コスモポリス ギャリバン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 08:41 UTC 版)
スタッフ
- ファミリーコンピュータ版
-
- 企画:川本裕昭
- プログラム:山本廣
- デザイン:くぼたしんじ、安田由紀、おじりもとこ
- サウンド:吉田健志、みったよしのり、きたばたひろし
評価
評価 | ||||||||||||||
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- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計29点(満40点)[12]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.41点(満30点)となっている[6]。
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合 得点 2.85 2.93 2.98 2.92 2.81 2.82 17.41
続編
ジャンル | ベルトスクロールアクション |
---|---|
対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | クリーム |
発売元 | 日本物産 |
プログラマー |
たぬまけんいち わたなべじゅんいち |
音楽 | 吉田健志 |
美術 |
小林正巳 吉田朋子 |
シリーズ | コスモポリス ギャリバンシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 8メガビットロムカセット[16] |
発売日 |
1993年6月11日 |
その他 | 型式:SHVC-GI |
『コスモポリス ギャリバンII Allow of Justice』(-アロー・オブ・ジャスティス)は、1993年6月11日に日本の日本物産から発売されたスーパーファミコン用ベルトスクロールアクションゲーム。
主人公のギャリバンおよびクィーンビー、メタルホークのいずれかを操作し、宇宙シンジケート「マーガ」の首領である魔人グロゥブスを倒して宇宙の平和と取り戻す事を目的としている。前2作のどちらとも別ジャンルのゲームであり、ストーリーにもつながりはない。音楽は前作と同じく吉田健志が担当しており、BGMは同じ曲が用いられている。
2011年8月30日より、『コスモポリス ギャリバン』名義でプロジェクトEGGにて配信された。
ゲーム内容(続編)
ベルトスクロールアクションゲームで、3人のキャラクターから1人を選び、敵を格闘で倒しながら進んでいく。技には対戦型格闘ゲームのように「ガード」「上段・下段の概念」「距離による変化」がある。また、特殊なコマンドで出せる各キャラクター固有の必殺技が、それぞれ2つずつ設定されている。周囲の敵を吹き飛ばすような、緊急回避用のシステムはない。
全5ステージで、1ステージは3エリアから構成されており、3番目のエリアではボスとの対決になる。ステージをクリアすると能力を強化するためのボーナスポイントが得られ、キャラクターをパワーアップすることができる。強化できるパラメータはHP、攻撃力、防御力、ジャンプ力、スピードの5種類で、どこに割り振るかはプレイヤーが決められる。
また本編とは別に、一対一で戦う対戦型格闘ゲームの「BATTLE」モードがある。プレイヤー同士の対戦も可能。ここでは「The Allow of Justice」の3人の他、敵キャラクターの一部も使う事ができる。
ストーリー(続編)
宇宙シンジケート「マーガ」の侵攻に対し、宇宙警察連邦[注釈 1]は3人のサイボーグ戦士を送り込むことを決定した。リーダーのギャリバン、女宇宙刑事クィーンビー、バトルクリーチャーのメタルホークからなるチームは、人々から期待を込めて「The Allow of Justice」と呼ばれた。目標は首領・魔人グロゥブス。3人は小型特殊潜航艇で個別に潜入、マーガに支配された惑星を突き進んでいく。
キャラクター(続編)
- ギャリバン
- 「The Allow of Justice」のリーダー。拳技主体の「大宇宙冥王拳(だいうちゅうめいおうけん)」で戦う。本作では最初からコズミックスーツを着用しており、変身シーンはオープニングデモにしかない。必殺技はブレードで叩き斬る「セイバースラッシュ」と、左右にワイドビームを放つ「メガブレイク」。初期パラメータは攻撃力と防御力が高い。
- クィーンビー
- 女宇宙刑事。軽装のバイオネットスーツを着用しており身が軽く、蹴り技主体の「神鳳凰拳(しんほうおうけん)」で戦う。必殺技は巨大な気弾を放つ「咆哮炎虎(ほうこうえんこ)」と、画面外までジャンプして弾を撃ち降ろす「力破砕弾(グラビトンボム)」。初期パラメータはスピードとジャンプ力が高い。
- メタルホーク
- 流動金属のボディに脳のみを移植した特殊なサイボーグ戦士。「コズミックアーツ」の使い手で、技に連動して身体を様々な武器に変化させて戦う。必殺技は腕を斧に変えて打ち込む「バイオトマホーク」と、ガトリング砲に変身して掃射する「ジェノサイドキャノン」。初期パラメータはジャンプ力と攻撃力が高い。
移植版(続編)
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | Ref. |
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1 | コスモポリス ギャリバン | 2011年8月30日 |
Windows | 日本物産 | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
- | [17] |
スタッフ(続編)
- プログラマー:KEN1 TANUMA(たぬまけんいち)、JUN1 WATANABE(わたなべじゅんいち)
- グラフィック:くまのみつお、水野洋司、まつもとかず、かとう B たかあき、あじのゆうじ、くどうとみこ
- 音楽:吉田健志
- カバーデザイン:小林正巳、吉田朋子
- SP:YOSHI YOSHI、NAKA-CHAN、YAMA-KAWA、OGY THE ODD
- PR:SGT.H.MIUMIU(みうらひろし)
評価(続編)
評価 | ||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・4・6・4の合計20点(満40点)[18]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.3点(満30点)となっている[19]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.6 | 3.0 | 3.1 | 3.2 | 3.3 | 3.1 | 19.3 |
脚注
注釈
- ^ 取扱説明書「STORY」より、原文ママ。FC版では「宇宙連邦警察」となっていた。
出典
- ^ プレスリリース ハムスター、ニチブツの権利を取得
- ^ シューティングゲームサイドvol.10 - マイクロマガジン社 2014年9月26日発行(84ページ)
- ^ “藤原茂樹プロフィール”. 株式会社ゼロイチ. 2019年9月5日閲覧。
- ^ “ゲーム業界史上初のオーケストラヒットは「ギャリバン」か?: 吉田健志に訊く、ニチブツゲームサウンド制作の記録”. 吉田健志に訊く、ニチブツゲームサウンド制作の記録 2019年9月5日閲覧。
- ^ “ニチブツ・ゲームミュージック変遷記 後編”. 株式会社ゲーム文化保存研究所 (2018年10月24日). 2019年9月5日閲覧。
- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、 69頁。
- ^ “『コスモポリス ギャリバン』(コンシューマー版)がレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて配信開始” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2015年3月10日). 2020年5月16日閲覧。
- ^ “プロジェクトEGGで「コスモポリス ギャリバン(コンシューマー版)」配信スタート” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2015年3月10日). 2020年5月16日閲覧。
- ^ “『コスモポリス ギャリバン』がPS4向けアーケードアーカイブスとして配信スタート” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2015年4月9日). 2020年5月16日閲覧。
- ^ “『アーケードアーカイブス コスモポリス ギャリバン』Switch向けに1月14日配信決定。ギャリバンに変身し、宇宙犯罪組織“アクー”を倒すアクションゲーム” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2021年1月13日). 2021年1月13日閲覧。
- ^ 清真 (2021年1月13日). “Switch版「アーケードアーカイブス コスモポリス ギャリバン」1月14日配信決定 パワークリスタルでギャリバンへと変身し、宇宙犯罪組織を倒せ!” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2021年1月14日閲覧。
- ^ a b “コスモポリス ギャリバン まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年12月16日閲覧。
- ^ a b “Galivan for ZX Spectrum (1986)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年12月16日閲覧。
- ^ “Galivan for Amstrad CPC (1986)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年12月16日閲覧。
- ^ a b “Galivan for Commodore 64 (1986)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年12月16日閲覧。
- ^ 「8月情報号特別付録 スーパーファミコンオールカタログ'93」『SUPER FAMICOM Magazine』、徳間書店、1993年8月1日、 11頁。
- ^ “成長要素もあるアクション「コスモポリス ギャリバン」がプロジェクトEGGで復活” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2011年8月30日). 2020年5月16日閲覧。
- ^ a b “コスモポリスギャリバンII まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年12月16日閲覧。
- ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 214頁、 雑誌26556-4/15。
固有名詞の分類
ファミリーコンピュータ用ソフト |
じゃじゃ丸の大冒険 ジャストブリード コスモポリス ギャリバン 源平討魔伝 グラディウスII -GOFERの野望- |
アクションゲーム |
ピットフォール アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝 コスモポリスギャリバン NINJA GAIDEN 2 青春スキャンダル |
アクションゲーム |
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