エアブリッジ・カーゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/08 13:38 UTC 版)
概要
貨物便チャーターの運航に実績のあるヴォルガ・ドニエプル航空から定期貨物便部門を分社化して発足。
2004年1月にアリタリア航空から譲受した2機のボーイング747-200Fのうち1機を使用し、同年5月よりルクセンブルクからモスクワ・ノヴォシビルスクを経由して北京・上海を結ぶ定期貨物路線の運航を開始した。同年10月にはさらに機材が1機追加導入された。2005年にはさらに1機の747貨物機が導入され、同年からは香港と名古屋(セントレア)への乗り入れも開始した。その後、東京/成田や大阪/関西への乗り入れを開始するなど世界各地に就航した。機材もボーイング747-400ERFやボーイング747-8Fを導入するなど積極的な経営を行っていた。
ウクライナ侵攻後は、経済制裁により各国へのロシア機の乗り入れ禁止などにより、運航が困難になったため、同年6月より全路線を運休している。
就航地
※2018年現在[1]
ロシア
ヨーロッパ
アメリカ
アジア
機材
2021年09月現在[2]、エアブリッジ・カーゴの機種は以下の通りである。
運航中
- ボーイング 747-400F 3機
- ボーイング 747-400ERF 4機
- ボーイング 747-8F 11機
- ボーイング777-F 航空機数は不明
退役済
画像
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