カイパとは? わかりやすく解説

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カイパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 17:53 UTC 版)

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カイパ
Kaipa
現ギタリストのペル・ニルソン(2010年)
基本情報
出身地  スウェーデン ウプサラ
ジャンル プログレッシブ・ロック
活動期間 1973年 -
レーベル デッカ・レコードインサイド・アウト・ミュージックムゼア
共同作業者 ザ・フラワー・キングス
メンバー ハンス・ルンディン
パトリック・ルンドストローム
アリーナ・ギブソン
ヨナス・レインゴールド
モルガン・オーギュレン
ペル・ニルソン
旧メンバー ロイネ・ストルト
イングマール・ベルイマン
トマス・エリクソン
マッツ・リンドベルグ
マッツ・ロフグレン
マックス・オーマン
ペル・アンデルソン

カイパKaipa)は、スウェーデンのプログレッシブ・ロック・バンド。

略歴

バンドは、ハンス・ルンディン(キーボード)とトマス・エリクソン(ベース)によって、ウラ・カイパ(Ura Kaipa)として始まった[1]ロイネ・ストルトは17歳の時にギタリストとしてカイパに加わった。1974年、バンド名から「Ura」をカットしてカイパとなった直後に、彼らはセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースした。ストルトは1979年にバンドを脱退し、ソロ活動を経て1994年にはザ・フラワー・キングスを創設している。カイパは1980年代前半に活動休止するが、2000年にルンディンとストルトが再集結し、新メンバーを迎えて復活。しかし、ストルトは『マインドレヴォリューションズ』の録音後に再び脱退し、バンドは彼なしで続けられることとなった。

2014年、旧メンバーのロイネ・ストルト、イングマール・ベルイマン、トマス・エリクソンが、カイパ・ダ・カーポ(Kaipa Da Capo)という名前で別グループとしてバンドを立ち上げた。バンドは新しい音楽だけでなく、カイパの最初の3枚のアルバムからのナンバーも演奏した。バンドの新メンバーは、ボーカルとギターを担当するロイネの兄弟マイケル・ストルト(Mikael Stolt)、そしてキーボードを担当するのは、有名なスウェーデンのミュージシャン、マックス・ローレンツ(Max Lorentz)。カイパ・ダ・カーポ名義のアルバム『Dårskapens Monotoni』は2016年9月にリリースされ、秋にはヨーロッパとスカンジナビアのツアーが行われた。

メンバー

現在のラインナップ

  • ハンス・ルンディン(Hans Lundin)- キーボード、バック・ボーカル (1973年–1982年、2000年–現在)
  • パトリック・ルンドストローム(Patrik Lundström)- ボーカル (2000年–現在)
  • アリーナ・ギブソン(Aleena Gibson)- ボーカル (2000年–現在)
  • ヨナス・レインゴールド(Jonas Reingold)- ベース (2000年–現在)
  • モルガン・オーギュレン(Morgan Ågren)- ドラム (2000年–現在)
  • ペル・ニルソン(Per Nilsson)- ギター (2006年–現在)

旧メンバー

  • ロイネ・ストルト(Roine Stolt)- ギター、バック・ボーカル (1974年–1979年、2000年–2005年)
  • イングマール・ベルイマン(Ingemar Bergman)- ドラム (1974年–1981年)
  • トマス・エリクソン(Tomas Eriksson)- ベース (1973年–1977年)
  • マッツ・リンドベルグ(Mats "Microben" Lindberg)- ベース (1977年–1980年、1981年–1982年)
  • マッツ・ロフグレン(Mats Löfgren)- ボーカル (1977年–1980年)
  • マックス・オーマン(Max Åhman)- ギター (1979年–1982年)
  • ペル・アンデルソン(Per "Pelle" Andersson)- ドラム (1982年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『ファースト』 - Kaipa (1975年)
  • 『セカンド・アルバム』 - Inget Nytt Under Solen (1976年)
  • 『ソロ』 - Solo (1978年)
  • 『ヘンデル』 - Händer (1980年)
  • 『夜行動物の時間』 - Nattdjurstid (1982年)
  • Stockholm Symphonie (1993年) ※ライブ・アルバム
  • 『ノーツ・フロム・ザ・パスト』 - Notes from the Past (2002年)
  • 『キーホルダー』 - Keyholder (2003年)
  • 『マインドレヴォリューションズ』 - Mindrevolutions (2005年)
  • 『アングリング・フィーリングス』 - Angling Feelings (2007年)
  • 『イン・ザ・ウェイク・オヴ・エヴォリューション』 - In the Wake of Evolution (2010年)
  • 『人生の意味』 - Vittjar (2012年)
  • 『悪戯(いたずら)』 - Sattyg (2014年)
  • 『チルドレン・オヴ・ザ・サウンズ』 - Children of the Sounds (2017年)

コンピレーション

  • 『ザ・デッカ・イヤーズ 1975-78』 - The Decca Years 1975–1978 (2005年)

脚注

外部リンク


「カイパ」の例文・使い方・用例・文例

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