アンパサンド 手書き

アンパサンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 02:25 UTC 版)

手書き

日常的な手書きの場合、欧米では小文字の ε(エプシロン)を大きくしたもの(あるいは数字の "3" の鏡文字)に縦線を加えた形の単純化されたアンパサンドがしばしば使われる[12]。また、エプシロンの上下に縦線または点を付けたものもしばしば使われる[12]

くだけた用法として、プラス記号("+", この記号もまた et の合字である[13])がアンパサンドの代わりに使われることもある。また、プラス記号に輪を重ねたような、無声歯茎側面摩擦音を示す発音記号[ɬ]」のようなものが使われることもある。[要出典]

同様の記号

ティロの速記には「et」を表すための「」(U+204A Tironian sign et)がある。この文字はドイツフラクトゥールで使われたほか、ゲール文字でも使用される。

ギリシア文字では「……と」を意味するκαιを表すための合字として「ϗ」(U+03D7 Greek kai symbol)が使われることがある。

フラクトゥールで「etc.」を「⁊c.」と書いた例(1845年の雑誌記事より)。
2行目に「ϗ」を使用(18世紀のギリシア文字の活字サンプル、クセノポンソクラテスの思い出』2.1.21より)。

プログラミング言語

プログラミング言語では、C など多数の言語で AND 演算子として用いられる。以下は C の例。

  • X = A && B のように2個重ねたものは論理 AND を表す。この場合 A, B がともに真ならば X も真、それ以外は偽である。
  • 0x12345678 & 0x0f0f0f0f のように1個であればビット AND を表す。この場合の結果は 0x02040608 である。

PHPでは、変数宣言記号($)の直前に記述することで、参照渡しを行うことができる。

BASIC 系列の言語では文字列の連結演算子として使用される。"foo" & "bar""foobar" を返す。また、主にマイクロソフト系では整数の十六進表記&h を用い、&h0F (十進で15)のように表現する。

SGMLXMLHTMLでは、アンパサンドを使ってSGML実体を参照する。


  1. ^ Glaister, Geoffrey Ashall (1960). Glossary of the Book. London: George Allen & Unwin. https://archive.org/details/glosaryofbook0000unse . 引用元: Caflisch, Max. “The ampersand”. Adobe Fonts. Adobe Systems. 2013年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月17日閲覧。
  2. ^ Nares, Robert (2011) [first published 1822]. A Glossary. Cambridge University Press. p. 1. ISBN 9781108035996. https://books.google.com/books?id=n9bfivi9ti4C&pg=PA1 2021年4月17日閲覧。 
  3. ^ a b The ampersand”. word-detective. 2008年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月17日閲覧。
  4. ^ What character was removed from the alphabet but is still used every day?”. The Hot Word. Dictionary.com (2011年9月2日). 2021年4月17日閲覧。
  5. ^ "ampersand". Oxford English Dictionary (3rd ed.). Oxford University Press. September 2005. (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。) (要購読契約)
  6. ^ この俗説の例は、 Jessie Bedford, Elizabeth Godfrey: English Children in the Olden Time, page 22. Methuen & co, 1907, p. 22; Harry Alfred Long: Personal and Family Names, page 98. Hamilton, Adams & co, 1883. などで見られる。
  7. ^ Jan Tschichold: "Formenwandlung der et-Zeichen."
  8. ^ Everson, Michael (1994年6月7日). “On the status of the Latin letter þorn and of its sorting order”. Evertype. 2021年4月18日閲覧。
  9. ^ The Dixie Primer, for the Little Folks”. Branson, Farrar & Co., Raleigh NC. 2021年4月18日閲覧。
  10. ^ Eliot, George. “Chapter XXI”. Adam Bede. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/files/507/507-h/507-h.htm#link2HCH0021 2021年4月18日閲覧。 
  11. ^ Ampersand”. The Online Etymological Dictionary. 2021年4月18日閲覧。
  12. ^ a b c d e A Visual Guide to the Ampersand (Infographic)”. Six Revisions. 2021年4月18日閲覧。
  13. ^ Cajori, Florian (1928). “Origin and meanings of the signs + and −”. A History of Mathematical Notations, Vol. 1. The Open Court Company, Publishers. https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.200372 


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