ頭」などと呼んでいる。
- ^ 32話で一度だけだが、島の面々が本当に言葉通りの状態にされたことがあり、その内スティッチのみがすぐに元に戻らなかった。
- ^ ただし当初は反対していたが、既に作戦を決行したガントゥが学校に送った偽の履歴書で臨時教員として採用されたため、やらざるを得なくなった(ハムスターヴィールも「どうしてこういう時だけ行動が早いんだ」と突っ込んでいる)。
- ^ 練習内容はレシーブの練習ではドジョウすくい、トスの練習では阿波踊り、サーブの練習では漫才のツッコミを行った。
- ^ 2011年現在、地上波での放送はない。
- ^ ただし『エスパー魔美』は、『ニュースシャトル』(19時20分 - 20時00分)による特別編成のため、18時50分から放送していた。19時00分開始のアニメは、1985年3月まで放送していた『名探偵ホームズ』以来実に24年半振り。
- ^ 『少年突破バシン』から『最強銀河究極ゼロ』まで放映。
- ^ 『夢のクレヨン王国』以降。
- ^ 逆にズル子はスティッチのことをまれに濁らせて「ズディッヂ」と呼んでいる。
- ^ 劇中のテロップでは試作品ナンバーは表記されておらず、「プリークリーのペット」としか表示されていない。その日行われた『プリーク・リー』にはナンバーが表記されている。
- ^ 全てピーコによって買い占められた。
- ^ a b ANNフルネット局の存在しない山梨県・富山県・福井県・鳥取県・島根県・徳島県・高知県・佐賀県・宮崎県を除く。
- ^ 現:朝日放送テレビ
- ^ ただし、東日本放送は東北楽天ゴールデンイーグルス対横浜ベイスターズ(クリネックススタジアム宮城)、朝日放送と九州朝日放送は福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース(ヤフオクドーム)にそれぞれ差し替え。
- ^ ただし、本作での世界ではスティッチがディズニーのキャラクターではないという設定のため、本来のディズニーランドとは少し異なっている(主な例として、『魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ “アロハ・エ・コモ・マイ!”』でのシーンで看板が“アロハ・エ・コモ・マイ!”のみになっている)。
- ^ 『火曜アニメタイム!』から改題。
- ^ 放送当時の2010年にテレビ朝日ホールディングスの完全子会社化。
- ^ ゴールデンクイズに出演が決まった際に豊田さんから「本番では(ダジャレは)やめてね」と注意されるほど。
- ^ 最初は魔女のようなコスチュームであるが、第二形態は悪魔をイメージした姿となる。
- ^ ラテン語も話せるほか、時間の計算も得意。
- ^ ただし、話によっては『タクミ先輩』とも呼んでいる。
- ^ a b 二人の名前の元ネタは『取り巻き』から。
- ^ ズル子と、タクミの姉の美月&葉月も理想の女性に入っている。
- ^ a b c d 初登場した時点で既に改造されていたため、本来(改造前)の能力は不明である。
- ^ 劇中にてユウナは子犬、トリ子はゾウ、マキ子はチンパンジー、タクミはアシカ、スティッチが乗っていた三輪車は電動おもちゃのキリンに変えられた。エラスティコがダメージを受けると元に戻る。
- ^ 顔の部位だけは動かせる。
- ^ 60話で初めてタクミの家に訪問した時のスティッチたちに威嚇したり、72話でタクミのサッカー練習に付き合ったりなど。
- ^ 動物同士であった理由から、人間の言葉を話せた。
- ^ a b c いずれも、特別出演者である。
- ^ 他にはスティッチを「ステッチ丸(ステッチまる)」、ズル子を「鶴姫(つるひめ)」と呼んでいた。
- ^ ただし、敵であるスティッチやユウナたちに対しては、タメ口を使っていた。
- ^ 65話、66話、75話では使用されなかった。
- ^ ただし、試合が雨天中止の場合は通常通りに放送予定とされていた。
- ^ ディズニーチャンネルの公式サイト等の紹介記事では、『『ずっと最高のトモダチ』の特別編』と紹介されている
- ^ ディズニーが保有する有名キャラクター(マーベルなど、子会社のものも含む)を日本向けにフィックスしたアニメ作品として、日本でのユニバーサルミュージックにおけるウォルト・ディズニー・レコードレーベルの制作・発売元を担当するのは、本作が初となる。
出典
- ^ a b “ディズニー、「日本製」アニメのパイロット版を公開”. AFPBB News. クリエイティヴ・リンク (2008年3月28日). 2021年5月12日閲覧。
- ^ “日本向けに生まれ変わる! ディズニーの人気作品”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社 (2010年1月12日). 2020年9月14日閲覧。
- ^ “日本版アニメ「スティッチ」 米国ディズニーXDで放映開始”. アニメ!アニメ!ビズ. イード (2011年10月23日). 2020年9月13日閲覧。
- ^ “Stitch! Anime No Longer Listed on Disney XD”. Anime News Network. Anime News Network (2011年10月28日). 2020年9月13日閲覧。
- ^ “ダンナに作曲依頼も!オセロ松嶋「スティッチ」の声優に挑戦|ニュースウォーカー”. Walkerplus. 東京ウォーカー (KADOAKWA). (2009年9月24日) 2015年10月22日閲覧。
- ^ 第64話より。
- ^ 第73話より。
- ^ “濱田龍臣が「スティッチ!〜ずっと最高のトモダチ〜」オフィシャルサポーターに就任!!|ニュースウォーカー”. Walkerplus. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2010年7月6日) 2015年10月22日閲覧。
- ^ a b “スティッチファンは見逃せない!長編2作品のDVDが6/22(水)発売!デジタル配信同日開始!”. ウォルト・ディズニー・ジャパン (2016年3月10日). 2020年10月27日閲覧。
- ^ “アニメ『スティッチ!』3年ぶり新作 ディズニー・チャンネルで初放送”. ORICON STYLE. オリコン (2015年6月26日). 2015年10月22日閲覧。
スティッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/27 06:39 UTC 版)
スティッチ (stitch)
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