クー・フーリン
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脚注
参考文献
- 佐藤亨『北アイルランドとミューラル』水声社、2011年。ISBN 978-4891768270。
- 篠田知和基『世界動物神話』八坂書房、2008年。ISBN 978-4896949186。
- 鈴木弘『図説イェイツ詩辞典』本の友社、1994年。ISBN 4938429810。
- マイヤー, ベルンハルト 著、鶴岡真弓 平島直一郎 訳『ケルト事典』創元社、2001年。ISBN 4-422-23004-2。
- マルカル, ジョン 著、金光仁三郎、渡邉浩司 訳『ケルト文化事典』大修館書店、2001年。ISBN 4469012726。
- ブランリー・リース [in ドイツ語](著)イヴ・ボンヌフォワ(編)『世界神話大事典』大修館書店、2001年。ISBN 4469012653。
- 小辻梅子『ケルト的ケルト考』社会思想社、1998年。ISBN 978-4390604185。
- ミランダ・J・グリーン 著、井村君江, 渡辺充子, 大橋篤子, 北川佳奈 訳『ケルト神話・伝説辞典』東京書籍、2006年。ISBN 978-4487761722。
- キアラン・カーソン 著、栩木伸明 訳『トーイン クアルンゲの牛捕り』東京創元社、2011年。ISBN 978-4488016517。
- 木村正俊, 松村賢一『ケルト文化事典』東京堂出版、2017年。ISBN 978-4490108903。
- 八住利雄『世界神話伝説大系〈41〉アイルランドの神話伝説』名著普及会、1981年。ISBN 9784895512916。
- Meyer, Kuno. The Wooing of Emer by Cú Chulainn .11世紀の写本に残る『エメルへの求婚』の現代英語訳。
- Hogan, Edmund. The Battle of Ross na Ríg .12世紀の写本『レンスターの書』に残る物語「ロスナリーの戦い」の現代英語訳。
- Stokes, Whitley. Cuchulainn’s death .12世紀の写本『レンスターの書』に残る物語「クー・フーリンの死」の現代英語訳。
関連項目
- 鷹の井戸 - クー・フーリンの物語に基づいてアイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツが制作した戯曲
注釈
- ^ スアルタムもクー・フーリン同様にマハの呪いを受けていなかった(リース 2001, p. 640)
- ^ 父親はさまざまであり、デヒトラの兄のコンホヴァル(近親相姦による誕生はしばしば神性の印であった)が父親とする説もある(ミランダ, p. 99)。
- ^ 稿本によってはセタンタという名の名付け親はケト・マク・マーガハであるとされる(マイヤー 2001, p. 91)。
- ^ プトレマイオスの記述によれば、この名前は、今日のイングランドのランカシャーにあたる地域に住んでいた、ケルト系部族のシェダンティ族とおそらく関係がある(キアラン・カーソン, p. 330)。
- ^ M. Connell: The Medieval Hero: Christian and Muslim Traditions. Ed. Dr. Müller. 2008. p. 227
- ^ ケルトの戦士の名前に「犬」が使われるのは珍しいことではない。コノア王(コンホヴァル)も、後にクー・フーリンと戦うことになるクー・ロイもその名に犬が含まれている(マルカル 2001, p. 20)。また、ブルターニュではアイルランドの戦士は「犬戦士」と呼ばれていた(篠田 2008, p. 314)
- ^ クー・フーリンにはコンラの他に、Fínscothという娘もいた。この女性は物語「ロスナリーの戦い」に登場するが、人柄や母親は明かされない。タラの王Cairbre Nia Ferとアルスターの間に起こった戦争の和平の印として、Cairbreの息子Erc mac Cairpriの妻となる(Hogan, p. 55)。なお、夫のErcは父親の復讐のため、のちにクー・フーリンの殺害に加担し、コナル・ケルナッハに殺されることとなる(Stokes, p. 182)。夫が殺害された後、Fínscothがどう生きたのかはやはり明かされない。
- ^ 写本や伝承を編集し翻訳したグレゴリー夫人の『ムルテウネのクーフーリン』にはこの説話に相当する箇所がある。
出典
- ^ 木村 & 松村, p. 209.
- ^ The Wooing of Emer by Cú Chulainn, paragraph 15.
- ^ キアラン・カーソン, p. 153.
- ^ ミランダ, p. 100.
- ^ 木村 & 松村, p. 208.
- ^ キアラン・カーソン, p. 69.
- ^ キアラン・カーソン, p. 331.
- ^ キアラン・カーソン, p. 149.
- ^ 八住, p. 48.
- ^ 佐藤, p. 56.
- ^ 「Some Aspects of Irish Literature」Pádraic H. Pearse(原文)
- ^ 鈴木良平「パトリック・ピアス評伝 : 編集者教育者革命家」『法政大学教養部紀要. 社会科学編』第105巻、法政大学教養部、1998年2月、23-51頁、CRID 1390853649756740224、doi:10.15002/00004626、ISSN 0288-2388。
- ^ “BBC - Northern Ireland Cu Chulainn - Homepage” (英語). www.bbc.co.uk. 2020年7月22日閲覧。
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