ウッチャンナンチャンのウリナリ!!
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主な企画
主なコーナー
収録はどのコーナーも主に日曜日・月曜日の2日間にわたって行われていた。先述・後述にもある通り、当番組は終始体力勝負が鍵になる番組だった[10][11]。レギュラー陣はポケビとブラビをはじめとする、最終回のウリナリ祭り等の各種舞台の打ち合わせからリハーサル・稽古、さらには社交ダンス振り付けの把握、各コーナー企画での楽器の演奏準備・アスリートスポーツ系企画の練習・またはコントライブの台本の把握と、相当ハードスケジュールのなかで行っていた[12]。また全体でも、週替わりの単発コーナーについてはレギュラー出演者への打ち合わせは簡単な何時に来てくださいというだけであり、現地に到着後に企画の知らせを受けていたためはじめから厳密に構成や進行を把握していたのはメインMCのウッチャンナンチャンの2人だけだったことが後に千秋と勝俣それぞれ2人のYouTubeチャンネルおよび千秋がゲスト出演したウドMCのイッツコム番組で明かされている(ただし、ランキングキャラクターライブや単発コーナーでもキャラクター設定が正確に決められている等の台本が初めから必要なものを除く)。
そのうち、ランキングキャラクターライブについては日曜日の午前と午後に計4本2本撮りが行われていた。そのため、TBS系列の生放送「アッコにおまかせ!」に昼11時45分~13時まで出演していた勝俣については、体力勝負企画が多く収録時間・拘束時間の長いウリナリにおいては主に午後収録と月曜日の収録に参加していた[注 2]。また、ビビアンについても当番組で一躍注目されて以降、ウリナリ参加当初ほぼ無名・他番組への出演なしだったものがブラビのスタミナにおけるミリオンセラー以降になると故郷の台湾を始め各国からオファーが殺到するようになり、徐々に各国へ幅を広げるようになったため、1998年に社交ダンス部のコーナー時に1週間ほど参加できなくなったのを皮切りに1999年春頃からブラビ以外のコーナー出演を極力減らすようになった(ビビアン・スーも参照 → 同年降板)。
ウリナリ解散総選挙
2001年4月、ウリナリ大会議で「ウリナリ解散総選挙」実施が決定(決定への経緯は2001年4月20日放送「ウリナリ大会議 ウリナリ解散総選挙について」を参照)。同年5月、総選挙後に番組リニューアルが行われ、メンバーが大幅に変更。女性陣についても山川恵里佳を除き全員変更された。選挙では東京のみならず全国主要都市に投票所を設けた他、出口調査や比例代表制、随時当選確実の速報を入れるなど[注 3]、本物の制度やそれに関する報道体制を取り入れ、舛添要一が解説で出演した。なお2001年当時の実際の選挙では未成年者および日本国籍を有しない者の投票は認められていなかったが[注 4]、ウリナリ解散総選挙では原則として誰でも投票可能であった。
しかし、番組の大リニューアルは結果的に失敗し、2002年の3月いっぱいで放送終了が決まった。
- ウリナリ解散総選挙の結果
- 当選したウッチャンナンチャン、キャイ〜ン、K2の勝俣州和が暫定レギュラー。ゴルゴ松本(TIM)、大竹一樹(さまぁ〜ず)、坂本ちゃん(アルカリ三世)が新メンバーとしてレギュラー入り。
- 落選したよゐこ、堀部圭亮が番組を去った(堀部圭亮はこの後、一時期タレント活動をほぼ停止し、放送作家に専念していた。『ウリナリ!!』最後の出演の際、「負けたらテレビから身を引く覚悟でいます」と語っていた)。
- 「ウリナリ解散総選挙」に立候補したメンバーは次の20組(50音順)
運命のファイナルステージ ウリナリ祭り 〜7年間の総決算〜
2002年3月12日、有楽町・東京国際フォーラムにて行われた『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』ファイナルイベント。レギュラー放送最終回。映画の撮影でどうしても来られなかった堀部圭亮を除きかつてのレギュラーがほぼ全員出演。千秋、ビビアン以外はエンディングまで出演していた(番組貢献者の千秋とビビアンがなぜ早々に帰ってしまったかは不明だが、スケジュールの都合上説やゲスト扱いのため等さまざまある)。
ポケビ、ブラビ、ウルトラキャッツ、メモリーキャッツ等、番組発ユニットのヒット曲披露(McKee、黒幕&愛人、ウリナリオールスターズを除く)、部活動ヒストリー、現メンバーによるスチールパン演奏などを行い、7年間の番組の歴史に幕を閉じた。
注釈
出典
- ^ ASCII. “日本テレビが有料動画配信を開始 まずは、“ウッチャンナンチャンのウリナリ!!”から”. ASCII.jp. 2023年12月21日閲覧。
- ^ ASCII. “日本テレビ、放送業界初の有料動画配信を開始”. ASCII.jp. 2023年12月21日閲覧。
- ^ “今年の『24時間テレビ』は実質『ウリナリ』!? ポケビ復活、ナンチャンの社交ダンスに興奮するアラサー視聴者”. 日刊サイゾー (2018年8月27日). 2023年12月22日閲覧。
- ^ “河村亮アナ54歳急死「痛烈!一閃!の実況忘れない」「ウリナリ世代…早すぎる」「好きな声」ファン追悼 - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2023年12月22日閲覧。
- ^ “chiaki77777の2022年5月21日の投稿”. www.instagram.com. 2023年12月25日閲覧。
- ^ “ブラックビスケッツ「ベストアーティスト」で20年ぶり復活、放送日に5タイトル配信”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年11月29日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “ブラックビスケッツ 20年ぶりの再結成のステージ「会ったらもう当時の瞬間に戻る」【ベストアーティスト】”. 日本テレビ. 日本テレビ放送網 (2022年12月3日). 2023年2月17日閲覧。
- ^ “ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ「紅白」25年ぶり出場決定 - モデルプレス”. モデルプレス - ライフスタイル・ファッションエンタメニュース (2023年12月8日). 2023年12月25日閲覧。
- ^ “「ポケビ」&「ブラビ」25年ぶり紅白出場が決定/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年12月25日). 2023年12月25日閲覧。
- ^ “ほぼ裸で冷たい海を1時間以上… 内村光良の「人生で最も過酷だった仕事」に驚く”. fumumu (2023年5月5日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ “日テレ藤井アナ、今までで一番キツかった仕事は? ウリナリ!時代の名物コーナー振り返る/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年12月22日). 2023年12月22日閲覧。
- ^ “藤崎奈々子 殺人スケで精神疾患の過去「ウリナリ」練習で3時間睡眠→周囲にブチギレ「壊れるくらいまで使ってやろうと」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年12月22日). 2023年12月22日閲覧。
- ^ “Brandnew Biscuits [Profile]”. ソニーミュージック. 2023年7月19日閲覧。
- ^ “特集 音楽・テレビ・CM・映画 ここまでわかった100の謎”. 日経エンタテインメント. 日経BP. 1999年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。1999年11月4日閲覧。 “60 『Mステ』でポケビ、ブラピが出ないのは、日テレの企画バンドだから?” 初出:『日経エンタテインメント!』1998年12月号。
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