ザ・フラワー・キングス ザ・フラワー・キングスの概要

ザ・フラワー・キングス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 10:16 UTC 版)

ザ・フラワー・キングス
英国ロイヤル・レミントン・スパ公演
(2014年)
基本情報
出身地  スウェーデン
ジャンル プログレッシブ・ロック
シンフォニック・ロック
活動期間 1994年 -
レーベル センチュリー・メディア・レコード
インサイド・アウト・ミュージック
アヴァロン・レーベル
公式サイト The Flower Kings - The Official Site
メンバー ロイネ・ストルト
ハッセ・フレベリ
ミルコ・デマイオ
マイケル・ストルト
ラレ・ラーション
旧メンバー ハイメ・サラザール
ソルタン・チョース
ダニエル・ギルデンロウ
マーカス・リリクィスト
トマス・ボディーン
フェリックス・レーマン
ヨナス・レインゴールド
ザック・カミンス

1994年8月に元カイパギタリストであるロイネ・ストルトにより、彼のソロ・アルバム『ザ・フラワー・キング』をサポートするツアー・バンドとして結成された[1]。バンドはツアー終了後も共に活動を続け、彼らの世代のロック・ミュージックにおいて最もスタジオ・アルバムを多作するバンドのひとつであり続けている。彼らの音楽は初期のシンフォニック・プログレッシブ・ロックに近く、鋭くダイナミックな楽曲変化、ポリリズム、重低音、ボーカル・ハーモニー、抽象的で時折ナンセンスな歌詞、楽曲の長さが特徴となっている。

略歴

主宰ロイネ・ストルト(2014年)

ロイネ・ストルトのソロ・アルバム『ザ・フラワー・キング』(1994年)の参加メンバーや、トマス・ボディーン(キーボード)等が集まり、1995年に『バック・イン・ザ・ワールド・オヴ・アドヴェンチャーズ』で、バンドとして正式にデビュー。その後も次々とアルバムを発表し、1999年には初来日する。2013年1月と2015年4月にヨーロピアン・ロック・フェスのために来日。2020年1月に単独来日公演を開催。

2020年のアルバム『アイランズ』では、過去にイエスエイジア等のアートワークを手がけたロジャー・ディーンの絵がジャケットに使用された[2]。2022年のアルバム『バイ・ロイヤル・ディクリー』では、オリジナル・ベーシストのマイケル・ストルトが復帰し、彼の後任に当たるヨナス・レインゴールドとベース・パートを分担する形となった[3]

音楽性

音楽性は基本的にはプログレッシブ・ロックに属するものであり幻想的な世界を構築しているが、重厚な曲やフュージョン的な曲など多種多様な要素を持っている。

大作指向も強く、3作目『スターダスト・ウィ・アー』(1997年)以降、CD2枚組のアルバムも少なくない。


  1. ^ An Interview with Roine Stolt”. Guitar Noise. 2024年2月22日閲覧。
  2. ^ Ewing, Jerry (2020年9月25日). “The Flower Kings release video for new single From The Ground”. loudersound.com. Future plc. 2022年3月18日閲覧。
  3. ^ THE FLOWER KINGS Set March Release For New Album, By Royal Decree; "The Great Pretender" Song Streaming”. bravewords.com (2022年1月7日). 2022年3月18日閲覧。


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